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[3]3Dオブジェクトのアタッチ

提供者 : セルシス    更新日 : 2015/06/30   
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(1)CLIP STUDIO ACTIONを起動します。


(2)上部メニュー[ファイル]から[読み込み]→[モデル]を選択して、[2]にて作成した「 sample_camera.c2fc」とサンプルデータ「sample_clip_he.c2fc」をタイムラインに読み込みます。


POINT

モーション付き3Dオブジェクト用のキャラクターモーションを作成する場合は、特徴点が設定済みである[本講座サンプルデータ]「sample_clip_he.c2fc」を使用することをお勧めいたします。

sample_clip_he.c2fc



(3)[ステージビュー]に「sample_clip_he.c2fc」と「 sample_camera.c2fc」が表示されます。
「sample_clip_he」トラックをクリックして選択状態にします。


(4)トラック「sample_clip_he」が選択状態となっていることを確認した上で、[アタッチ設定]内の[アタッチする]にチェックを入れます。[3Dオブジェクト]と[アタッチ先]を変更することが可能ですが、今回はそのままにしておきます。


(5)[アタッチ設定]内の[基準点][位置][向き]を下図のように変更します。


POINT 基準点

■基準点の変更
アタッチされた3Dオブジェクトの基準となる位置を、アタッチ先のボーン内(下図の青線上)で調整することができます。
[基準点]は[移動]と異なりは、アタッチするボーンの長さに対しての割合で3Dオブジェクトを配置することができるので、体格が異なるキャラクターでもアタッチ位置を共有することが可能になります。

・[アタッチ先]「右肘-手首」 [基準点]「0.00」の場合


・[アタッチ先]「右肘-手首」 [基準点]「0.50」の場合


・[アタッチ先]「右肘-手首」 [基準点]「1.00」の場合


■基準点とアタッチされる3Dキャラクターの個体差

アタッチされた3Dオブジェクトの移動には[基準点]と[位置X][位置Y][位置Z]を使用することができますが、[基準点]はアタッチするボーンの長さに対しての割合で3Dオブジェクトを移動させることができるので、まず、[基準点]の値を設定した後、[位置X][位置Y][位置Z]を調整します。
見た目のアタッチ状態が同じでも、基準点の値が違うと体型(ボーンの長さ)が異なる3Dキャラクターにアタッチ設定を適用した際に異なるアタッチ状態となります。






(6)アタッチされたカメラに合わせて、右手の指のポーズを下図のように調整していきます。


(7)カレントフレームが「0」フレームであることを確認した上で、[カレントフレームにキーフレームを追加] ボタンをクリックしてキーフレームを作成します。


コメント
めいりん43 2014/06/19 05:51
なるほど
翠河 2014/03/31 19:26
勉強になります