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メッシュ変形【PRO/EX】

選択範囲に対して格子で分割したガイド線やハンドルを作成し、それらをドラッグして画像の部分ごとに変形ができます。


 

[メッシュ変形]に対応しているレイヤーは、ラスターレイヤー・ベクターレイヤー・レイヤーマスク・選択範囲レイヤーです。

 

1[レイヤー]パレットで、変形したいレイヤーを選択します。

500_menu_0266.jpg

 

 

·複数のレイヤーを選択した場合は、複数のレイヤーに対して変形を行えます。

·レイヤーマスクだけを変形したい場合は、レイヤーとレイヤーマスクのリンクを解除する必要があります。詳しくはマスクをレイヤーにリンクを参照してください。

 

2選択ツールを使用して、選択範囲を作成します。

500_menu_0267.jpg

 

 

選択範囲を作成しない場合は、レイヤーの描画されている範囲が変形の対象となります。

 

3[編集]メニュー→[変形]→[メッシュ変形]を選択します。

4[ツールプロパティ]パレットで、格子点(ハンドル)の数を設定します。

500_menu_0268.jpg

 

 

格子点は最大で10個まで設定できます。

 

5画像の選択範囲部分に、設定した数だけ格子が表示されます。ガイド線やハンドルをドラッグして変形します。

500_menu_0269.jpg

 

 

[Shift]キーを押しながらハンドルをドラッグすると、水平・垂直・斜め45°にハンドルが移動します。

 

6ガイド線の下にあるランチャーの[確定]をクリックすると、変形が確定します。

500_menu_2062.jpg

 

 

·ガイド線の内側で、ハンドル以外の部分をダブルクリックしても、変形が確定します。

·[Enter]キーを押した場合も、変形が確定します。

·変形が確定する前に[Esc]キーを押すと、変形を取り消せます。

·ガイド線の下にランチャーが表示されていない場合は、[表示]メニュー→[変形ランチャー]を選択すると、ランチャーを表示できます。

 

ツールプロパティパレットの設定項目

[メッシュ変形]を使用して変形しているときの[ツールプロパティ]パレットの設定項目です。

500_menu_0270.jpg

 

 

変形の操作をオートアクションに記録している場合は、[オートアクション設定]が、[ツールプロパティ]パレットに表示されます。設定項目の詳細は、『CLIP STUDIO PAINTツール設定ガイド』の『変形設定』の説明を参照してください。

 

変形リセット

編集中の画像を、変形前の状態に戻します。

左右反転

中心点を基点に、画像が左右反転します。

上下反転

中心点を基点に、画像が上下反転します。

確定

変形操作を確定します。

キャンセル

変形操作を取り消します。

回転の中心

画像を変形させる場合の中心点を設定します。

[中央]・[左上]・[右上]・[右下]・[左下]・[上]・[左]・[右]・[下]・[自由位置]から選択できます。

ベクターの太さを変更

オンにすると、ベクターレイヤーで拡大・縮小するときに、変形に合わせて線の太さが変わります。

元画像を残す

オンにすると、元の画像を残したまま、移動や変形ができます。

横格子点数

横軸の格子点の数を設定します。

縦格子点数

縦軸の格子点の数を設定します。

補間方法

隣のピクセルとの、色の混合について設定します。

滑らか(オーバーサンプリング法)

変形後の1ピクセルを複数に分割し、それぞれに対して、変形前のピクセルの色の平均値を反映します。輪郭が滑らかになりますが、処理に時間がかかる場合があります。

ハードな輪郭(ニアレストネイバー法)

色の境界部分の輪郭が、隣のピクセルの色と混ざり、滑らかになります。ただし、変形する内容によっては、輪郭の周囲に白いノイズが発生する場合があります。

 

 

 

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