ファイルメニュー

CLIP STUDIO ACTIONの[ファイル]メニューの機能について説明します。

 

新規

CLIP STUDIO ACTIONのプロジェクトファイル(拡張子:capj)を新規作成します。

 

開く

CLIP STUDIO ACTIONのプロジェクトファイル(拡張子:capj)を開きます。

メニューをクリックすると、[ファイルを開く]ダイアログが表示されます。開きたいファイルを選択し、[開く]をクリックすると、CLIP STUDIO ACTIONにプロジェクトが読み込まれます。

 

保存

CLIP STUDIO ACTIONのプロジェクトファイル(拡張子:capj)を同じファイルに上書き保存します。初回保存時のみ、ファイル名や保存場所をダイアログで設定します。

 

別名で保存

編集中のファイルを、以前保存した同ファイルとは別のファイルとして、別名で保存します。

 

モデルを追加

[ステージ]ビューに3Dキャラクター素材を追加します。

メニューをクリックすると、[ファイルを開く]ダイアログが開きます。3Dキャラクター素材(拡張子:c2fr)を指定します。[タイムライン]ビューと[ステージ]ビューに3Dキャラクター素材が追加されます。


 

       3Dキャラクター素材(拡張子:c2fr)は、CLIP STUDIO COORDINATEで作成された3D素材です。

       CLIP STUDIO COORDINATEで作成された、3D背景素材(拡張子:c2fr)も読み込めます。ただし、角度・位置などは変更できません。

       3Dキャラクター素材・3D背景素材(拡張子:c2fr)を、[ステージ]ビューにドラッグ&ドロップしても、3Dキャラクター素材・3D背景素材を読み込めます。

 

 

オーディオを読み込み

オーディオトラックを追加できます。

メニューをクリックすると、[ファイルを開く]ダイアログが表示されます。追加したいオーディオファイル(拡張子:wav)を選択し、[開く]をクリックすると、[タイムライン]ビューにオーディオトラックが追加されます。


 

       CLIP STUDIO ACTIONは、8bitまたは16bitで非圧縮のwav形式のオーディオファイルを読み込めます。

       読み込めるオーディオトラックは1つです。再度、オーディオトラックを読み込んだ場合は、読み込まれていたオーディオトラックは削除されます。

       オーディオトラックは、[詳細]ビューで再生開始位置・再生時間などを調整できます。調整方法の詳細については、オーディオトラックを選択している場合を参照してください。

       オーディオファイル(拡張子:wav)を[ステージ]ビューにドラッグ&ドロップしても、オーディオファイルを読み込めます。

 

 

ポーズを読み込み

ポーズファイル(拡張子:pep)を読み込み、編集中の3Dキャラクター素材にポーズをつけます。


 

ポーズファイル(拡張子:pep)を、[ステージ]ビューにドラッグ&ドロップしても、ポーズをつけられます。

 

 

ポーズを書き出し

3Dキャラクター素材のポーズを、ポーズファイル(拡張子:pep)として書き出します。


 

書き出したポーズファイルは、CLIP STUDIO PAINTやCLIP STUDIO COORDINATEで読み込めます。

 

 

モーションを読み込み

モーションファイルを開きます。


読み込めるファイル形式

CLIP STUDIO ACTION モーションファイル形式(拡張子:cmt)

BVH・LAM・VMD

 

メニューをクリックすると、[ファイルを開く]ダイアログが表示されます。開きたいモーションファイルを選択し、[開く]をクリックすると、[タイムライン]ビューに[クリップ]としてモーションが読み込まれます。


 

       モーションファイルを、[ステージ]ビューにドラッグ&ドロップしても、モーションを読み込めます。

       [タイムライン]ビューでカメラワークトラックを選択している場合は、CLIP STUDIO ACTION Cameraモーションファイル形式(拡張子:cmtc)を読み込めます。

       BVH形式のモーションを読み込む場合は、[BVH読み込み設定]ダイアログが表示されます。モーションを作成したアプリケーションによっては、初期設定ポーズの状態で回転の数値が設定されている場合があります。このため、モーションを読み込んだときに、ポーズが正しく表示されない場合があります。この場合、[BVH読み込み設定]ダイアログの[回転していない状態を基準にする]をオンにすると、改善されることがあります。

 

 

モーションを書き出し

[タイムライン]ビューで選択している、[モデルトラック]のモーションを、CLIP STUDIO ACTION モーションファイル形式(拡張子:cmt)として書き出します。[タイムライン]ビューでカメラワークトラックを選択している場合は、CLIP STUDIO ACTION Cameraモーションファイル形式(拡張子:cmtc)で書き出します。


