朧月夜に舞う胡蝶 様
詳細な手順をご記載頂きありがとうございます。
積木 様
ご連絡ありがとうございます。
朧月夜に舞う胡蝶様からご紹介いただきました方法の1番に関しましては、「フィルタ」→
「効果」→「グラデ彩色」をクリックして表示される「グラデ彩色」画面にて、
グラデーションセット名「効果」の中の「白黒」グラデを選択後、入出力オプションにて
「すべてのレイヤーを参照する」にチェックを入れていただきますと、すべての
ラスターレイヤーを参照してモノクロにすることができます。
なお、こちらの方法は、テキストレイヤー、ベクターレイヤーに対しては使用ができません。
方法の2番に関しては、テキストレイヤー、ベクターレイヤーも含め、モノクロに出来ます。
また朧月夜に舞う胡蝶様からご紹介いただきました方法のほかに、以下のような方法も
ございますので、お客様の用途に合わせてご利用ください。
(1)指定の画像形式で出力するときにグレースケール、またはモノクロ2階調化する。
作品のレイヤー構造、色の情報に手を加えずに、指定の画像形式に出力するときに
色の変換を行います。
1.[ファイル]メニューの[指定の形式で保存]から、出力したい画像形式を選択します。
今回は例としてJPEG形式で行いますので[.jpg(JPEG)]を選択します。
2.[別名で保存]ダイアログが表示されたら、出力する保存先を選択してから[設定を変更]
ボタンをクリックします。
3.[JPEG設定]が開きます。[表現色]を[モノクロ2階調]または[グレースケール]を選択
します。
4.手順2で指定した保存先に色変更した画像が保存されます。JPEGファイルを開いて
内容をご確認ください。
(2)レイヤーを結合してからレイヤーの表現色をグレースケール、またはモノクロ2階調に
変換する。
レイヤー階層を結合して一つのレイヤーにまとめるとき、グレースケール、または
モノクロ2階調に色変更を行います。
1.結合するレイヤー(今回は色をモノクロ化したいレイヤー)を選択してチェックマークを
入れます。
2.[レイヤー]パレットの[メニュー表示]から[選択中のレイヤーを結合]を選択します。
3.[レイヤーの結合]ダイアログが表示されます。レイヤー名を「モノクロ」などに設定して
[表現色]から[グレー(8bit)]または[白黒(2bit)]を選択します。[元のレイヤーを残す]
にチェックを入れておくと、カラーで作成したレイヤー構造を残したまま、モノクロの
レイヤーを新規で作成します。
4.色変更をしたモノクロのレイヤーが[レイヤーパレット]の最上層に作成されます。
グレースケールで変換した場合は、カラーで作成したレイヤーの色が透過しますので、
グレースケールレイヤー以外の表示/非表示アイコン(眼のアイコン)をクリックして
非表示にします。
よろしくお願い致します。
...
IllustStudioのみんなに聞いてみよう
from 積木 さん
2011/10/02 02:47:45
描画
全体をモノクロにしたいのですが・・・ |
|
完成した絵をそのままに、全体の色をモノクロにしたいのですがどのようにすれば良いでしょうか? |
from
CLIP
サポート担当
さん
2011/10/02 09:00:24
横から失礼します。
完成した絵をモノクロにする方法ですが、
絵を構成するレイヤがすべて結合されているかどうかで若干方法が変わってきます。
①レイヤがすべて結合されて絵が1枚のレイヤのみで構成されている場合
この場合はレイヤが1枚しかありませんから、「フィルタ」→「効果」→「グラデ彩色」で
グラデーションセット名「効果」の中の「白黒」グラデを使用すれば絵をモノクロにすることができます。
また、それ以外の方法として (あまりお勧めはできませんが) 「フィルタ」→「2値化」を使用することでも
モノクロにすることができます。
(この場合は「2値化」の名前の通り、完全に白と黒の2色で表現されてしまいます)
②絵が複数のレイヤで構成されている場合
この場合は最上位のレイヤを選択してレイヤパレットの「新規フィルタレイヤ作成」から
「グラデーションマップ」を選択し、①と同様に「白黒」グラデを使用すればモノクロにすることができます。
(それと、①のケースでも同じ方法でモノクロにすることもできます (やっていることや結果は同じですので))
一応念のために、レイヤの配置順は上から順に以下のようになります。
1.「グラデーションマップ」フィルタレイヤ
2.絵を構成するレイヤ (輪郭や陰影、ハイライトなど)
3.背景のレイヤ
4.下書きなどのレイヤ (場合によっては存在しないこともあります (作成済みの線画に色を塗ったものなど))
以上、だらだらと取り留めのないことを書いてきましたが、少しでも参考になれば幸いです。
それと、乱文失礼いたしました。