Metasequoia 4 リリースノート | CLIP STUDIO

Metasequoia 4 リリースノート

Version 4.3.4の修正内容(2014年12月25日公開)

Metasequoia 4 Ver.4.4.3 は、以前のバージョンに対して以下の修正内容等が加えられています。

【コマンド】

  • [UV操作]の[拡大]で選択状態に関わらずマウスに移動量に応じて一定の割合で拡大が行われるようになりました。
  • [UV操作]の[移動]で右クリックしたとき、常にマウスカーソルに最も近い位置のUV頂点へ吸着するようになりました。

【不具合修正】

  • [表示]オプション内の一部のメニューに割り当てたショートカットキーが動作しないことがある。
  • ファイルパスの設定方法が常に相対パスの場合に別のドライブにあるファイルをマッピング画像として指定できない。
  • [移動]で複数のオブジェクト内の頂点を選択して移動中に頂点を吸着させた後、アンドゥすると一部が復元されない。
  • [UV操作]の[自動展開]での再配置で展開範囲を小さく指定すると正しく再配置できない。
  • FBX出力時に特定の条件下でスムージンググループを出力すると異常終了する。
  • FBX出力での法線・ボーンについての他ソフトとの互換性が向上しました。
  • [頂点を平ら・でこぼこにする]を呼び出してダイアログが表示された直後にプレビュー表示が更新されない。
  • Pythonスクリプト内でオブジェクト・材質を削除したときに異常終了することがある。

Version 4.3.2の修正内容(2014年11月28日公開)

Metasequoia 4 Ver.4.3.2 は、以前のバージョンに対して以下の修正内容等が加えられています。

【コマンド】

  • [ウェイト]で色表示の範囲を設定できるようになりました。
  • [ボーン]で選択したボーンの分割、結合ができるようになりました。
  • [ボーン]でスキン設定を解除しなくてもリギング・スキニングのモードを切り替えできるようになりました。
  • [ボーン]でデュアルクオータニオンによる変形ができるようになりました。
  • [ボーン]でウェイトをボーンごとに色分け表示できるようになりました。
  • [ボーン]でウェイトのミラー複製、別オブジェクトへの転写、ファイル入出力ができるようになりました。

【パネル】

  • スクリプトエディタがPython構文ハイライトに再び対応しました。

【ファイル出力】

  • ボーン情報を含んだ状態で保存したときのmqxファイルのサイズが小さくなりました。
  • PMD出力などで四角形面の分割方向の精度が改善されました。

【不具合修正】

  • [UV操作]で対称編集がONのとき、ハンドルでの移動中に他のUV頂点を巻き込んでしまう。
  • [UV操作]で投げ縄や矩形で選択しても数値入力欄の値が更新されない。
  • [UV操作]の焼き込み時に複数のビューが表示されていると、展開図が表示されていないビューに対して焼き込みが行われる。
  • 材質パネルの[ファイルへ保存]で正しく読み込めないファイルが保存されることがある。
  • 材質パネルで複製や削除、テクスチャの設定などの後にテクスチャ画像が表示されなくなることがある。
  • レイトレーシングレンダリングで曲面とUV以外のマッピングが適用されたオブジェクトへのマッピングが崩れる。
  • ボーンでBVH向けテンプレートの右脚が中心から外れている。
  • SDKのGetEditOption()でSymmetryDistanceが正しく返されない。

Version 4.3.1の修正内容(2014年10月16日公開)

Metasequoia 4 Ver.4.3.1 は、以前のバージョンに対して以下の修正内容等が加えられています。

【本体】

  • 各機能での色の設定に16進数での入力が追加されました。
  • 数値・文字の入力欄でCtrl+Zで元に戻せるようになりました。

【環境設定】

  • [固定された頂点]の色を設定できるようになりました。

【メニュー】

  • [ファイルブラウザ]でオブジェクトの色が暗い場合、背景色が白で表示されるようになりました。
  • [面・頂点を固定]は[頂点を固定]に変更され、面を選択した状態でも頂点が固定されるようになりました

