書き出し

ポーズ・モーション・BVH形式のモーション・ムービー・Unityのプロジェクトを書き出せます。

 

ポーズ

3Dキャラクター素材のポーズを、ポーズファイル(拡張子:pep)として書き出します。


 

書き出したポーズファイルは、CLIP STUDIO PAINTやCLIP STUDIO COORDINATEで読み込めます。

 

 

モーション

[タイムライン]ビューで選択している、[モデルトラック]のモーションを、CLIP STUDIO ACTION モーションファイル形式(拡張子:cmt)として書き出します。[タイムライン]ビューでカメラワークトラックを選択している場合は、CLIP STUDIO ACTION カメラモーションファイル形式(拡張子:cmtc)で書き出します。


 

・ 書き出したモーションファイルは、CLIP STUDIO COORDINATEに読み込めます。

・ [タイムライン]ビューでカメラワークトラックを選択している場合は、CLIP STUDIO ACTION カメラモーションファイル形式(拡張子:cmtc)を書き出します。

 

 

BVH(汎用形式)

[タイムライン]ビューで選択している、[モデルトラック]のモーションを、BVH形式のモーションファイルとして書き出します。

メニュー項目を選択すると、[BVH書き出し設定]ダイアログが開きます。ダイアログで、初期状態のモデルのポーズを設定できます。


 

BVH形式で書き出した場合は、手や足先につけたモーションは書き出されません。

BVH書き出し設定ダイアログ
090_menu_0035.jpg

 

① Tポーズを基準にする

オフにすると、腕を下ろしたポーズを基準に、パラメータが計算されます。

オンにすると、Tポーズの状態を基準に、パラメータが計算されます。


 

パラメータの計算方法は、モーションを読み込むアプリケーションによって異なります。読み込んだモーションが正しく表示されないときに、[Tポーズを基準にする]の設定を変更することによって、改善される場合があります。

 

 

BVH(すべてのノード情報)

3Dキャラクター素材のノード情報を、すべて書き出します。モーションを再生するアプリケーションによっては、再現性の高いモーションが書き出せます。

メニュー項目を選択すると、[BVH書き出し設定]ダイアログが開きます。ダイアログで、回転値の処理方法や、スケールなどを設定できます。


 

BVH形式で書き出した場合は、手や足先につけたモーションは書き出されません。

 

BVH書き出し設定ダイアログ
090_menu_0026.jpg

 

① 回転の処理方法

モデルが回転したときの、回転の数値の処理方法を設定できます。[プリローテーションを使用する]・[回転していない状態を基準にする]・[そのままの回転値を使用]から、設定を選択できます。


 

モーションを読み込むアプリケーションによっては、初期設定ポーズの状態で回転の数値が設定されている場合があります。このため、モーションを読み込んだときに、ポーズが正しく表示されない場合があります。[回転の処理方法]の設定を変更することによって、改善される場合があります。

 

② スケール

モーションを書き出すときの、値の拡大・縮小率を設定できます。

 

ムービー

選択中の[モデルトラック]のモーションを、動画ファイルに書き出します。

[メインステージ]ビューに表示されている内容が、モーションとして書き出されます。

090_menu_0019.jpg

 

 

・ [タイムライン]ビューにあるカメラワークトラックの[トラックアイコン]で、ムービー書き出し時に、カメラワークを適用するか・適用しないかを切り替えられます。

・ [タイムライン]ビューにあるオーディオトラックのスピーカーのアイコンで、ムービー書き出し時に、オーディオを書き出すか・書き出さないかを切り替えられます。

・ [カメラ]メニュー→[出力サイズ設定]で、[メインステージ]ビューの幅・高さ、クロップを設定できます。設定方法の詳細は、出力サイズ設定を参照してください。

・ [ムービートラック]がある場合は、[ムービートラック]とモーションの動画が合成されて書き出されます。

・ [オーディオトラック]がある場合は、音声データも書き出されます。

 

Mac OS Xをお使いの場合

選択中の[モデルトラック]のモーションを、動画ファイル(QuickTime形式)に書き出します。

Windowsをお使いの場合

選択中の[モデルトラック]のモーションを、動画ファイル(拡張子:avi)に書き出します。

[ファイル]メニュー→[書き出し]→[ムービー]を選択すると、ビデオ・オーディオの圧縮に関するダイアログが開きます。ダイアログで動画・音声圧縮の設定を行い、動画を書き出します。


 

・ 圧縮プログラムの種類は、ご使用の環境にインストールされているもののみ表示されます。

・ 圧縮プログラムの使用方法については、各圧縮プログラムのヘルプを参照してください。

・ [タイムライン]ビューでオフに設定している[オーディオトラック]は書き出されません。

 

 

シーンコンポーネント(Unity) ★

編集中の[タイムラインプロジェクト]を、Unityのコンポーネントとして書き出します。


 

書き出したコンポーネントを、Unityで読み込む場合は、『Unity用のインポート・再生パッケージ』(.unitypackage)を、Unityにインストールする必要があります。『Unity用のインポート・再生パッケージ』をご希望の場合は、下記のメールアドレスまでお問い合わせください。

・ お問い合わせ窓口: tech@celsys.co.jp

 

シーンコンポーネント(Unity)書き出し設定ダイアログ

090_menu_0047.jpg 

 

① 名前

Unityのコンポーネントの名称を入力します。

② フォルダー

Unityのコンポーネントを格納する、フォルダーを指定します。[参照] をクリックすると、格納場所を指定できます。

③ 頂点キャッシュを出力する

オンにすると、頂点変形情報も書き出されます。


 

[頂点キャッシュを出力する]をオンにして書き出した場合は、コンポーネントの書き出しに時間がかかることがあります。