Next Topic
Previous Topic
Previous Topic
Next Topic

 

フィルターの利用

[放射ぼかし]フィルターを利用して、カメラのフォーカスのような効果を付け、遠近感を与えます。


 

作例ではキャラクターの翼の遠近感を表現するために[放射ぼかし]フィルターを利用しましたが、 他にも、[ガウスぼかし]フィルターを使用して背景となじませる場合もあります。

 

1[レイヤー]パレットで「曇り空01」、「背景」、「用紙」レイヤーを非表示にします。

キャンバスにキャラクターのみが表示された状態になります。

CSP_Advance_100.jpg

 

2[レイヤー]パレットで「ハイライト」レイヤーを選択し、[レイヤー]メニュー→[表示レイヤーのコピーを結合]を選択します。

現在キャンバスに表示されているレイヤーを、1枚のレイヤーに複製した「ハイライト 2」レイヤーが作成されます。

CSP_Advance_101.jpg

 

3[レイヤー]パレットで非表示にしていた「曇り空01」、「背景」、「用紙」レイヤーを表示します。

CSP_Advance_102.jpg

 

4「ハイライト 2」レイヤーを選択した状態で、[フィルター]メニュー→[ぼかし]→[放射ぼかし]を選択します。

キャンバスに表示される赤い×印をキャラクターの顔の付近にドラッグします。

CSP_Advance_103.jpg

 

[放射ぼかし]ダイアログで[ぼかす範囲]を「5」に設定し、[OK]をクリックします。

CSP_Advance_104.jpg

 

 

[プレビュー]にチェックを入れるとフィルターの効果をプレビューで確認できます。[放射ぼかし]フィルターは処理が複雑なので、時間がかかる場合があります。

 

キャラクターの顔を中心に翼や髪など外側の部分ほど大きくぼかされます。

5[レイヤー]パレットで「ハイライト 2」レイヤーのレイヤー名を「ぼかし」に変更し、[不透明度]を「30」に変更します。

CSP_Advance_105.jpg

 

[放射ぼかし]を適用したレイヤーの不透明度を下げたことで、下にある「キャラクター」フォルダーが見えるようになり、ぼかしの見え方が調整されました。

CSP_Advance_106.jpg

 

6イラストが完成しました。

CSP_Advance_107.jpg

 

 

 

Previous Topic
Next Topic
 

目次

-検索-

戻る