アニメスタジオテクニック ~RETAS STUDIOで学ぶアニメの作り方~
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アニメスタジオテクニック ~RETAS STUDIOで学ぶアニメの作り方~ について
| ISBN | 978-4-86246-114-8 |
| 定価 | 6,480円(税込) |
| サイズ | B5版(モノクロ) |
| 総ページ数 | 608 ページ |
| 付属品 | DVD-ROM |
| 著者 | 与澤桂子、富沢信雄、伊東耕平、大塚康生、竹内孝次 |
| 監修 | 株式会社テレコム・アニメーションフィルム |
| 発行・発売 | 株式会社ボーンデジタル |
本書の特徴
アニメ業界で働くために身につけておきたい知識をまとめた一冊
アニメのプロを目指すために身につけておくべき、「基本的な知識と技術」を1冊の本にまとめました。アニメ制作の経験がまったくない方でもアニメの作り方を基礎から体系的に知ることができる、いわば「アニメ作りの教科書」です。
現役のプロである著者が、現場で必要となる実践的な知識や制作のノウハウを豊富な図版とあわせて丁寧に解説。テレビで放送されているあの作品がどのように制作されているのか、プロのアニメ作りのワークフローとともに、その背景となる知識もあわせて紹介しています。
RETAS STUDIOのチュートリアルとして
本書の後半にはRETAS STUDIOを使いながらアニメの作り方を実践的に学習する、チュートリアルセクションを収録。
本文に従って付属のDVDに収録された作例データを操作することで、ソフトの操作方法が自然に身につきます。さらに、チュートリアルは1つ1つがアニメのテクニックの解説にもなっており、手順だけではなくアニメ作りに必要な知識が得られる構成になっています。
アニメスタジオ各社の採用試験で出題された問題集を収録
巻末には、アニメスタジオ各社の採用試験(主にアニメーター)で実際に出題された試験問題集を掲載。採用試験で問われる技術と要求される水準を知っておくことは、採用試験を突破する上で大きく役に立ちます。
丁寧な解説と現場の知識が詰まった、アニメスタジオで働くことを目指す学生にも、学生を指導する先生にも必携の1冊です。
本書の構成
Chapter 00 はじめに
Chapter 01 アニメ制作工程一覧
制作工程図/監督/作画/彩色/撮影/背景美術/3D/編集/声優/音響/制作
Chapter 02 アニメの基礎知識
アニメとは何か?/カット(CUT)とは何か?/アニメの「コマ」の概念/セルの概念/フレームとは何か?/動画(作画)用紙とは何か?/タイムシートとは何か?/レイヤーとプレーン/解像度とは何か?/アナログの道具あれこれ/タップとは何か?/スキャナーのセットアップ
Chapter 03 作画の基礎知識
自然な立ちポーズを描く/シルエットの重要性/歩きの基本/走りの基本/歩き・走りの応用について/イスから立ち上がる動き/運動曲線とは何か?/加速減速とは何か?/振り子運動/スローイン・スローアウト/ムービングホールド/スクアッシュ&ストレッチ/アンチ(アンティシペーション)/フォロースルーとセカンダリーアクション/振り向きとリアクションの演技を作る/キャラクターを喋らせる/キャラクターにまばたきをさせる/はためきの動きを作る/組み線/合成/パース
Chapter 04 作品制作の工程
作品づくりの方針/作品作りの要点/プリ・プロダクション/中間素材と最終素材/作画工程の基礎知識/彩色工程の基礎知識/撮影工程の基礎知識
Chapter 05 Stylosを使用した線画の描き方
線画を描画する/作画を始めるにあたって/新しい作画用紙を作る/レイヤー・プレーンの選択/試し描きをする/ペンツールの設定/ペンの各種設定/描いた線を消す/他の色を使って描き、消す/大きな範囲を消す/プレーンの重ね順の入れ替え/プレーン上の絵の移動/プレーン間のコピー&ペースト/作業の取り消し(アンドゥ)/直線ツール/曲線ツール/画面の拡大縮小/画面の回転表示/ライトテーブルの使い方/ファイルの保存方法/データのバックアップを取る
Chapter 06 FIXのカットを作る
フィックスのカットを作る/レイアウトを描く/原画を描く/動画を描く(デジタル作画)/作画済みのデータをペイント用に書き出す/アナログ動画のスキャン、トレース/彩色する/デジタルで背景を描く/撮影をする
Chapter 07 編集・音響
2つのカットをつなぐ/BGM・効果音を付ける/カットをオーバーラップさせる/音声をオーバーラップさせる/ワイプ/アフレコ/タイトル、字幕を付ける/映像の書き出し
Chapter 08 公開
公開
Chapter 09 プロの実践的技法
ツールの切り替えを効率よく行う方法/一部分しか動かない「合成」のカットを作る/絵の境界があるカットを作る(組み線)/効率良く中割りを行う方法
Chapter 10 カメラワーク・エフェクト
パン(PAN)のカットを作りたい/奥行きのあるカメラワーク(T.U.、T.B.)をつけたい/T.U.時のスキャン解像度/SL(スライド)のカットを作りたい/フォロー(FOLLOW)のカットを作りたい/ピントを移動させたい/被写界深度/マルチプレーン/画面動/タップによるパラメーターの共有/レイヤーT.U.(T.B.)/エフェクトの基本的な使い方/透過光/放射光/レンズフレア/色合い/色パラ/クロス透過光/波ガラス
Chapter 11 業界就職案内
アニメスタジオ採用試験問題集/採用試験に関するアンケート
【アンケートの項目】
(1)新人アニメーターの採用基準 (2)採用試験の内容 (3)受験者に求めること
アニメーター座談会
アニメーションのデジタル化の利点





