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レイヤーパレットの機能

[レイヤー]パレットの機能について説明します。

560_layer_plt_0005.jpg 

 

A.パレットカラーを変更

[レイヤー]パレット上で選択したレイヤーに、色の印をつけます。プルダウンメニューから、付けたい色を選択します。

[その他の色を使用]を選択すると、[色の設定]ダイアログが表示され、色を設定できます。


 

·複数のレイヤーを選択した場合、パレットカラーを一括で変更できます。

·[色の設定]ダイアログの詳細については、色の設定ダイアログを参照してください。

 

B.合成モード

レイヤー同士の合成モードをメニューから指定します。


 

·合成モードの詳細は合成モードを設定するを参照してください。

·複数のレイヤーを選択した場合、複数のレイヤーに対して合成モードを設定できます。

 

C.不透明度

選択したレイヤーの、画像の不透明度を調整します。数値が小さいほど、完全な透明に近くなります。


 

複数のレイヤーを選択した場合、複数のレイヤーの不透明度を一括で変更できます。

 

D.下のレイヤーでクリッピング

1つ下にあるレイヤーを参照し、選択中のレイヤーの表示する領域を制限します。

560_layer_plt_0014.jpg

 

E.参照レイヤーに設定

[レイヤー]パレット上で選択したレイヤーを、[参照レイヤー]に設定します。

560_layer_plt_0013.jpg

 

 

·[参照レイヤー]の詳細については、参照レイヤーに設定を参照してください。

·再度、[参照レイヤーに設定]をクリックしオフにすると、[参照レイヤー]を解除できます。

·複数のレイヤーを選択した場合も、[参照レイヤー]として設定できます。

·[レイヤーフォルダー]も[参照レイヤー]として設定できます。

 

F.下描きレイヤーに設定【PRO/EX】

[レイヤー]パレット上で選択したレイヤーを、下描きレイヤーに設定します。

560_layer_plt_0017.jpg

 

G.レイヤーをロック

レイヤーをロックして、レイヤーの設定を変更できないようにします。クリックしてオン・オフを切り替えます。

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H.透明ピクセルをロック

[ラスターレイヤー]の透明部分への描画をロックします。透明部分にはみ出さずに、すでに描画した部分に対して描画できます。クリックしてオン、オフを切り替えます。

560_layer_plt_0011.jpg

 

I.マスクを有効化

マスクの有効・無効の切り替えと、マスクの範囲の可視化を行えます。

560_layer_plt_0025.jpg

 

マスクを有効化

オンにすると、レイヤーマスクを有効にします。

オフにすると、レイヤーマスクを無効にします。レイヤーマスクが無効の場合は、[レイヤー]パレットのレイヤーマスクのアイコンに、赤い×印が表示されます。

560_layer_plt_0012.jpg

 

 

·[コマ枠フォルダー]を選択中は、[コマ枠フォルダー]のマスク機能のオン・オフを切り替えます。

·[Shift]キーを押しながらレイヤーマスクのアイコンをクリックしても、レイヤーマスクの有効・無効を切り替えられます。

 

マスク範囲を表示

オンにすると、マスクされている部分が、紫色で表示されます。

560_layer_plt_0026.jpg

 

 

[Alt]キーを押しながら、[レイヤーマスク]のアイコンをクリックしても、マスク範囲の表示・非表示を切り替えられます。

 

J.定規の表示範囲を設定【PRO/EX】

定規のスナップを有効にするレイヤーの範囲や、ガイド線の移動方法について、設定します。

すべてのレイヤーで表示

スナップの有効範囲が、すべての[ラスターレイヤー]・[ベクターレイヤー]・[選択範囲レイヤー]・[クイックマスク]・[フキダシペン]に設定されます。

同一フォルダー内で表示

スナップの有効範囲が、同じレイヤーフォルダー内の[ラスターレイヤー]・[ベクターレイヤー]・[選択範囲レイヤー]・[クイックマスク]・[フキダシペン]に設定されます。レイヤーフォルダーがない場合は、[すべてのレイヤーで表示]と同じになります。

