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更新日:2013/12/04 16:23:05
返信数:5
閲覧数:60846
ID:19454
from にゃらると さん
2011/04/09 02:27:46
 
保存

PNGファイルで保存すると、透明部分が塗りつぶされる

  illuststudioにおいてPNGファイルで保存すると、透明部分が白く塗りつぶされます、
透明部分を残したままPNGファイルに保存する方法を教えてください。
from
CLIP
サポート担当
さん
2011/04/09 10:44:53
IllustStudio作成された背景が透明のデータは、アルファチャンネルの情報を持つ
画像形式で保存すること透明部分を維持した画像が書き出せます。

下記の操作を行っていただき、ご確認ください。

1.透過保存を行いたい画像のキャンバスを開きます。
2.[パレット]メニュー→[レイヤー]を選択して、[レイヤー]パレットを表示します。
3.[用紙]レイヤーを非表示にします。これによりキャンバスで背景が透明になったことを確認します。
4.[ファイル]メニューから[指定形式で保存]を選択して、拡張子が[PNG]の形式を選択します。
5.[別名で保存]ダイアログが表示されるので、[設定を変更]ボタンをクリックします。
6.[PNG設定]ダイアログの[表現色]リストボックスから[RGBAカラー]を選択して[OK]ボタンをクリックします。

以上で透過部分を維持した画像の書き出しが完了します。
..
from
アレイア
さん
2012/06/22 22:58:45
よかった!
全く同じ症状で困ってました!
 
自分は解決しました!
from
NO_NAME
さん
2013/12/04 14:23:40
IllustStudioMiniだとできない機能でしょうか?(・ω・`)
何回か背景透明にしようとしてるんですがどうしてもできません
from
CLIP
サポート担当
さん
2013/12/04 14:41:08
IllustStudioMiniでも透過PNGを書き出せます。

2011/04/09 10:44:53にこちらからご案内している
手順は行って頂いておりますでしょうか。

また現在、IllustStudioの最新版バージョンは1.2.7になります。
旧バージョンをご使用の場合は、下記ページより最新版をダウンロードし、
適用して頂けますようお願いいたします。

■IllustStudio アップデータ ダウンロードページ(IllustStudioMiniも共通です)
from
朧月夜に舞う胡蝶
さん
2013/12/04 16:23:05
NO_NAMEさまこんにちは。朧月夜に舞う胡蝶と申します。
横から失礼します。

>何回か背景透明にしようとしてるんですがどうしてもできません
とのことですが、担当さまが2011/04/09の書き込みで説明してくださっている方法は
担当さまも仰っているとおり背景(余白)が透明な画像(作品)の
余白を透明なままpngで保存する方法になります。

そのため、余白が透過されていないものについては
そのまま背景一面白塗りなどの状態で書き出されてしまいますので
まずは余白が透明になっているか確認されてはいかがでしょう?
(イラスタでは(設定を変えていない限り)透明部分がピンクのチェック模様で表示されます。
ですので、アルファ付きpngで保存したいファイルを開き、レイヤパレットから「用紙」レイヤを
非表示にして余白が透明になっているか確認してください)

もし余白が透過されていない場合は以下のような方法で
透明にすることが可能ですのでご参考までに。

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【余白透過方法その1】
透過方法その1はレイヤの表現色を「グレー(8bit)」に変更する方法です。
この方法はアナログで描いた線画をスキャンしたときや
pixivその他で公開されている線画がjpegだったときなどに有効ですが、
逆にすでに着色が終わったものに対してはお勧めできません。
(当たり前の話ですが、表現色をグレーに変更しますので作品が白黒(正確にはグレースケール)になってしまいます)

1.まずイラスタを立ち上げ、余白を透過したいファイルを開きます
 (以下省略。透過方法その2以降も手順の一番最初にこれが入ると思ってください)

2.「レイヤ」→「レイヤの変換」を選択、「レイヤの変換」ダイアログの中ほどにある
 「表現色」を「グレー(8bit)」に変更して「OK」します。

3.あとはレイヤパレットから「用紙」レイヤと (存在するなら)元レイヤを非表示にして
 余白が透明になっていることを確認すれば完了です。

それと表現色を「グレー(8bit)」に変更したことで合成モードが使用できなくなってしまいます。
そのため後から線画の合成モードを変更したい場合はグレーに変更したあとで
再度「レイヤの変換」を行い、「カラー(32bit)」に戻してあげてください。

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【余白透過方法その2】
透過方法その2は「白を透明にして貼り付け」を使用する方法です。
この方法ではすでに着色されたものの余白も透過することが可能ですが、
RGB 255.255.255(#ffffff)の白は問答無用で透明になってしまいますので
透過後に背後にレイヤを作成して必要な部分だけ白で埋めるなどのケアが必要になります。
また、上記の白以外は一切透明になりませんので、
背景がアリスブルー(RGB 240.248.255(#f0f8ff)などの別の色で着色されている場合は)
別の方法を使用する必要があります。

1.まず「矩形選択(矩形選択)」をキャンバス全体を覆うように使用する、
 あるいは「選択」→「すべてを選択」を使用するなどの方法で範囲指定します。

2.次に「編集」→「コピー」を使用したあと「編集」→「特殊なコピー」→「白を透明にして貼り付け」を選択します。

3.(2)の結果、レイヤパレットにコピーレイヤ(レイヤ名が「~のコピー」となっているレイヤ)が作成されますから
 このコピーレイヤのみを残してほかをすべて非表示に(「用紙」レイヤも非表示に)して
 余白が透過されていることを確認すれば完了です。

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【余白透過方法その3】
その3は「マジックワンド(同じ色を選択)」を使用する方法です。

1.「マジックワンド(同じ色を選択)」を選択して余白など透明にしたい部分を選択します。

2.必要な部分が選択できたら選択範囲ランチャの「塗りつぶし」や
 「塗りつぶし(編集レイヤのみ参照)」を使用して透明色で塗りつぶしを行います。

3.あとは「選択」→「選択を解除」などで範囲指定を解除すれば完了です。

それとマジックワンドを使用した結果、選択漏れが出るようでしたら
アンドゥ(Ctrl+Z)で戻ったあと「マジックワンド(同じ色を選択)」の
「色の許容誤差」の数値を少し高めに設定して再度必要な部分を選択してみてください。
(ただし、「色の許容誤差」の数値が高すぎると選択しなくてもいい部分まで
一緒に選択してしまいますから数値の上げすぎにはご注意を)

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【余白透過方法その4】
その4は「色域選択」を使用する方法です。

1.「選択」→「色域選択」を選択します。

2.「色域選択」ダイアログが表示されますから、余白など透明にしたい部分を選択して「OK」します。

3.あとは【透過方法その3】の(2)と同じく透明色で塗りつぶしを行えば完了です。

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こうして余白を透過したあとは担当さまが教えてくださったとおりの方法で
アルファ付きpngで保存すれば完了です。


以上、取り留めのないことをだらだらと述べてきましたが、
少しでも参考になりましたら幸いです。
それと乱文失礼いたしました。