【コマンド】

  • [選択]の[接続面][拡張]で辺も選択できるようになりました。
  • [拡大][回転]で詳細設定から重心位置にハンドル中心を移動できるようになりました。
  • [マグネット]で複数のオブジェクト間の頂点を同時に移動できるようになりました。
  • [面張り]で三角形を生成したときに現在の材質ではなく隣り合う面の材質が適用されるようになりました。
  • [ローカル]で複数選択されたオブジェクトを一括操作できるようになりました。
  • [マッピング]のハンドルをクリックして数値入力できるようになりました。
  • [ウェイト]でウェイトの値に応じて辺・頂点を色表示できるようになりました。
  • [UV操作]の詳細設定に[UV対称の判定距離]が追加されました。
  • [ボーン]が追加されました。
  • [アーマチャー]の芯線を[ボーン]に転送できるようになりました。
  • [パス複製]で点ごとに複製物を配置するモードが追加されました。
  • 各コマンド内でのサブパネル上のボタンにもショートカット表示されるようになりました。

【パネル】

  • オブジェクトの設定でOpenSubdivの面境界・UV境界の補間方法を指定できるようになりました。
  • オブジェクト・材質パネルの[他]メニュー内の標準として登録の横のアイコンからパラメータを初期状態に戻せるようになりました。
  • 材質パネルの設定でマッピング画像の[参照]ボタンを右クリックすると初期表示されるフォルダを選択できるようになりました。
  • 視野パネルで回転中心・カメラ位置を数値入力できるようになりました。

【ファイル入出力】

  • ファイル読み込み中にキャンセルできるようになりました。
  • MQOファイル保存で小さい座標の出力精度が改善されました。
  • RIB出力でカメラ・テクスチャに対応しました。
  • PMDファイルの出力に対応しました。

【プレビュー】

  • メッシュの大きさが自動計算のとき、三面図上ではどの範囲でもメッシュ・目盛りが表示されるようになりました。

【Pythonスクリプト】

  • スクリプトの実行中にCtrl+Cキーを押すと強制停止できるようになりました。

【不具合修正】

  • 使用環境によってはビュー内の文字が荒く表示される。
  • コマンドパネルが非表示だと各コマンドへのショートカットキーが効かない。
  • [押し出し]で頂点のウェイトなどが押し出し先の面にコピーされない。
  • [UV操作]でグリッドがオブジェクトの前面に表示される。
  • [UV操作]で平面・円筒・球モード内の[詳細]を押してもウィンドウが表示されない。
  • [UV操作]で半透明の正確な奥行き表示がONのときに半透明テクスチャ上のUV展開図の表示が欠ける。
  • [UV操作]で展開図の一部表示がオブジェクトに重なって表示される。
  • [UV操作]で対称編集での移動中に他のUV頂点を巻き込んでしまう。
  • ビューヘッダの[表示]内の[半透明表示]や[レンダラー]下のサブメニューをツールパネルに登録しても動作しない。
  • プラグイン情報とともに保存された頂点のユニークIDが正しく復元されない。

Version 4.2.5の修正内容(2014年9月16日公開)

Metasequoia 4 Ver.4.2.5 は、以前のバージョンに対して以下の修正内容等が加えられています。

【ファイル入出力】

  • STLなどいくつかのファイル形式の読み込みで頂点・面数が多い場合の処理が高速化されました。

【不具合修正】

  • 面のないオブジェクトがある状態で[隣り合う面を合成]を実行するとエラー表示される。
  • [頂点を平ら・凸凹にする]で平らと凸凹の表記が逆になっている。
  • [エッジ]の追加で2つ以上の辺が同じ面を共有している場合に違う辺にエッジが追加されることがある。
  • [アーマチャー]の[ドラッグ中に追加]で追加された頂点がおかしな移動をする。
  • 光源設定でカラーライブラリから色を選択しても反映されない。
  • 多角形がある状態で旧バージョン向けの出力プラグインでファイル保存すると異常終了することがある。
  • 曲面タイプ1/2で三角形を含んでいると曲面ワイヤー表示がおかしくなる。
  • Direct3D 11表示でラインの表示幅を1より大きい値にしていると、視野のカメラ付近のライン表示がおかしくなることがある。

