コマンドバー

CLIP STUDIO PAINTの各種機能のアイコンが並んでいる部分を「コマンドバー」といいます。コマンドバーの各ボタンをタップすると、各種機能を実行できます。初期設定のコマンドバーで使用できる機能は下記のとおりです。

Windows/macOS

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CLIP STUDIOを開く

付属のポータルアプリケーション「CLIP STUDIO」を表示できます。CLIP STUDIOは、創作活動をサポートすることを目的としたアプリケーションです。

新規

『新規キャンバスを作成する』を参照してください。

開く

『ファイルを開く』を参照してください。

保存

『編集中のファイルを保存する』を参照してください。

取り消し

『取り消し』を参照してください。

やり直し

『やり直し』を参照してください。

消去

『描画を消去する』を参照してください。

選択範囲外を消去

『選択範囲外を消去』を参照してください。

塗りつぶし

『塗りつぶし』を参照してください。

拡大・縮小・回転

『拡大・縮小』『回転』を参照してください。

選択を解除

『選択範囲を解除する』を参照してください。

選択範囲を反転

『選択範囲を反転』を参照してください。

選択範囲の境界線を表示

選択範囲の境界を示す破線の表示・非表示を切り替えられます。

定規にスナップ【PRO/EX】

『定規にスナップさせる』を参照してください。

特殊定規にスナップ【PRO/EX】

『定規にスナップさせる』を参照してください。

グリッドにスナップ【PRO/EX】

『定規にスナップさせる』を参照してください。

スマートフォンを接続

スマートフォンを接続して、『コンパニオンモード』を使用できます。

CLIP STUDIO PAINTサポート

Webブラウザが開き、CLIP STUDIO PAINTのサポートサイトを表示できます。

メモ

タッチジェスチャー操作に対応したWindowsタブレットの場合は、通常のボタンに加えて、『タブレット』と同じボタンが表示されます。

タブレット

タブレットのコマンドバーに表示されるボタンは、WindowsやmacOSと同様です。一部タブレット独自のボタンがあります。

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アプリケーションメニューを表示

『メニューを実行する』を参照してください。

指とペンで異なるツールを使用

『ツール操作・タッチ操作の切り替え』を参照してください。

コマンドバー設定【PRO/EX】

PRO/EXでは、[コマンドバー設定]ダイアログを表示して、コマンドバーに機能を登録したり、ボタンを削除したりできます。[コマンドバー設定]ダイアログは、次のいずれかの操作から表示できます。

·コマンドバーからコンテキストメニューを表示して、[コマンドバー設定]を選択します。

·Windowsの場合は、[ファイル]メニュー→[コマンドバー設定]を選択します。

·MacOS/タブレットの場合は、[CLIP STUDIO PAINT]メニュー→[コマンドバー設定]を選択します。

コマンドバー設定ダイアログ

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設定領域

設定領域を選択すると、リストの表示が切り替わります。[メインメニュー]・[ポップアップパレット]・[オプション]・[ツール]・[オートアクション]・[描画色]から選択できます。

[描画色]を選択した場合は、『色の設定ダイアログ』が表示され、コマンドバーに登録したい色を選択できます。

メモ

ポップアップパレットとは、コマンドバーの近くにパレットをポップアップ表示する機能です。

リスト

設定領域で選択した機能の一覧が表示されます。コマンドバーに追加したい機能を選択できます。

閉じる

[コマンドバー設定]ダイアログを閉じます。

追加

『ボタンの追加と削除』を参照してください。

設定

コマンドバーのアイコンや名称などを変更できます。選択した項目により、表示されるダイアログが異なります。設定方法については『ボタンのアイコンを変更する』を参照してください。

·[メインメニュー]・[ポップアップパレット]・[オプション]・[オートアクション]を選択した場合は、『アイコン設定ダイアログ』が表示されます。

·[ツール]を選択した場合は、[サブツールの設定]ダイアログが表示されます。詳しくは『サブツール名やアイコンを変更する』を参照してください。

·[描画色]を選択した場合は、[名前設定]ダイアログが表示されます。[名前]を入力して[OK]をタップすると、ツールチップに表示されるテキストが変更されます。初期設定では、色のRGB値が設定されています。

削除

『ボタンの追加と削除』を参照してください。

セパレーターを追加

コマンドバーから選択したボタンの右側に、セパレーターを追加できます。

メモ

コマンドバーのボタンをセパレーターにドラッグ&ドロップすると、ボタンの移動先に、セパレーターが作成されます。また、コマンドバーの右端にドラッグ&ドロップすると、ボタンの移動と同時に、左側にセパレーターが追加されます。

