CLIP STUDIO PAINT PRO Ver.1.1.0アップデータ公開のお知らせ | CLIP STUDIO


過去のお知らせ

過去のお知らせ一覧

CLIP STUDIO PAINT PRO Ver.1.1.0アップデータ公開のお知らせ

2012年9月28日

日頃より弊社製品ならびに各種サービスをご利用いただきまして、誠にありがとうございます。

CLIP STUDIO PAINT PROの最新バージョン Ver.1.1.0を公開しました。
今回のアップデートでは、ソフトウェア間の連携機能や素材に関連した大幅な機能追加を実施したため、Ver.1.1.0はVer.1.0.3以前の旧バージョンを残したまま、新たにインストールされます。 ツールやショートカットなどの各設定やユーザー様が作成したオリジナルの素材は自動で新しいバージョンに引き継がれます。詳しくは下記のダウンロードページをご覧ください。

体験版をご利用の方もアップデータにより最新バージョンにアップデートしていただけます。

主な更新内容

Ver.1.0.4 先行プレビュー版 (RC版)として公開した項目の正式リリースに加え、Ver.1.1.0では下記の内容を更新いたしました。
※ Ver.1.1.0で新たに更新された項目には、タイトルに【Ver.1.1.0】と記載しています。

「CLIP STUDIO」からの素材のアップロード、ダウンロードが可能になりました【Ver.1.1.0】

「CLIP STUDIO」は、セルシスが新たに開発した、素材の管理などを行うアプリケーションです。Ver.1.1.0では、「CLIP STUDIO」の便利な機能をお試しいただけます。素材をダウンロードして、すぐに使用できます。また、CLIP STUDIO PAINTで作成した画像素材・漫画素材・ツールセット・カラーセットなどを簡単に公開・共有できます。
今後、「CLIP STUDIO」に、さまざまな機能やサービスを追加するとともに、ACTION、COORDINATEなどCLIP STUDIOシリーズ各製品との連携を予定しております。

カラープロファイルを設定できるようになりました【Ver.1.1.0】

画像を書き出すときのカラープロファイルを設定できます。CMYK形式のカラープロファイルも選択でき、より詳細な色の調整を行えます。

トーンの機能が強化されました【Ver.1.1.0】

レイヤーをトーン化するときに、レイヤーの不透明度が網点の大きさに反映されます。レイヤーの不透明度を変更した場合も、網点自体の色が薄くならないため、モノクロ出力時などに発生するモアレを防げます。

[オートアクション]パレットが追加されました【Ver.1.1.0】

[オートアクション]パレットが追加されました。[オートアクション]パレットは、複数の操作を記録しておくと、記録した操作をまとめて実行できます。よく使う操作を記録しておくことで、効率的に作業を行えます。

ツールが追加されました【Ver.1.1.0】

イラストやマンガ制作に便利なツールが追加されました。
[コピースタンプ]サブツールが追加されました。画像の一部を選択すると、離れた場所にペンで描くように転写できます。

[ごみ取り]サブツールが追加されました。キャンバスから描画のごみを抽出し、削除できます。その他にも、ごみだけを選択範囲にしたり、周囲の色に合わせて塗りつぶしたりなど、用途に合わせてツールをカスタマイズできます。

IllustStudioとの互換性が向上しました

  • Mac OS X版で、IllustStudio形式ドキュメントを読み込めるようになりました。【Ver.1.1.0】
  • ComicStudio形式の網点トーンを含むIllustStudio形式ドキュメント(拡張子:xpg)を読み込んだ場合、網点トーンをトーン化したレイヤーとして読み込めます。IllustStudioでは、ComicStudio形式のトーンを編集できませんでしたが、CLIP STUDIO PAINTでは、網点トーンの線数や角度の変更など、各種編集を行えます。

グリッドを表示できます【Ver.1.1.0】

キャンバスにグリッドが表示できるようになりました。また、グリッドにスナップしながら線を引けるようにます。定規を作成しなくても、等間隔の直線を簡単に描けます。

レイヤー関連の機能を強化しました【Ver.1.1.0】

[レイヤー]メニューに、下記の機能が追加されました。これらの操作は、[オートアクション]パレットの記録や、ショートカットキーの設定に対応しており、用途に合わせて活用できます。

  • [レイヤー名の変更]が追加されました。選択中のレイヤーの名称を変更できます。
  • [並べ替え]が追加されました。選択中のレイヤーの重ね順を変更できます。重ね順は、[最前面へ]・[前面へ]・[背面へ]・[最背面へ]から選択できます。

一部のレイヤーの表示を高速化しました

レイヤーマスクを使用している、[3D]・[テキスト]・[グラデーション]・[ベタ塗り]・[画像素材]レイヤーの表示を高速化し、アプリケーションの動作速度を改善しました。

保存機能が強化されました

[ファイル]メニュー→[指定の形式で保存]に、[.lip(最適化)]が追加されます。作業中にレイヤーの枚数を減らしたときに、ファイル容量が軽量化する場合があります。
軽量化することで、お使いの環境によっては、再度ファイルを開いて編集するときの操作が軽くなり、より快適に作業が行えます。