編集対象のときのみ表示

スナップの有効範囲が、設定中のレイヤーのみになります。

ガイドを定規にリンク

オンにすると、定規レイヤーを移動するときに、定規とガイド線も連動して移動します。

 

K.レイヤーカラーを変更【PRO/EX】

[レイヤー]パレット上で選択したレイヤーに、レイヤーカラーを適用できます。レイヤーカラーとは、レイヤーに描画した内容を、任意の色に置き換えて表示する機能です。

右側の記号をクリックして表示されるメニューから、[レイヤーカラー]と[サブカラー]を選択すると、[色の設定]ダイアログが表示され、レイヤーカラー(黒の代替色)とサブカラー(白の代替色)を設定できます。


 

·レイヤーカラーは、[レイヤープロパティ]パレットの[レイヤーカラー]でも、設定できます。

·[表現色]が[カラー]に設定されているレイヤーの場合は、一度グレースケールに置き換えたあと、レイヤーカラーを適用します。

·[色の設定]ダイアログの詳細については、色の設定ダイアログを参照してください。

 

L.レイヤーを2ペインで表示

レイヤーパレットの表示を、2つに分割します。レイヤー一覧の下に表示されたグリップをドラッグすると、分割する位置を変更できます。分割したレイヤー一覧は、別々にスクロールできます。

レイヤーの数が多い場合に、離れたレイヤーを別々に表示させたいときに使用すると便利です。

560_layer_plt_0018.jpg

 

M.新規ラスターレイヤー

現在選択しているレイヤーの上に、[ラスターレイヤー]を新規に作成します。


 

·[新規ラスターレイヤー]をクリックすると、表現色が[カラー]のラスターレイヤーが作成されます。

·[Alt]キーを押しながら[新規ラスターレイヤー]をクリックすると、[新規ラスターレイヤー]ダイアログが開きます。ダイアログで、名称・表現色・合成方法などを設定し、レイヤーを作成できます。

 

N.新規ベクターレイヤー【PRO/EX】

現在選択しているレイヤーの上に、[ベクターレイヤー]を新規に作成します。


 

·[新規ベクターレイヤー]をクリックすると、表現色が[カラー]のベクターレイヤーが作成されます。

·[Alt]キーを押しながら[新規ベクターレイヤー]をクリックすると、[新規ベクターレイヤー]ダイアログが開きます。ダイアログで、名称・表現色・合成方法などを設定し、レイヤーを作成できます。

 

O.新規レイヤーフォルダー

[レイヤーフォルダー]を新規に作成します。


 

·[レイヤーフォルダー]とは、複数のレイヤーを1つのフォルダーにまとめる機能です。例えば、人物に関連する画像と、背景に関連する画像を別のフォルダーに分ければ、関連する画像の管理がしやすくなります。

·アニメーションフォルダー内にレイヤーフォルダーを作成すると、[レイヤー]パレットにレイヤーフォルダーのサムネイルが表示されます。 

 

P.下のレイヤーに転写

選択中のレイヤーの画像を、1つ下にあるレイヤーに転写します。

詳しくは、下のレイヤーに転写を参照してください。

Q.下のレイヤーに結合

選択中のレイヤーと1つ下にあるレイヤーを、1つのレイヤーに結合します。

詳しくは、下のレイヤーと結合を参照してください。

R.レイヤーマスクを作成

選択しているレイヤーに、レイヤーマスクを作成します。選択範囲以外がマスクされます。


 

·選択範囲外に作成するマスクについては、選択範囲外をマスクを参照してください。

·[Alt]キーを押しながら[レイヤーマスクを作成]をクリックすると、選択範囲がマスクされます。

 

