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影色の着色(はみ出さずに塗る)

先に塗りつぶしておいた肌色部分の範囲を利用して、肌の影を描画します。

1[レイヤー]パレットの[透明ピクセルをロック]をクリックします。

透明ピクセルをロック状態のレイヤーには、グレーの鍵と市松模様のアイコンが表示されます。

CSP_Basic_056.jpg

 

2[カラーサークル]パレットで肌色よりも少し濃い色を選択します。

少し色相を赤に寄せると、くすんだ影色にならず、肌の血色がよく見えます。

CSP_Basic_058.jpg

 

3[ツール]パレットから[ペン]ツールを選択し、[サブツール]パレットから[Gペン]を選択します。

CSP_Basic_059.jpg

 

4[ペン]ツールのブラシサイズを調整します。

[ツール]プロパティで調整するか、[ブラシサイズ]からサイズを選択します。線画を描くときよりもブラシサイズを少し太めに設定すると、平坦な着色にも利用できます。

CSP_Basic_060.jpg

 

5首のまわりや袖、髪の毛から落ちる影などを描画します。

CSP_Basic_061.jpg

 

6影の範囲を大きく描きすぎた部分は、[ペン]ツールで肌の基本色を塗って修正します。

[消しゴム]ツールを使用すると、先に塗った肌色の範囲も消えてしまうので、今回は使用しません。

7目のまわりの影は暗い印象にならないように、 [カラーサークル]パレットで、肌の影よりも少し明るい肌色になるように調整して着色します。

CSP_Basic_062.jpg

 

Tips:[透明ピクセルをロック]とは

レイヤーの透明な部分(透明ピクセル)に何も描けないようにできる機能です。

CSP_Basic_057.jpg

 

これを利用すると、肌や髪など、すでに色を塗った描く部分の領域からはみ出さずに、影を描き込めます。

 

 

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