Version 4.2.4の修正内容(2014年7月30日公開)

Metasequoia 4 Ver.4.2.4 は、以前のバージョンに対して以下の修正内容等が加えられています。

【環境設定】

  • フォントの設定にOpenTypeフォントも指定できるようになりました。
  • 数値入力欄でCtrl+PageUp/Downを押すと表示小数桁数を増減できるようになりました。

【パネル】

  • ペイントパネル上のメニューに[元に戻す][やり直し]が追加され、メインウィンドウを呼び出さなくても元に戻す・やり直しができるようになりました。

【コマンド】

  • [パス複製]の[ラインを掃引]で閉曲線にしたときに終点~始点間も閉じた結果が得られるようになりました。
  • [パス複製]の[ラインを掃引]でライン数が多くても高速に処理されるようになりました。
  • [アーマチャー]内の各モードへのショートカットキーの編集ができるようになりました。
  • FBX出力で設定した形式・バージョンが次回出力時に反映されるようになりました。
  • 編集モードのカスタマイズでウィジェットごとのセルの列数を指定できるようになりました。
  • 編集モードのカスタマイズでファイルのインポート・エクスポートができるようになりました。

【不具合修正】

  • Direct3D 10対応のGPUでレンダラーにDirect3D 11を選択するとエラー表示される。
  • 使用環境によっては[半透明 > 奥行きを正確に表示]をONにしても正確な半透明表示がされない。
  • [ラインに囲まれた箇所に面を張る]でフリーズすることがある。
  • 右上以外のビューを最大化した状態で編集モードを切り替えるとビューの表示がおかしくなる。
  • セカンドビューへの視点パネル上での操作が動作しない。
  • 編集モードのカスタマイズでX方向の余白など一部の項目が値を入力しても反映されない。
  • [UV操作]で表示[前]オプションがONのときにUVの流れが逆向きのUV面が表示されない。
  • [アーマチャー]で複数のオブジェクトに対して作成したデータを保存して再度読み込むと、一番最初のオブジェクトにしかアーマチャーが反映されない。
  • COLLADA(.dae)入力でファイルサイズが大きい場合に正常に読み込めないことがある。
  • ファイルインポート時に三面図の表示が稀におかしくなることがある。
  • キーを押したときにキー割り当てと関係ないファイルメニューが表示されることがある。
  • [レンダリング]のレイトレーシングで一番端にある平面が欠けることがある。
  • [押し出し]などいくつかのコマンドで[現物]オプションが効かない。
  • FBX出力で法線方向がおかしい。

Version 4.2.2の修正内容(2014年6月16日公開)

Metasequoia 4 Ver.4.2.2 は、以前のバージョンに対して以下の修正内容等が加えられています。

【本体】

  • 編集モードがカスタマイズできるようになりました。
  • 編集オプションの[グリッド]は[スナップ]に変更され、グリッド以外に平面・頂点・辺・面への吸着ができるようになりました。
  • ビューヘッダのタイトル部メニュー内に[キャプチャして保存]が追加されました。
  • ビューヘッダの[表示]内に[半透明 - 奥行きを正確に表示]が追加されました。(Direct3D 11のみ利用可)

【環境設定】

  • タブレットPC・タッチモニター向けのタッチ・ペンの設定が追加されました。

【パネル】

  • オブジェクトパネルの設定でOpenSubdiv向けに[スムーズ三角形]が追加されました。
  • 材質パネルの設定で[自己照明][反射光][環境光]にRGB色を指定できるようになりました。