 

       書き出したモーションファイルは、CLIP STUDIO COORDINATEに読み込めます。

       [タイムライン]ビューでカメラワークトラックを選択している場合は、CLIP STUDIO ACTION Cameraモーションファイル形式(拡張子:cmtc)を書き出します。

 

 

BVHを書き出し

[タイムライン]ビューで選択している、[モデルトラック]のモーションを、BVH形式のモーションファイルとして書き出します。

ノード情報の書き出し方法について、下記の書き出し方法を選択できます。


汎用形式

ノード情報を、汎用的なノード名で書き出します。一般的なモーション再生アプリなどに読み込む場合は、この形式で書き出します。

すべてのノード情報

3Dキャラクター素材のノード情報を、すべて書き出します。モーションを再生するアプリケーションによっては、再現性の高いモーションが書き出せます。

 

 

       BVH形式で書き出した場合は、手や足先につけたモーションは書き出されません。

       [すべてのノード情報]で書き出す場合は、[BVH書き出し設定]ダイアログが表示されます。モーションを読み込むアプリケーションによっては、初期設定ポーズの状態で回転の数値が設定されている場合があります。このため、モーションを読み込んだときに、ポーズが正しく表示されない場合があります。この場合、[BVH書き出し設定]ダイアログの[回転していない状態を基準にする]をオンにすると、改善されることがあります。

 

 

ムービーを書き出し

選択中の[モデルトラック]のモーションを、動画ファイルに書き出します。

[動画書き出しエリア](緑色の四角)内のモーションが書き出されます。

090_menu_0019.jpg

 

 

       [タイムライン]ビューにあるカメラワークトラックの眼のアイコンで、ムービー書き出し時に、カメラワークを適用するか・適用しないかを切り替えられます。

       [タイムライン]ビューにあるオーディオトラックの眼のアイコンで、ムービー書き出し時に、オーディオを書き出すか・書き出さないかを切り替えられます。

       [タイムライン]メニュー→[出力サイズ設定]で、動画ファイルの幅・高さを設定できます。設定方法の詳細は、出力サイズ設定を参照してください。

 

 

Mac OS Xをお使いの場合

選択中の[モデルトラック]のモーションを、動画ファイル(QuickTime形式)に書き出します。

 

Windowsをお使いの場合

選択中の[モデルトラック]のモーションを、動画ファイル(拡張子:avi)に書き出します。

[ファイル]メニュー→[ムービー出力]を選択すると、[ビデオの圧縮]ダイアログが開きます。ダイアログで動画圧縮の設定を行い、動画を書き出します。


 

       圧縮プログラムの種類は、ご使用の環境にインストールされているもののみ表示されます。

       圧縮プログラムの使用方法については、各圧縮プログラムのヘルプを参照してください。

 

 

ポーズを素材として登録

3Dキャラクター素材のポーズを、[素材]ビューに登録します。

メニュー項目を選択すると、[素材のプロパティ]ダイアログが表示されます。ダイアログでポーズ素材の設定を行うと、[素材]ビューに登録されます。

ダイアログの設定方法の詳細については、ポーズ素材のプロパティダイアログを参照してください。


 

       [素材]ビューの詳細については、素材ビューを参照してください。

       登録した素材は、CLIP STUDIO PAINTやCLIP STUDIO COORDINATEで読み込めます。

       登録した素材は、CLIP STUDIOを使用して、CLIP のサーバーにアップロードできます。CLIP STUDIO の詳細については、『CLIP STUDIO とは?』(http://www.clip-studio.com/clip_site/apps/clipstudio)を参照してください。

       CLIP STUDIO は、[CLIP STUDIO連携]ツールの[CLIP STUDIOを起動]で起動できます。

 

 

モーションを素材として登録

[タイムライン]ビューで選択しているモーションを、[素材]ビューに登録します。

メニュー項目を選択すると、[素材のプロパティ]ダイアログが表示されます。ダイアログでモーション素材の設定を行うと、[素材]ビューに登録されます。

ダイアログの設定方法の詳細については、モーション素材のプロパティダイアログを参照してください。


 

       [素材]ビューの詳細については、素材ビューを参照してください。

       登録した素材は、CLIP STUDIO COORDINATEで読み込めます。

       登録した素材は、CLIP STUDIOを使用して、CLIP のサーバーにアップロードできます。CLIP STUDIO の詳細については、『CLIP STUDIO とは?』(http://www.clip-studio.com/clip_site/apps/clipstudio)を参照してください。