グループに挿入

コマンドバーから選択したボタンを階層化して、リストから選択した機能を追加できます。階層化については『ボタンの配置を変更する』を参照してください。

初期レイアウトに戻す

コマンドバーのレイアウトを初期状態に戻せます。初期状態に戻すと、追加したボタンが削除され、ボタンの配置が初期状態に戻ります。各ボタンに設定した画像や背景色は、引き続き適用されます。

ボタンの追加と削除

『コマンドバー設定ダイアログ』を表示しておくと、コマンドバーのボタンの追加や削除を行えます。

[コマンドバー設定]ダイアログを表示したあと、コマンドバーから、ボタンをタップします。

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ボタンを追加する

[コマンドバー設定]ダイアログの、上部のプルダウンメニューから、追加したい機能の種類を選択し、次のいずれかの操作を行います。

·リストからコマンドバーに追加する機能を選択し、[追加]をタップします。

·リストから追加する機能を選択し、コマンドバーにドラッグ&ドロップします。

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コマンドバーに選択した機能が追加されます。

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メモ

[コマンドバー設定]ダイアログを表示しなくても、下記の項目をコマンドバーにドラッグ&ドロップすると、コマンドバーにボタンを追加できます。

·選択範囲ランチャーのボタン

·[ツール]パレットのツール

·[サブツール]パレットのサブツールグループやサブツール

また、下記の項目の場合は、コマンドバーに[Ctrl]キーを押しながらドラッグ&ドロップすると、コマンドバーに機能を追加できます。

·[オートアクション]パレットのオートアクション

·[クイックアクセス]パレットのボタン

ボタンを削除する

[コマンドバー設定]ダイアログの[削除]をタップします。

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コマンドバーから、ボタンが削除されます。

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メモ

·コマンドバーのセパレーターを選択した場合は、セパレーターを削除できます。

·コマンドバーの削除したいボタンからコンテキストメニューを表示して、[削除]を選択すると、コマンドバーからボタンを削除できます。

ボタンの配置を変更する

『コマンドバー設定ダイアログ』を表示したあと、コマンドバーのボタンをドラッグ&ドロップすると、ボタンの配置を移動できます。

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コマンドバーのボタンを、セパレーター上にドラッグ&ドロップすると、ボタンの移動と同時にセパレーターを追加できます。

ボタンを階層化する

コマンドバーのボタンを、ほかのボタンの上にドラッグ&ドロップすると、ボタンを階層化できます。

ボタンの右側に階層を示すボタンが追加されます。タップすると、[コマンドバー設定]ダイアログで選択したコマンドを表示できます。

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ドラッグ&ドロップでボタンの配置を変更する

[コマンドバー設定]ダイアログを表示しなくても、[Ctrl]キーを押しながらコマンドバーのボタンをドラッグ&ドロップすると、ボタンの配置を移動できます。

ボタンのアイコンを変更する

[コマンドバー設定]ダイアログを使用して、コマンドバーのアイコンを変更したり、ボタンに色を付けたりできます。

コマンドバーから、変更したいボタンをタップします。

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[コマンドバー設定]ダイアログの[設定]をタップします。

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[アイコン設定]ダイアログが表示されたら、アイコンの画像や背景色などを設定し、[OK]をタップします。なお、選択したボタンの種類により、表示される項目が異なります。詳しくは『コマンドバー設定ダイアログ』を参照してください。

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選択したボタンのアイコンが、[アイコン設定]ダイアログで設定した内容に変更されます。

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[コマンドバー設定]ダイアログの[閉じる]をタップします。

メモ

コマンドバー・[クイックアクセス]パレット・選択範囲ランチャーのアイコンは共通です。

たとえば、コマンドバーと選択範囲ランチャーの両方で表示しているボタンのアイコンに対して、[アイコン設定]ダイアログでデザインを変更すると、コマンドバーと選択範囲ランチャーの両方にアイコンのデザインが反映されます。

アイコン設定ダイアログ

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プレビュー

アイコンのプレビュー表示です。画像ファイルの設定が反映されます。ただし、アイコンの背景色は反映されません。

画像ファイルを指定

アイコンの画像にしたい画像ファイルを読み込めます。タップすると、ファイルを選択するダイアログが表示され、アイコンの画像ファイルを選択できます。使用できる画像ファイルの形式は、BMP・JPEG・PNG・TIFF・Targaです。

アイコンを初期設定に戻す

アイコンの表示を初期設定に戻します。

アイコンの背景色

オンにすると、アイコンの背景色を設定できます。カラー表示部をタップすると、『色の設定ダイアログ』が表示され、背景色を設定できます。