【メニュー】

  • [ファイルブラウザ]が追加されました。
  • [平坦化]が追加されました。

【コマンド】

  • [回転]の詳細設定でハンドルの向きを数値指定できるようになりました。
  • [面の生成]に[常に面にスナップ]が追加され、この設定と[スナップ]オプションに対応した位置に点を配置できるようになりました。
  • [押出]と[面を押し出す]メニューの通常モードでインセット処理ができるようになりました。
  • [基本図形][穴埋め][ナイフ - 穴あけ/連続切断/連続消去][メタボール - 回転・削除・複製・詳細設定]が対称編集に対応しました。(ただしナイフでは中心をまたぐ面は処理できない)
  • [格子]でハンドル上でクリックして数値入力ができるようになりました。
  • [メタボール]の各操作でハンドルが使用できるようになりました。
  • [メタボール][マッピング]の詳細設定は別のダイアログを開かずにオプションダイアログを拡張して表示されるようになりました。
  • [メタボール]がポリゴン化前でもスムージング表示されるようになりました。
  • [メタボール]の表示がマルチコアCPU上で高速化されました。
  • [UV操作]の[拡大][回転]モードで数値入力で拡大・回転できるようになりました。
  • [アーマチャー]に[複製]が追加されました。
  • [パス複製]に[ラインの掃引]が追加されました。

【ファイル入出力】

  • 3DS/FBX/DAE入出力で自己照明・反射光・環境光がRGBカラーに対応しました
  • FBX入出力でOpenSubdivのウェイト情報に対応しました。
  • FBX出力でファイルバージョンを選択できるようになりました。
  • three.js出力が追加されました。

【Pythonスクリプト】

  • Pythonのバージョンが3.3.5に変更されました。

【不具合修正】

  • 本体
    • ・稀に多角形の法線方向が逆向きになるケースがある。
    • ・ヘルプの検索で記載された項目が引っかからないことがある。
  • 環境設定
    • ・Direct3Dのアンチエイリアスの設定切り替えが再起動しないと反映されない。
  • パネル
    • ・オブジェクトパネルで子オブジェクトの折り畳み表示状態を切り替えた時にスクロール位置が保持されない。
    • ・ペイントパネル上で32bitテクスチャのαプレーンにブラシで描画するとおかしな矩形が残る。
  • メニュー
    • ・[選択部に視点をフィット]したときに回転中心が更新されない。
    • ・[近接する頂点をくっつける]で同じ頂点を共有する面が生成されることがある。
    • ・[プラグインについて]でファイル入出力プラグインのチェックを外しても再起動すると元に戻る。
    • ・[文字列の作成]で作成された面に材質が割り当てられていない。
    • ・[ペイントパネル]など一部のメニューのショートカットキーが動作しない。
  • コマンド
    • ・[回転]の数値入力がパネル上とハンドルクリック時で正負が逆になっている。
    • ・[べベル]で丸めをつけたときに同じ位置に別々の頂点として分離して生成される。
    • ・[格子]の[選択フィット]で回転角がついているときに正しいサイズでフィットされない。
    • ・[ナイフ]の[穴あけ]でエラーが発生したり処理が終わらないことがある。 
  • プレビュー表示
    • ・Direct3D 11表示で辺の選択が全解除されたときに表示が更新されない。
  • Pythonスクリプト
    • ・MQMaterialへのsetColorにMQColor型をセットできない。

Version 4.1.3の修正内容(2014年5月14日公開)

Metasequoia 4 Ver.4.1.3 は、以前のバージョンに対して以下の修正内容等が加えられています。

【本体】

  • 平行投影から透視投影切り替え時にズーム・カメラ距離がそのまま維持されるようになりました。

【パネル】

  • 視野パネルの表示状態が次回起動時に再現されるようになりました。
  • 視野パネルで平行投影のビューにカメラ距離を設定できるようになりました。
  • スクリプトエディタでアンドゥ・リドゥが複数回できるようになりました。

