アニメーション書き出し

CLIP STUDIO PAINTで制作したアニメーションを、動画や連番画像などに書き出します。

 

連番画像

編集中のアニメーションを、フレームごとに連番画像として書き出します。BMP・JPEG・PNG・TIFF・Targa形式のファイルで書き出せます。

メニュー項目を選択すると、[連番画像書き出し設定]ダイアログが開きます。ダイアログで設定した内容で、アニメーションを複数の連番付き画像で書き出せます。

·iPad/iPhoneをお使いの場合は、保存場所の指定方法が異なります。[連番画像書き出し設定]ダイアログを設定したあとに、ファイルAppが表示されます。保存先のフォルダーを選択し、[保存]をタップします。書き出したファイルは、[ファイル]メニュー→[開く]より表示できます。 ·Android/Chromeboookをお使いの場合は、[連番画像設定]ダイアログの設定後、[ファイル操作・共有]ダイアログが表示されます。出力したデータを開くには、[ファイル操作・共有]ダイアログの[書き出し]で端末のストレージに書き出します。詳しくは、『CLIP STUDIO PAINTで保存したファイルをストレージに書き出す』を参照してください。

 

連番画像書き出し設定ダイアログ

 

A.書き出し先【Windows/macOS】

連番画像を書き出す場所を指定します。[参照]をクリックすると、画像を書き出す場所を指定できます。

B.ファイル名設定

各連番画像のファイル名を設定します。

 

①ファイル名

[名前]・[セパレータ]・[開始番号]で設定した内容が、プレビュー表示されます。連番画像の開始番号のファイル名が表示されます。

②名前

連番画像のファイル名を入力します。

③セパレータ

連番画像のファイル名の後ろに付ける文字列を入力します。

④開始番号

連番の開始番号を設定します。

C.詳細設定

連番画像のファイル形式を設定します。

 

①種類

連番画像のファイル形式を設定します。[PNG]・[BMP]・[JPEG]・[Targa]から、保存形式を選択します。

②設定

保存形式がJPEG の場合、保存する画像の品質を設定できます。数値が大きいほど、画像の品質が高くなります。保存形式がJPEG 以外の場合は、設定項目は表示されません。

③下描きを出力【PRO/EX】

オンにすると、下描きレイヤーの描画を含めて画像に書き出せます。

④フレームを出力【PRO/EX】

オンにすると、作画フレーム・基準フレーム・演出フレームを画像に書き出せます。

·作画フレームと基準フレームは、黒色で出力されます。 ·演出フレームは、グレーで出力されます。 ·トンボ・基本枠・セーフラインを表示しているキャンバスの場合は、トンボ・基本枠・セーフラインを画像に書き出せます。

 

D.サイズ設定

書き出す画像のサイズと、描画範囲を設定できます。

 

[出力画像]の画像のサイズが、[描画範囲]で指定したサイズより大きい場合は、画質が劣化することがあります。

 

①描画範囲【PRO/EX】

画像を書き出す範囲を指定できます。[基準フレーム]・[作画フレーム]・[全体]・[選択範囲]から選択できます。

[選択範囲]は、選択範囲の幅と高さに合わせた矩形内の画像を書き出します。

 

②出力画像

書き出す画像の[幅]と[高さ]を設定します。

③2Dカメラを適用

オンにすると、2Dカメラフォルダーに設定したカメラワークが反映された状態で、画像を書き出せます。

E.枚数設定

画像として書き出すタイムラインのフレームの範囲と、1秒あたりに使用する画像の枚数を設定できます。

 

①枚数設定

画像として書き出す、開始フレームと終了フレームを指定できます。

終了フレームに指定したフレームまで、連番画像として書き出せます。

PRO/EXをお使いの場合は、[新規]ダイアログや[新規タイムライン]ダイアログの[再生時間]で選択したフレームの表示方法により、[書き出し範囲設定]の入力方法が異なります。

 

②フレームレート

CLIP STUDIO PAINTで作成したアニメーションのフレームレートを設定できます。1秒分のアニメーションを、何枚の画像で書き出すか設定できます。