S.マスクをレイヤーに適用

レイヤーマスクがあるレイヤーを選択しクリックすると、レイヤーマスクが適用された状態と同じ表示になるようにレイヤーが変換されます。変換されると同時に、レイヤーマスクが削除されます。


 

[マスクをレイヤーに適用]を実行すると、レイヤーの種類に関係なく、ラスターレイヤーに変換されます。

 

560_layer_plt_0009.jpg

 

 

[マスクをレイヤーに適用]にレイヤーをドラッグ&ドロップしても、レイヤーマスクを適用できます。

 

T.レイヤーを削除

現在選択しているレイヤーを削除します。


 

レイヤーフォルダーを選択した場合は、フォルダー内に格納されたレイヤーも削除されます。

 

 

·レイヤーフォルダー・レイヤーマスク・定規も、[レイヤーの削除]で削除できます。

·[アニメーションセル]パレットに、ライトテーブルレイヤーとして登録されているレイヤーは削除できません。[アニメーションセル]パレットからライトテーブルレイヤーを削除すると、レイヤーを削除できるようになります。ライトテーブルレイヤーの削除方法については、アニメーションセルパレットライトテーブルレイヤーの操作ライトテーブルレイヤーを削除するを参照してください。

 

U.レイヤー一覧

レイヤーが一覧で表示されます。


 

レイヤー一覧上で[Space]キーを押しながら上下にドラッグすると、レイヤー一覧をスクロールできます。

 

560_layer_plt_0027.jpg

 

レイヤー表示/ 非表示

クリックすると、レイヤーの表示・非表示を切り替えます。眼のアイコンが表示されている場合にレイヤーの画像が表示されます。


 

·[レイヤー表示/非表示]を右クリックすると、レイヤーの表示状態を切り替えるメニューが表示されます。詳細はレイヤーの表示状態の切り替えメニューを参照してください。

·[Alt]キー+[レイヤー表示/非表示]をクリックすると、クリックしたレイヤーを単独表示できます。もう一度、[Alt]キー+[レイヤー表示/非表示]をクリックすると、元の状態に表示が戻ります。

 

レイヤー描画可・描画不可

編集対象となるレイヤーに、ペンのアイコンが表示されます。

複数のレイヤーを選択中は、編集中のレイヤー以外にチェックマークが表示されます。再度[レイヤー描画可・描画不可]をクリックすると、選択を解除できます。


 

·[Ctrl]キーを押しながらレイヤーをクリックすると、複数のレイヤーを選択できます。

·[Shift]キーを押しながらレイヤーをクリックすると、連続した複数のレイヤーを一度に選択できます。

·[アニメーションセル]パレットの[セル固有ライトテーブル]や[キャンバス共通ライトテーブル]に表示されているレイヤーは、[レイヤー描画可・描画不可]にライトテーブルのアイコンが表示されます。

 

レイヤーアイコン

レイヤーの描画が、アイコンでプレビュー表示されます。


 

[Ctrl]キーを押しながらレイヤーアイコンをクリックすると、クリックしたレイヤーの描画部分から、選択範囲を作成できます。

 

レイヤー名欄

レイヤーの不透明度・合成モード・名称などが表示されます。

クリックするとレイヤーが選択され、編集の対象になります。選択状態のレイヤーは、水色で表示されます。ダブルクリックするとレイヤー名を変更できます。

Windows/macOSをお使いの場合は、この部分にマウスカーソルを合わせて上下にドラッグすると、レイヤーの重ね順を変更できます。複数のレイヤーを選択している場合は、選択しているレイヤーすべてが、重ね順変更の対象となります。

グリップ【タブレット/スマートフォン】

タブレット/スマートフォンでレイヤーの重ね順を変更したい場合に、使用します。

グリップに指やペンを合わせて上下にドラッグすると、レイヤーの重ね順を変更できます。複数のレイヤーを選択している場合は、選択しているレイヤーすべてが、重ね順変更の対象となります。

 

 

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