       CLIP STUDIO は、[CLIP STUDIO連携]ツールの[CLIP STUDIOを起動]で起動できます。

 

 

登録するモーションの選択方法

登録するモーションの選択方法は、下記の通りです。

       [タイムライン]ビューでトラック全体を選択している場合は、トラック内のすべてのクリップが、1つの素材として登録されます。この素材を読み込むと、各クリップが一度に読み込まれます。

       [タイムライン]ビューでクリップを選択した場合は、該当クリップのモーションだけが登録されます。

       カメラワークトラックで、トラック全体またはクリップを選択した場合は、カメラワークのモーションとして登録されます。この素材は、[タイムライン]ビューでカメラワークトラックを選択している場合だけ、読み込めます。

 

ショートカット設定【Windows】

メインメニューに、ショートカットを設定できます。

[ファイル]メニュー→[ショートカット設定]を選択すると、[ショートカット設定]ダイアログが開きます。

[ショートカット設定]ダイアログで、メニュー項目のショートカットを編集・追加・削除できます。

[ショートカット設定]ダイアログ

090_menu_0020.jpg

 

   ショートカット一覧

現在のショートカットが、一覧表示されます。


 

下の階層の項目は、下記の操作で表示・非表示を切り替えます。

       ▼の部分をクリックする。

       項目名をダブルクリックする。

 

   情報表示

設定したショートカットが重複している場合などに、メッセージが表示されます。

   ショートカットを編集

編集したい項目の行を選択し、ボタンをクリックすると、ショートカットを編集できる状態になります。設定したいショートカットをキー入力し、[Enter]キーを押すと、ショートカットを変更できます。


 

       Mac OS Xをお使いの場合、[システム環境設定]で設定されているキーボードショートカットと重複するショートカットは、設定できません。

       ショートカットをキー入力したあとに、[Esc]キーを押すと、設定をキャンセルできます。

       ショートカット一覧の項目をダブルクリックしても、ショートカットを編集できる状態になります。

 

   ショートカットを追加

ショートカット設定を、追加します。

追加したい項目の行を選択しボタンをクリックすると、ショートカットの入力欄が追加されます。設定したいショートカットをキー入力し、[Enter]キーを押すと、ショートカットを追加できます。


 

       Mac OS Xをお使いの場合、[システム環境設定]で設定されているキーボードショートカットと重複するショートカットは、設定できません。

       ショートカットをキー入力したあとに、[Esc]キーを押すと、設定をキャンセルできます。

 

   ショートカットを削除

削除したい項目の行を選択し、クリックします。選択した項目のショートカットが削除されます。

   OK

設定したショートカットを保存し、ダイアログを閉じます。

   キャンセル

設定したショートカットを保存しないで、ダイアログを閉じます。

   初期化

ショートカット設定を、初期状態に戻します。

 

Tab-Mate Controller【Windows】

CLIP STUDIO ACTIONの動作を、Tab-Mate Controller(別売)に割り当てます。また、Tab-Mate Controllerの[クイックメニュー]に、コマンドを割り当てられます。


 

       Tab-Mate Controller(別売)の購入については、創作活動応援サイト『CLIP』(http://www.clip-studio.com/)を参照してください。

       Tab-Mate Controllerの使用方法については、Tab-Mate Controllerをご使用の場合を参照してください。

 

 

Tab-Mate Controller設定

CLIP STUDIO ACTIONの動作を、Tab-Mate Controllerに割り当てます。また、コントロールスティックが真ん中の位置のときの感度も、調整できます。設定方法の詳細については、『Tab-Mate Controllerをご使用の場合』→『Tab-Mate Controllerに機能を設定する』→基本機能を設定するを参照してください。

 

クイックメニュー設定

Tab-Mate Controllerの[クイックメニュー]に、メニュー項目を割り当てます。設定方法の詳細については、『Tab-Mate Controllerをご使用の場合』→『Tab-Mate Controllerに機能を設定する』→クイックメニューを設定するを参照してください。

 

CLIP STUDIOを起動 【Windows】

CLIP STUDIOが起動します。


 

CLIP STUDIOは、創作活動をサポートすることを目的としたツールです。CLIP STUDIOの詳細については、『CLIP STUDIOとは?』(http://www.clip-studio.com/clip_site/apps/clipstudio)を参照してください。

 

 

CLIP STUDIO ACTIONを終了【Windows】

CLIP STUDIO ACTIONを終了します。