【不具合修正】

  • メニュー
    • ・[DOGA-Lシリーズへの出力]時に多角形があると異常終了する。
  • プレビュー表示
    • ・環境設定で[面を囲む辺の色を変える]がOFFの場合にDirect3D 11表示でエラーが起こることがある。

Version 4.1.2の修正内容(2014年3月27日公開)

Metasequoia 4 Ver.4.1.2 は、以前のバージョンに対して以下の修正内容等が加えられています。

【本体】

  • Windows 8/8.1でタブレットPCのペン・タッチ入力に対応。
  • メニューは他のウィンドウより手前の最前面に表示されるようになりました。
  • ヘルプのコマンド同期時にプラグインコマンド(アーマチャー・パス複製)のヘルプが表示されるようになりました。

【環境設定】

  • [言語]を変更するときに指定言語向けのデフォルトフォントへの切り替えができるようになりました。
  • [UIのサイズ]にカスタムが追加され、細かいサイズ調整ができるようになりました。
  • [自動DPI調整]が追加され、Windows・モニタの設定によって自動的にUIサイズを調整できるようになりました。
  • [編集中に数値を表示][ハンドル上で数値を入力]が追加され、ハンドルでの操作時の数値表示・入力を無効化できるようになりました。

【メニュー】

  • [名前を付けて保存]時に既にファイルが読み込まれていればそのファイルが初期値としてセットされるようになりました。

【コマンド】

  • [選択]の[連続辺]がより直観的に正しい方向へ選択されるようになりました。
  • [ローカル]で面をクリックするとそのオブジェクトがカレントに切り替わるようになりました。
  • [エッジ]の[分割]でラインに対して行ったとき、三角形を生成せずラインが2分割されるようになりました。
  • [頂点カラー]の[テクスチャへ変換]で選択したオブジェクト・面・材質のみの出力ができるようになりました。

【ファイル入出力】

  • 頂点カラー・ウェイト情報がある状態でのmqoファイルの保存が高速化されました。
  • V4/V5形式のBMPファイルのうちの一部について読み込みができるようになりました。

【Pythonスクリプト】

  • 頂点の曲面ウェイトのプロパティ、言語・リソースの取得、設定の読み書き用の関数が追加されました。

【不具合修正】

  • 本体
    • ・セカンダリモニターに配置しているときにメニューの表示位置がおかしくなることがある。
  • コマンド
    • ・[エッジ]の[追加]で同じ位置に別のオブジェクトの頂点があるときにそこにエッジを追加できないことがある。
    • ・[範囲]でカメラの後ろ側にあるものが選択されてしまう。
    • ・[ローカル]の移動・回転・拡大に割り当てたショートカットキーが正しく動作しない。
    • ・[マグネット]で固定された頂点があると対称編集時におかしな位置に移動してしまう。
    • ・[頂点カラー]の[陰影を頂点カラー化][遮蔽計算]のアンドゥ時に頂点カラーのON/OFFが戻らない。
    • ・[UV操作]のメニューに右クリックでショートカットキーを登録するときに初期状態でメニューの項目がアクティブになっていない。
    • ・[UV操作]でメニューを使用しない設定でコマンドが非アクティブなときにもメニュー向けのショートカットキーが動作してしまう。
  • メニュー
    • ・[レンダリング]のレイトレーシングでスムージングを適用しないオブジェクトにもスムージングがかかる。
    • ・[近接する頂点をくっつける]で不要な辺が残ることがある。
    • ・[環境設定]でヘルプが表示できない。
    • ・[テクスチャ立体化]で相対パスになっているテクスチャが立体化されない。
    • ・[ブーリアン]でVer4.0では問題なかったデータでおかしな結果になる場合がある。
    • ・[近接する頂点をくっつける]で稀に異常終了することがある。
    • ・[レンダリング]のレイトレーシングで法線マップの処理がおかしい。
  • プレビュー表示
    • ・DirectX11/OpenGLで[半透明]をオフにしても不透明度や透明マッピングによる半透明表示が行われる。
  • ファイル入出力
    • ・パスに日本語を含んでいるとFBXの入力・出力に失敗する。
  • SDK
    • ・バンク角が設定された状態でGet/SetGlobalDirectionalLightDirectionが誤った方向を返す。
    • ・SDKからカレントオブジェクト変更時に[移動]コマンドなどのローカル座標方向のハンドルの向きが切り替わらない。

