印刷結果にモアレが発生するのですが？

プリンター独自の設定や、自動調整機能の影響を受けてモアレが発生してしまうことがあります。
ComicStudio 4.0はモアレのないデータを生成しますが、プリンタの設定によっては印刷時に送られてくるデータを加工して、独自に網点化処理（または誤差拡散法等によるディザー処理）を行ってしまう場合があります。

プリンタがこのような設定になっている場合、作品データが印刷段階で加工されてしまうためモアレやディザが発生してしまうなど、思い通りの印刷結果が得られません。
 
多くの場合、プリンタの設定を変更することでこの問題を解決することができます。
プリンタによって設定は異なりますので、マニュアルなどをご覧のうえ、ご確認ください。
 
また、インクジェットプリンタの印刷の機構上、インクをにじませているため、元原稿の品質を維持したまま出力することはできません。
 
ComicStudio 4.0ではインクジェットプリンタでも極力モアレなどが発生しにくくなっていますが、それでもインクジェットプリンタの印刷機構上の問題から出力したトーンや描線等にモアレやトーンジャンプ、にじみが発生しやすくなります。
 
ただし、元データ自体は劣化しておりませんので、印刷所などにサンプルとして出力原稿を提出される場合は、インクジェットプリンタで印刷したものであることをお伝えください。