CLIP STUDIO PAINT Ver.1.8.6の問題についてのご報告(更新) | CLIP STUDIO

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CLIP STUDIO PAINT Ver.1.8.6の問題についてのご報告(更新)

2019年3月5日(更新)
2019年3月2日

2月28日に公開したCLIP STUDIO PAINT EX/PRO/DEBUT Ver.1.8.6アップデータ(Windows版/macOS版/iPad版)において、起動時に表示される筆圧調整ダイアログが、本来表示する必要のない方にも表示される場合があることがわかりました。意図せず望まない筆圧調整をすることのないよう、動作の変更を行ったアップデート Ver.1.8.7(Windows版/macOS版/iPad版)を公開しました。

筆圧設定を意図せず変更してしまったユーザー様には、深くお詫び申し上げます。

今回、意図せず筆圧調整を行ってしまうと想定されるケースが2種類ありました。
(1)デフォルトの筆圧設定のまま問題なく使用していたが、筆圧が未調整と判定され筆圧調整ダイアログが表示され、筆圧調整をしてしまったケース
(2)2017年12月に公開したVer.1.7.1より前のバージョンで筆圧調整を行っていた場合、筆圧が未調整と誤判定され筆圧調整ダイアログが表示され、筆圧調整をしてしまったケース

ケース(1)の場合は、こちらの方法で筆圧を初期設定に戻していただくことができます。
ケース(2)の場合は、CLIPクラウドで「アプリ設定のバックアップ」を行っていた場合は筆圧設定の復元が可能ですが、それ以外の場合は自動で筆圧設定を復元する方法はありません。こちらでクラウドからの復元方法や筆圧調整の手順をご案内しています。

今回Ver.1.8.6にて、起動時に筆圧調整ダイアログを表示することにした趣旨は、多種多様なペン入力デバイスが増加する中、ハードウェア環境によって異なる感度の違いや不都合を、ソフトウェア側で可能な限り吸収し、ユーザーの皆様により良い描き味を提供するためでした。

しかしながら、事前の説明不足、インターフェースの配慮不足、ユースケースの考慮不足など、至らぬ点が多々ございました。慣れた筆圧設定を意図せず変更してしまったユーザー様には、重ねてお詫び申し上げます。

本件に関するご意見、お問合せは、こちらまでお願いいたします。可能な限り不都合のない制作環境を構築できるよう、誠心誠意、対応してまいります。

(2019年3月5日 追記)なお、「素材などをキャンバスにドラックアンドドロップで貼り付けた際に意図した場所に貼り付けられない」不具合も確認しておりましたが、対応したアップデータ(Ver.1.8.8)を公開いたしました。