Next Topic
Previous Topic
Previous Topic
Next Topic

 

変形

[編集]メニュー→[変形]の各項目を選択すると、選択しているレイヤーに対して、移動や変形を行えます。

 

変形方法の種類

[編集]メニュー→[変形]から使用できる変形方法は、下記のとおりです。


拡大・縮小・回転

画像に対して、拡大・縮小・回転を行えます。詳しくは拡大・縮小・回転を参照してください。

拡大・縮小

画像に対して、拡大・縮小を行えます。詳しくは拡大・縮小を参照してください。

回転

画像に対して、回転を行えます。詳しくは回転を参照してください。

自由変形

画像に対して、自由に変形できます。詳しくは自由変形を参照してください。

ゆがみ

画像に対して、ゆがみの効果を与えます。四隅のハンドルをドラッグすると、ガイド線の向きに沿うように移動できます。ガイド線中央のハンドルをドラッグすると、ガイド線の辺ごと移動できます。詳しくはゆがみを参照してください。

平行ゆがみ

画像に対して、ゆがみの効果を与えます。ハンドルをドラッグすると、辺全体がガイド線の向きに沿うように移動できます。詳しくは平行ゆがみを参照してください。

遠近ゆがみ

画像に対して、ゆがみの効果を与えます。四隅のハンドルのいずれかをドラッグすると、ドラッグしたハンドルが移動すると同時に、ドラッグした辺の反対側のハンドルも逆方向に移動します。詳しくは遠近ゆがみを参照してください。

左右反転

画像に対して、左右反転を行えます。詳しくは左右反転を参照してください。

上下反転

画像に対して、上下反転を行えます。詳しくは上下反転を参照してください。

メッシュ変形【PRO/EX】

画像に対して、格子で分割したガイド線やハンドルを作成し、それらをドラッグして画像の部分ごとに変形ができます。詳しくはメッシュ変形【PRO/EX】を参照してください。

 

 

画像を変形する

ここでは、画像を変形する方法について説明します。


 

·[左右反転]を選択した場合の操作方法は、左右反転を参照してください。

·[上下反転]を選択した場合の操作方法は、上下反転を参照してください。

·[メッシュ変形]を選択した場合の操作方法は、メッシュ変形【PRO/EX】を参照してください。

 

1[レイヤー]パレットからレイヤーを選択します。

500_menu_2044.jpg

 

 

·複数のレイヤーを選択した場合は、複数のレイヤーに対して変形を行えます。

·ラスターレイヤー・ベクターレイヤー・レイヤーマスク・選択範囲レイヤー以外のレイヤーを変形したい場合は、コマンドを参照してください。

·レイヤーマスクだけを変形したい場合は、レイヤーとレイヤーマスクのリンクを解除する必要があります。詳しくはマスクをレイヤーにリンクを参照してください。

·定規だけを変形したい場合は、レイヤーと定規のリンクを解除する必要があります。詳しくは定規をレイヤーにリンクを参照してください。

 

2選択ツールを使用して、選択範囲を作成します。

500_menu_2045.jpg

 

 

·選択範囲を作成しない場合は、レイヤーの描画されている範囲が変形の対象となります。

·選択範囲を作成する場合は、ラスターレイヤー・ベクターレイヤー・レイヤーマスク・選択範囲レイヤーだけが変形対象となります。

 

3[編集]メニュー→[変形]から、変形したい項目を選択します。ここでは[自由変形]を選択します。

4ガイド線とハンドルが表示されたら、それらをドラッグして画像を変形します。

500_menu_2046.jpg

 

 

画像の変形方法について詳しくは、ハンドルやパレットを使用した変形方法を参照してください。

 

5ガイド線の下にあるランチャーの[確定]をクリックし、変形を確定します。

500_menu_2047.jpg

 

 

·ガイド線の内側をダブルクリックしても、変形が確定します。

·[Enter]キーを押した場合も、変形が確定します。

·変形を確定する前に[Esc]キーを押すと、変形を取り消せます。

·ガイド線の下にランチャーが表示されていない場合は、[表示]メニュー→[変形ランチャー]を選択すると、ランチャーを表示できます。

 

 

ハンドルやパレットを使用した変形方法

[編集]メニュー→[変形]の各項目を選択すると、ハンドルやガイド線が表示され、これらを操作することで変形を行えます。

また、変形を確定する前に、[ツールプロパティ]パレットを使用すると、数値を入力して変形を調整したり、変形方法を変更したりできます。


 

[メッシュ変形]を選択している場合の操作は、メッシュ変形【PRO/EX】を参照してください。

 

ハンドルを使って変形する

ハンドルをドラッグすると、画像を変形できます。ハンドルをドラッグできる方向は、変形方法により異なります。詳しい操作方法については、変形方法の種類より各項目を参照してください。

500_menu_2048.jpg

 

画像を移動する

ガイド線の内側にマウスカーソルを合わせてドラッグすると、画像を移動できます。

500_menu_2049.jpg

 

 

[Shift]キーを押しながら、描画部分やガイド線上をドラッグすると、水平・垂直・斜め45°に画像を移動できます。

 

画像を回転する

ガイド線の外側をドラッグすると、中心点(+)を基準にして画像を回転できます。

500_menu_2050.jpg

 

 

