5.「水彩っぽさ」の表現と陰影の描き込み

提供者 : セルシス    更新日 : 2015/06/30   
閲覧数 : 41486回 総合評価 : 5件

[水彩]ツールでにじみを作り、水彩っぽさを出します。さらに影、ハイライトなどを入れ、人物を描き込んでいきます。

(1)にじみを作ります。まず、はみ出すように「オリジナル水彩ブラシ」を使い同じ色で線を引きます。そのあと、少し濃い色で場所をずらして線を引きます。最後に白で形を調整して、にじみの完成です。

(2)真ん中を白くすることでも水彩っぽさが出ます。

(3)わざとはみ出したように見せるのも、水彩っぽさを出すコツです。

(4)これら3パターンを組み合わせて水彩っぽさを出していきます。あまりやりすぎると画面が汚くなるので、全体のバランスを見ながら効果を加えましょう。

(5)影を作成します。新規にレイヤーを作成し合成モードを[乗算]に設定します。

(6)顔がはっきりするように、顔の周辺に影を付けます。

(7)髪の毛は、[ツールスタイル]パレットで[鉛筆]ツールの不透明度を下げて塗ったあと、[消しゴム]ツールで髪の流れに合わせて線を入れます。

(8)影が入れ終わりました。

(9)瞳を描き入れます。[鉛筆]ツールで線を太くしたり細くしたりを繰り返し、細かく描き込みます。

(10)全体のバランスを考えたときに瞳の色が薄かったので、[焼き込み]ツールで瞳の色を濃くしました。続いてハイライトを入れます(髪の上)

(11)人物のふちに近い部分にハイライトを多く入れ、光が差しているように効果を加えます。

コメント
コメントはありません