Version 4.1.0の修正内容(2014年2月6日公開)

Metasequoia 4 Ver.4.1.0 は、以前のバージョンに対して以下の修正内容等が加えられています。

【本体】

  • 文字入力欄での右クリックメニューでコピー・ペーストなどができるようになりました。
  • ビューの表示メニューに[裏面を強調表示][開いた辺を強調表示]が追加されました。
  • 前回終了時の透視・平行投影を次回起動時にも適用されるようになりました。
  • X/Y/Z・点/辺/面のボタンのトグルを右クリックメニューからもできるようになりました。
  • レイトレーシングレンダリングや遮蔽計算などいくつかの処理が高速化されました。
  • 不明な拡張子のファイルの読み込みが指示された場合、mqoファイルとして読み込みを試みるようになりました。

【パネル】

  • 視点パネル上で変更対象のビューを切り替えられるようになりました。

【メニュー】

  • [レンダリング]のスキャンラインレンダラーも凸凹マップ表示に対応しました。
  • [三角形を四角形化][厚みを付ける][ボクセロイド][テクスチャ立体化][面の向きを色表示]が追加されました。
  • [頂点数を減らす]に高速削減アルゴリズムが追加されました。
  • [ブーリアン]で完全に内包・独立した形状に対して差・積処理を正しくできるようになりました。

【コマンド】

  • [べベル]で編集オプションの[範][縄]がONのときに頂点も選択できるようになりました。
  • [エッジ]の[交換]で4角以上の面が共有する辺も時計回りに交換できるようになりました。
  • [ナイフ]に直線または矩形を境界として別のオブジェクトに分離する[切断]が追加されました。
  • [頂点カラー]に[テクスチャから変換][テクスチャへ変換]が追加されました。
  • アーマチャー
    • ・制御点間に新しい点を挿入できるようになりました。
    • ・[ドラッグ中に追加]オプションによってドラッグした軌跡に沿って点を連続して追加できるようになりました。
    • ・制御点間の中間にある分岐でない制御点のみを削除できるようになりました。
    • ・[ねじれ]で面の流れを調整できるようになりました。
    • ・Shiftキーや編集オプション[範][縄]で複数の制御点を選択し、一括で移動できるようになりました。
    • ・複数選択された制御点を[回転]できるようになりました。
    • ・オブジェクトごとに別々のアーマチャーを管理できるようになりました
  • [UV操作]のメニュー等にもショートカットキーを割り当てできるようになりました。
  • [パス複製]が追加されました。

【Pythonスクリプト】

  • Pythonのバージョンが3.3.3に変更されました。標準出力がログに表示されるようになり、print()が普通に使用できるようになりました。
  • 編集中のスクリプトが置かれたフォルダに対してimportできるようになりました。
  • ダイアログ・ボタン等を構成するウィジェットを作成できるようになりました。
  • エラー時のメッセージ表示がより詳細になりました。

