上級編:テクスチャの乱れを自然に
 
体の境界やスカート下の太股にかかった見苦しいテクスチャ。
多少なら、下絵を作り直さなくても修正できます。

 

人体作成機能で人体を作るとき、ていねいに輪郭をなぞっても背景のテクスチャが体の一部にかかってしまいます。特に、頭部や頭髪の境界が目立つことが多いでしょう。

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テクスチャの模様が複雑でない場合、多少のはみ出しならもっと簡単に修正する方法があります。
「骨組み/肉付けも変形」メニューを選択してください。
次に、修正したい箇所を「投げ輪選択」ツールで選択します。

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「バケツ」ツールのカーソルを選択部分に置いて、Macintoshなら「Alt」キー、Windowsなら「control」キーを押しながら選択部分を外側に向かってドラッグします。

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すると、選択部分内だけテクスチャがドラッグした方向にずれて、はみ出た背景を隠してくれます。

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同じようにして、スカートの内側の足のテクスチャを上に上げると見栄えがよくなります。人体作成機能で作った直後では、スカートの内側の足が、短パンをはいているように見えてしまいます。

そこで、「骨組み/肉付けも変形」メニューを選択してから、「投げ輪選択」ツールで足のももの部分を選択します。

 

「バケツ」ツールのカーソルを選択部分に置いて、Macintoshなら「Alt」キー、Windowsなら「control」キーを押しながら選択部分を上に向かってドラッグします。

これで少し下の角度から見ても、足がきれいに見えるようになりました。同様にそでのすそ部分のテクスチャ位置を調整してもよいでしょう。