影色の着色(はみ出さずに塗る)
先に塗りつぶしておいた肌色部分の範囲を利用して、肌の影を描画します。
1[レイヤー]パレットの[透明ピクセルをロック]をクリックします。
透明ピクセルをロック状態のレイヤーには、グレーの鍵と市松模様のアイコンが表示されます。
2[カラーサークル]パレットで肌色よりも少し濃い色を選択します。
少し色相を赤に寄せると、くすんだ影色にならず、肌の血色がよく見えます。
3[ツール]パレットから[ペン]ツールを選択し、[サブツール]パレットから[Gペン]を選択します。
4[ペン]ツールのブラシサイズを調整します。
[ツール]プロパティで調整するか、[ブラシサイズ]からサイズを選択します。線画を描くときよりもブラシサイズを少し太めに設定すると、平坦な着色にも利用できます。
5首のまわりや袖、髪の毛から落ちる影などを描画します。
6影の範囲を大きく描きすぎた部分は、[ペン]ツールで肌の基本色を塗って修正します。
[消しゴム]ツールを使用すると、先に塗った肌色の範囲も消えてしまうので、今回は使用しません。
7目のまわりの影は暗い印象にならないように、 [カラーサークル]パレットで、肌の影よりも少し明るい肌色になるように調整して着色します。
Tips:[透明ピクセルをロック]とは
レイヤーの透明な部分(透明ピクセル)に何も描けないようにできる機能です。
これを利用すると、肌や髪など、すでに色を塗った描く部分の領域からはみ出さずに、影を描き込めます。









