過去のお知らせ
過去のお知らせ一覧CLIP STUDIO PAINT EX/PRO 先行プレビュー版 Ver.1.2.2公開のお知らせ
CLIP STUDIO PAINT EX/PRO先行プレビュー版(Ver.1.2.2)を公開いたしました。
PAINT EX/PROのユーザーさまは、次期リリースに搭載予定の機能を一足早くお試しいただけます。製品版のシリアルナンバーをお持ちでない方も、試用登録を行うと体験版として30日間すべての機能をご利用いただけます。※
また、CLIP STUDIOドットネットに掲載しているCLIP STUDIO PAINT EX/PRO 機能一覧と各機能の搭載予定時期も更新いたしました。こちらもあわせてご覧ください。
※すでに他のバージョンの体験版を試用登録している方は試用登録できません。
基本表現色の仕様変更について
本先行プレビュー版では基本表現色の仕様を変更し、新たにモノクロなど下記の描画色の設定が行えるようになりました。そのため、本先行プレビュー版において、以前のバージョンにない描画色の設定を行ったlipファイルは、Ver.1.2.1※以前のバージョンと一部レイヤーの互換性がありません。以前のバージョンにない描画色の設定を行ったlipファイルを、Ver1.2.1以前のCLIP STUDIO PAINTで開いた場合、正しく表示されない場合があります。
Ver.1.2.1以前のバージョンで作成したlipファイルを本先行プレビュー版でご使用の場合、元のファイルをコピーしてからご使用ください。また、以前のバージョンにない描画色の設定を行ったlipファイルは、Ver.1.2.1以前のCLIP STUDIO PAINTで編集、保存しないでください。
基本表現色 | 描画色の設定 | 以前のバージョンで開いた場合 |
モノクロ | 黒と白 | 正しく表示されます。 |
黒と透明 | 正しく表示されます。 | |
白と透明 | 白で描画した部分が黒で表示されます。 | |
グレー | 黒から白 | 正しく表示されます。 |
黒から透明 | 正しく表示されます。 | |
白から透明 | 白で描画した部分が黒で表示されます。 | |
カラー | - | 正しく表示されます。 |
※Ver.1.2.1はパッケージ版用のアップデートであり、アップデータとしてWebには公開されていません。
先行プレビュー版について
先行プレビュー版は次期バージョンで搭載予定の機能を、正式リリースの前にいち早くおためしいただくためのバージョンです。テストは実施しておりますが、製品版ではありません。
- 先行プレビュー版は使用期間があらかじめ定められており、次バージョンの製品版リリース後はご使用いただけなくなります。次の製品版は4月中旬公開を予定しております。
- 先行プレビュー版は製品版のCLIP STUDIO PAINT EX/PROとは別のアプリケーションとしてPCにインストールされます。素材は製品版と共有されます。別途、素材のインストールを行う必要はありません。
- 素材以外の環境設定、ショートカット設定、ツール設定などの各種設定は、製品版と先行プレビュー版では共有、移行はできません。個別に設定をお願いいたします。
- 先行プレビュー版に搭載された機能がそのまますべて次のバージョンに搭載されることをお約束するものではございません。
- 先行プレビュー版に搭載されていない機能でも製品版には搭載される機能もございます。
上記の内容をご了承いただいた上でご試用いただき、ご意見やご要望をお寄せいただけますと幸いです。
ご試用方法
PAINT PROのシリアルナンバーをお持ちの方 (シリアルナンバーの冒頭の6文字が「SP1HJP」)
【上位グレードのEXの機能をお試しいただく場合】
先行プレビュー版のインストール後、初回起動時にライセンス登録画面で「体験版の試用登録を行う」をクリックしてください。そのあとは画面の指示に従ってください。
アプリケーションの毎起動時に、PAINT EXまたはPROとして起動するか選択できます。
【PROの機能をお試しいただく場合】
先行プレビュー版のインストール後、初回起動時にお持ちのシリアルナンバーを入力し、ライセンス登録を行ってください。
PAINT EXのシリアルナンバーをお持ちの方 (シリアルナンバーの冒頭の6文字が「SP1HJE」)
先行プレビュー版のインストール後、初回起動時にお持ちのシリアルナンバーを入力し、ライセンス登録を行ってください。
体験版としてご利用の方
先行プレビュー版のインストール後、初回起動時にライセンス登録画面で「体験版の試用登録を行う」をクリックしてください。そのあとは画面の指示に従ってください。
アプリケーションの毎起動時に、PAINT EXまたはPROとして起動するか選択できます。
主な更新内容
主な更新内容は下記の通りです。その他の修正項目は、リリースノートをご覧ください。
基本表現色の仕様を変更し、モノクロの設定ができるようになりました
基本表現色をモノクロにした場合、描画色を「黒と白」、「黒と透明」、「白と透明」に設定できます。また、グレーの場合は「黒から白」、「黒から透明」、「白から透明」に設定できます。表現色がモノクロ、グレーの場合はトーン(網点)の基本線数を指定できます。
また、レイヤーの変換時に、[レイヤーの変換]ダイアログでコマ枠フォルダー、フキダシレイヤー、テキストレイヤーの表現色を変更できます。
コマンドバーをより詳細にカスタマイズできるようになりました
コマンドバーのアイコンを階層化したり、アイコンを変更するなど、より詳細にカスタマイズできます。
画像の拡大縮小時にアンチエイリアスの有無を設定できます
[画像解像度を変更]メニューに[補間方法]の項目が追加され、画像を拡縮するときにアンチエイリアスの有無を設定できるようになりました。
オブジェクトや制御点を複数選択できるようになりました
[Shift]キーを押しながら、連続してクリックするとフキダシ、コマ枠、定規の制御点を複数選択できます。同様にフキダシ、定規などのオブジェクトも複数選択できます。
下記のフィルターが追加されました
- 放射ぼかし
- 移動ぼかし
- アンシャープマスク
元画像 |
|
放射ぼかし |
移動ぼかし |
画像を同心円状に平均化して滑らかに変換するフィルター | 画像の境界線やくっきりした領域を一定方向に平均化して滑らかな画像に変換するフィルター |
アンシャープマスク
画像などの色の境目のコントラストを強くして画像を鮮明にするフィルター
[オブジェクト]サブツールのメニュー表示
[オブジェクト]サブツールを使用中にキャンバスを右クリックするとメニューが表示されます。
[図形]ツールに多角形が追加されました
また、[長方形]、[多角形]のツールプロパティパレットに[角の丸さ]が追加され、角の丸さを設定できます。
[線修正]のサブツールとして下記のツールが追加されました
[ベクター線描き直し] ベクター線の一部をドラッグすることで線を変形できます。
[ベクター線幅描き直し] ベクター線の上をなぞるようにドラッッグすることで線幅を変更できます。
「袋とじ」、「見開き」印刷に対応しました【EXのみ】
印刷設定の[出力サイズ]で袋とじ、見開きの印刷を設定できます。