·[Shift]キーを押しながらドラッグすると、45°刻みに回転できます。

·中心点をドラッグすると、回転の中心を移動できます。中心点の位置は、[ツールプロパティ]パレットの[回転の中心]でも設定できます。

·[Shift]キーを押しながら中心点をドラッグすると、水平・垂直・斜め45°に中心点を移動できます。

·[Alt]キーを押しながらキャンバスをクリックすると、クリックした位置に中心点を移動できます。

·[編集]メニュー→[変形]→[拡大・縮小]を選択している場合は、画像を回転できません。画像を回転したい場合は、[ツールプロパティ]パレットの[回転角]を設定するか、[変形方法]から変形方法を変更してください。変更方法については、変形方法を変更するを参照してください。

 

ツールプロパティパレットで変形を調整する

変形中に[ツールプロパティ]パレットの各項目を設定すると、画像の拡大率や角度を細かく調整できます。

設定できる項目については、ツールプロパティパレットの設定項目を参照してください。

変形方法を変更する

[ツールプロパティ]パレットの[変形方法]から、変形方法を変更できます。

500_menu_2051.jpg

 

ツールプロパティパレットの設定項目

変形の操作中に、[ツールプロパティ]パレットから、下記の操作を行えます。

500_menu_2052.jpg

 

 

·変形の操作をオートアクションに記録している場合は、[オートアクション設定]が、[ツールプロパティ]パレットに表示されます。設定項目の詳細は、『CLIP STUDIO PAINTツール設定ガイド』の『変形設定』を参照してください。

·[メッシュ変形]を選択している場合の項目は、メッシュ変形【PRO/EX】を参照してください。

 

変形リセット

編集中の画像を、変形前の状態に戻します。

左右反転

中心点を基点に、画像が左右反転します。

上下反転

中心点を基点に、画像が上下反転します。

確定

変形操作を確定します。

キャンセル

変形操作を取り消します。

変形方法

変形方法を変更できます。[拡大・縮小・回転]・[拡大・縮小]・[回転]・[自由変形]・[ゆがみ]・[平行ゆがみ]・[遠近ゆがみ]から選択できます。

回転の中心

画像を回転させる場合の中心点を設定します。

[中央]・[左上]・[右上]・[右下]・[左下]・[上]・[左]・[右]・[下]・[自由位置]から選択できます。

ベクターの太さを変更【PRO/EX】

オンにすると、ベクターレイヤー・フキダシレイヤー・コマ枠フォルダーを拡大・縮小するときに、変形に合わせて線の太さが変わります。

元画像を残す

オンにすると、元の画像を残したまま、移動や変形ができます。


 

次のレイヤーを選択している場合は、複製されたレイヤーに変形が反映されます。元の画像は別のレイヤーに残ります。

·画像素材レイヤー

·テキストレイヤー

·フキダシレイヤー

·グラデーションレイヤー

·流線レイヤー

·集中線レイヤー

 

横拡大率

読み込んだ画像の横幅を、元画像に対する割合(%)で指定します。

縦拡大率

読み込んだ画像の縦幅を、元画像に対する割合(%)で指定します。

縦横比固定

オンにすると、[横拡大率]と[縦拡大率]を設定するときに、設定を開始した時点の画像の縦横比率を維持できます。ハンドルを使用する場合は、拡大・縮小を開始した時点の縦横比率を維持して、拡大・縮小を行えます。

回転角

水平位置からの、画像の回転角度を指定します。

位置調整

変形中の画像のサイズを、自動的に調整できます。サイズは、変形する画像のガイド線の大きさで指定します。

キャンバス

変形する画像のガイド線の大きさが、キャンバスに収まるように調整されます。

裁ち落とし

変形する画像のガイド線の大きさが、裁ち落としに収まるように調整されます。

仕上がり

変形する画像のガイド線の大きさが、仕上がり枠に収まるように調整されます。

基本枠

変形する画像のガイド線の大きさが、基本枠に収まるように調整されます。

自由位置

変形する画像のガイド線の大きさを調整しません。

 

 

·[裁ち落とし]・[仕上がり枠]・[基本枠]については、解説:基本枠・仕上がり枠・裁ち落としの各部名称【PRO/EX】を参照してください。

·[裁ち落とし]・[仕上がり]・[基本枠]が設定されていないキャンバスで、[裁ち落とし]・[仕上がり]・[基本枠]を選択した場合は、[キャンバス]に収まるように調整されます。

 

補間方法

画像を変形するときに、隣接するピクセル間の色を補間する方法を設定できます。

ソフトな輪郭(バイリニア法)

輪郭(色の境界)が、隣のピクセルの色と混ざり、滑らかになります。ただし、変形する内容によっては、輪郭がぼやける場合があります。

ハードな輪郭(ニアレストネイバー法)

画像内のピクセルを複製して補間します。隣のピクセルに影響されないため、輪郭(色の境界)がハッキリします。ただし、変形する内容によっては、輪郭がギザギザになる場合があります。

輪郭強調(バイキュービック法)

輪郭(色の境界)が、隣のピクセルの色と混ざり、滑らかになります。[ソフトな輪郭(バイリニア法)]に比べて、輪郭が強調されるように処理されます。ただし、変形する内容によっては、輪郭の周囲に白いノイズが発生する場合があります。

高精度(色の平均)

変形後の1ピクセルごとに含まれる、変形前のピクセルの色の平均を厳密に計算します。拡大はハッキリ、縮小は滑らかになります。細い線を縮小しても途切れません。ただし、変形する内容によっては、輪郭がぼやけたり、処理に時間がかかったりする場合があります。

 

 

 

Previous Topic
Next Topic
 

目次

-検索-

戻る