印刷設定【Windows/macOS】

印刷の準備として、印刷の詳細な設定を行います。

印刷設定ダイアログ

 

①出力時にレンダリング結果をプレビューする

オンにすると、印刷時に[印刷プレビュー]ダイアログが表示され、印刷内容を確認できます。

EXをお使いの場合、複数ページを印刷するときは、[印刷プレビュー]ダイアログは表示されません。

 

[印刷プレビュー]ダイアログについては、『印刷プレビューダイアログ』を参照してください。

 

②印刷設定

印刷するときの大きさ・向きについて設定します。

実寸	印刷する大きさを、実寸にします。
用紙に合わせて拡大縮小する	印刷する大きさを、用紙サイズに合わせます。
ピクセル等倍	画像のピクセルと画面のピクセルを、１対１のサイズになるようにして印刷します。
袋とじ【EX】	印刷時のページ配置が、袋とじに設定されます。 ·2ページが1枚の用紙に印刷されます。 ·用紙の外側が綴じしろになるため、ノド側のマージンが用紙の外側に設定されます。
見開きページ【EX】	印刷時のページ配置が、見開きページに設定されます。 ·2ページが1枚の用紙に印刷されます。 ·用紙の内側が綴じしろになるため、ノド側のマージンが用紙の内側に設定されます。

 

③用紙を90度回転する

原稿を横にして印刷します。

④出力イメージ【PRO/EX】

画像を書き出すときに、[下描き属性のレイヤー]・[トンボ]・[基本枠]・[テキスト]・[作品情報]・[ノンブル]・[軌跡]・[セーフライン]を含める・含めないを設定できます。オンに設定した項目は印刷されます。

EXをお使いの場合は、[出力範囲]で、画像を印刷する範囲を指定します。[ページ全体]・[トンボの裁ち落としまで]・[トンボの内側まで]を選択できます。

⑤表現色

印刷するときの表現色を設定できます。[最適な色深度を自動判別]・[モノクロ2階調（閾値）]・[モノクロ2階調（トーン化）]・[グレースケール]・[RGBカラー]から選択できます。

·[最適な色深度を自動判別]は、各レイヤーの表現色を元に色深度を決定し、出力します。 ·[モノクロ2階調（閾値）]は、輝度50%を閾値に設定し、2値化して出力します。 ·[モノクロ2階調（トーン化）]は、キャンバスの[基本線数]でトーン化して出力します。

 

⑥色の詳細設定【PRO/EX】

クリックすると、[色の詳細設定]ダイアログが開きます。ダイアログで、トンボ・基本枠・セーフラインの色や、トーン線数の設定を行えます。[色の詳細設定]ダイアログの詳細については、『色の詳細設定ダイアログ【PRO/EX】』を参照してください。

⑦拡大縮小時の処理【PRO/EX】

印刷するときに、画像を拡大・縮小する場合の、処理方法を設定します。[イラスト向き]・[コミック向き]から選択できます。なお、[コミック向き]を選択した場合は、[ラスタライズ]で印刷するときの画像の品質を設定できます。

[高速]または [品質優先]から選択できます。[イラスト向き]を選択した場合は、常に[品質優先]で印刷されます。

縮小時の印刷結果を綺麗にしたい場合は、[ラスタライズ]を[品質優先]に設定することをお勧めします。

 

⑧印刷実行

この設定を保存してダイアログを閉じ、印刷を行うダイアログを開きます。

·印刷を行うダイアログは、お使いのOSやプリンターにより異なる場合があります。 ·macOSでは、[プリント]ダイアログから印刷を実行すると、[印刷解像度]ダイアログが表示されます。[印刷解像度]を確認して、[OK]をクリックすると、印刷が開始されます。[印刷解像度]ダイアログはコンピューターに接続されているプリンターの解像度を参照して設定されますが、解像度の設定を変更することもできます。

 

色の詳細設定ダイアログ【PRO/EX】

[印刷設定]ダイアログの[色の詳細設定]をクリックすると、[色の詳細設定]ダイアログが開きます。トンボ・基本枠・セーフラインのほか、カメラや変形の軌跡を印刷するときの色を設定できます。また、トーンの線数や効果に関する設定も行えます。

 

①トンボ・基本枠・セーフライン

印刷するときの、トンボ・基本枠・セーフラインの色を設定できます。

表示色で出力	·トンボ・基本枠の色が、[環境設定]ダイアログ → [定規・単位]の[トンボ・基本枠の色]の色（キャンバスで表示されている色）に設定されます。 ·セーフラインの色が、[環境設定]ダイアログ → [定規・単位]の[セーフラインの色]の色（キャンバスで表示されている色）に設定されます。
シアンで出力	トンボ・基本枠・セーフラインの色が、シアンに設定されます。
黒で出力	トンボ・基本枠・セーフラインの色が、黒に設定されます。

 

②トーン線数

印刷するときの、トーン線数を設定できます。

出力倍率に依存する	[印刷設定]ダイアログの出力サイズに応じて、トーン線数が変更されます。
レイヤー設定に従う	元画像の各レイヤーのトーン線数のまま出力されます。

 

③レイヤーに付与されたトーン効果を有効にする

オンにすると、印刷するときに、[レイヤープロパティ]パレットの[トーン]の[効果]で設定した内容が反映されます。

④軌跡

印刷するときの、軌跡の色を設定できます。

表示色で出力	カメラや変形の軌跡の色が、[環境設定]ダイアログ→[軌跡・カメラ]で設定した通りに印刷されます。
枠ごとに別々の色で出力	カメラや変形の軌跡の色が、枠ごとに別々の色で印刷されます。基準となる色は、[環境設定]ダイアログ→[軌跡・カメラ]で設定した[表示色]です。[環境設定]ダイアログ→[軌跡・カメラ]の[別々の色で表示]をオフにしていても、別々の色で印刷されます。
黒で出力	カメラや変形の軌跡の色が、黒で印刷されます。

 

⑤不透明で描画

印刷するときの、軌跡の不透明度を設定できます。オンにすると、軌跡の不透明度が100%で印刷されます。オフにすると、軌跡の不透明度が、[環境設定]ダイアログ→[軌跡・カメラ]で設定した[不透明度]と同じになります。