【不具合修正】

  • 本体
    • ・外部で画像ファイルが更新されたときにテクスチャ表示が自動更新されない。
    • ・数千角以上の多角形があると異常終了することがある。
    • ・DirectX11表示で透明マップのみを適用したときに表示に反映されない。
    • ・DirectX11表示でバンプマップの表示がおかしい。
    • ・頂点カラーとウェイト情報の両方があるときに[コピー]すると異常終了する。
    • ・WindowsXPでカレントディレクトリにあるマッピング画像を指定したときにパスがおかしくなる。
  • メニュー
    • ・[レンダリング]のレイトレーシングで法線マップの処理がおかしい。
    • ・[レンダリング]のレイトレーシングで片面のオブジェクトの後ろ側に影がつかない。
  • コマンド
    • ・[UV操作]のOKボタンを押しても表示が即座に更新されない。
    • ・[UV操作]のマグネットが多角形に対して正しく動作しない。
  • パネル
    • ・オブジェクト・材質パネルのスクロールの挙動がおかしくなることがある。
    • ・オブジェクトパネルで表示・ロックアイコンをAltキー+クリックしたときにオブジェクトが選択されてしまう。
    • ・材質パネルでカラーライブラリから色を選択しても球体プレビューに反映されない。
    • ・材質パネルの設定で鏡面反射・屈折率を変更したときプレビュー球体のライティングがおかしくなる。
    • ・αチャネル付画像をテクスチャに読み込んでペイントパネルでαチャネルを編集すると異常終了する。
    • ・ペイントパネル上の画像外で右クリックすると異常終了する。
    • ・画面解像度を変更後に起動したとき、操作パネルが画面外に出てしまうことがある。
  • プラグイン
    • ・旧バージョン用の一部のImport/Exportプラグインを実行すると異常終了することがある。
  • Pythonスクリプト
    • ・messageBox/printlnで文字化けする。
  • SDK
    • ・Get/SetGlobalDirectionalLightDirectionが誤った方向を返す。
    • ・OnUpdateObjectListなどのイベント内でRedrawScene/RedrawAllSceneを呼び出しても表示が更新されない。
    • ・MQSpinBox/MQDoubleSpinBoxへのSetFocusが動作しない。

Version 4.0.3の修正内容(2013年11月21日公開)

Metasequoia 4 Ver.4.0.3 は、以前のバージョンに対して以下の修正内容等が加えられています。

【本体】

  • Altキーを押した後に十字キーでメニューを選択できるようになりました。

【コマンド】

  • [移動][マグネット]でハンドル上でクリックして数値入力するときに単位も入力できるようになりました。
  • [ローカル]でハンドル上でクリックして数値入力ができるようになりました。・[削除][反転][材質]で接続した面を一括で処理できるようになりました。
  • [押出]を実行後に頂点・辺の選択が解除され、作成された面のみが選択されるようになりました。
  • [エッジ]の[分割]に三角形分割オプションが追加されました。
  • [アーマチャー]の[移動]モード時に制御点をクリック後、ハンドルで操作できるようになりました。
  • [UV操作]コマンド内のボタンもツールパネルに登録できるようになりました。・[UV操作]の詳細設定でUV操作内の各命令をメニューとサブパネル内のどっちを使用するかを指定できるようになりました。

【メニュー】

  • [角を丸める]で数値を入力したときに即座にプレビューに反映されるようになりました。

【プレビュー表示】

  • Catmull-Clark/OpenSubdiv曲面では頂点カラーを補間して表示するようになりました。

【不具合修正】

  • [レンダリング]で両面指定の材質の裏面が描画されない。
  • ペイントパネルで右クリックしたときの色の取得で赤と青が逆になる。
  • ペイントパネルを開いたときにブラシ、パレットがONになっていてもそのウィンドウが開かない。
  • ツールパネルでボタンの名前を編集した後にボタンが動作しなくなってしまうことがある。
  • ツールパネルのサイズやドッキング状態が次回起動時に復元されない。
  • LWOファイルを読み込んだ時にテクスチャを含んでいると異常終了する。
  • SDK
    • ・MQStationPlugin::Exitで設定を書き込んでも反映されない。
    • ・MQCommandPlugin::GetResourceCursorで正しいハンドルが返されない。
    • ・MQDialog::Message系関数で正しい戻り値が返されない。
    • ・ローカル座標を変更したときに各コマンドのハンドルの向きに反映されない。

【Pythonスクリプト】

  • UV選択周りの関数が動作しない。