ステップbyステップで作る ローポリキャラモデリング

ステップbyステップで作る ローポリキャラモデリング について

本書の特徴

雑誌「CGWORLD」のモデリング連載や、ホラーアドベンチャーゲーム「コープスパーティー」シリーズでおなじみ、オガワコウサク氏によるローポリ制作術。海洋堂によってフィギュア化されている、山下しゅんや氏の人気キャラクター「ポッコ」をローポリで完全再現します。完成データはWebからダウンロード可能です。
「なるべく少ないポリゴン数で、シェーダは使わず、テクスチャはカラーのみ」という、最低限の環境で表示されるローポリゴンのモデル制作を「メタセコイア Ver.3」「LightWave v9.6」「Photoshop CS5」を使用して解説。ソフトの機能にあまり左右されない汎用性のある制作手法を心がけているため、その他のツールでも応用が可能です。
モデリング→UVマッピング→テクスチャ制作→セットアップ→背景制作の流れにそって、各パーツごとにわかりやすくていねいに制作過程を紹介します。著者の豊富な経験に基づくノウハウや、業界裏話なども満載です。

本書の構成

CHAPTER 00　序章

ローポリモデルとは？／ハイポリゴンのモデリングとの違い／ポリゴン数について／本書でのローポリモデリングの制作手法／本書でのUVマッピングについて／ローポリモデルでのテクスチャの描き方／ローポリモデルは動かしてこそ、ローポリモデル

CHAPTER 01　モデリング

CHAPTER 02　UVマップ

CHAPTER 03　テクスチャマッピング

CHAPTER 04　セットアップ

CHAPTER 05　フィニッシュ

コラム

動物の毛の表現／ポリゴンが少なく、ありがたがられたメカ／素材で分けて、作業を効率よく／UV展開のプラグイン／顔のUVマップは何故、左右対称にしないのか？／シームレスなモデルのテクスチャ／「UV展開」という言葉がなかったころから／パーツ分けで歪みをなくす／布のしわの描き方／肌色の彩色／ポッコのテクスチャまとめ／メカのテクスチャのひと工夫／骨の構造について／メタセコイアでセットアップができるプラグイン「Keynote」／シーンの構築はゲーム性を考えて！／MikuMikuDanceへのインポート／液晶タブレット、重宝してます／ゲームに使いやすい地形／普段から、観察眼を養っておこう！