配布されていた水彩絵の具の素材が透過されていなかった場合。 | IllustStudioのみんなに聞いてみよう | CLIP STUDIO

IllustStudioのみんなに聞いてみよう

質問&回答しよう!

クリエイターさん同士で、教えて教わる相談コミュニティ

質問を見てみる
更新日:2011/11/07 09:08:19
返信数:2
閲覧数:1583
ID:23608
from 燐火 さん
2011/11/06 00:22:16
 
素材

配布されていた水彩絵の具の素材が透過されていなかった場合。

 
こういう画像です。
キャラクターのコサージュとかアクセサリーとして使いたいんですが
白いところが透けていないので、すごく使いづらいです。
色を変えずに白いところだけを透過、というのは出来ないんでしょうか?

よろしくおねがいします
from
朧月夜に舞う胡蝶
さん
2011/11/06 05:31:53
燐火さまこんばんは。朧月夜に舞う胡蝶と申します。
横から失礼します。

水彩絵の具の素材が透過されていないとのことですが、
ブラシの描画の不透明度か、カラーパレットの描画色の不透明度を下げられてみてはいかがでしょうか?
もしそのブラシの描画の不透明度が100になっているようでしたら、
これを適当な数値に下げることで半透明で描画するすることができます。
同様に描画色の不透明度を下げた場合も不透明度に応じた濃度で半透明になります。
(不透明度の数値が0に近ければ近いほどより透明になっていきますので、
実際にお使いになってみて燐火さまがちょうどいいと思われる数値にしてみてください)

また、既に描いてしまった絵の一部を透過させたい場合は、描画の不透明度を下げた消しゴムツールか
透明色を選択したエアブラシツールを透過させたい箇所に使用することで半透明にすることができます。
消しゴムツール、エアブラシツールともに描画の不透明度が100に近いほどよく消えるようになりますから、
実際にお使いになり、消え方を見て適当な数値に設定してみてください。
(どちらの場合も不透明度が下がるとそれだけ消えにくくなりますから、より強く消したいところは
描画の不透明度を上げられるか、何度か繰り返して同じ場所を消してみてください
(一度のストロークでは不透明度に応じた濃度で半透明になるだけで絶対に消えることはありません))

それとこの場合は関係ないかもしれませんが、背景(余白)を透明にしたい場合は
「矩形選択(矩形選択)」でキャンバス全体を範囲指定→コピー→「新規作成」→「編集(特殊なコピー)」の
「白を透明にして貼りつけ」で透明にすることができます。
もし背景(余白)が白以外の色で塗られている場合は、「マジックワンド(同じ色を選択)」で
透明にしたい個所を選択し、透明色で塗りつぶすことで同様の効果を得ることができます。
(レイヤパレットの「用紙」レイヤを非表示にして背景(余白)がピンクのチェック模様になっていれば
その部分は透明になっているということになります。逆に白やほかの色になっている場合は
透過されていないということになります)


以上、取り留めのないことをだらだらと書いてきましたが、少しでも参考になれば幸いです。
乱文失礼いたしました。
from
CLIP
サポート担当
さん
2011/11/07 09:08:19
朧月夜に舞う胡蝶様

大変詳しいアドバイス、誠にありがとうございます。

燐火様

ご不便をお掛け致しまして申し訳ございません。
朧月夜に舞う胡蝶様からご説明いただきましたように、ブラシ素材の場合はブラシの
[ツールオプション]にある[描画の不当明度を変更します]項目から数値を減らすことで、
素材自体の透明度が上がるため他の描画に馴染みやすくなるかと存じます。

色の濃い服や髪の毛のアクセサリとして使うときは、素材自体の透明度が上がると
アクセサリとして目立ちにくくなる可能性があります。
素材本来の彩色をできる限り損なわず、白い部分を透過させる方法として、
少々お手間はかかりますが、[透明]を素材の白い部分に塗ることで違和感が減るかと
思われます。以下にエアブラシを使用した例をご案内いたします。

1.[カラーパレット]にプリセットされている[透明]をクリックして、ツールパレットから
     [エアブラシ]を選択します。

2.ブラシのサイズは小さめで、エアブラシ[ツールオプション]の[描画の不透明度]を
     50~60くらいに設定します。

3.白い箇所を擦るように描きながら、白い部分の透明感を調整してください。

また、この他に[消しゴム]ツールを使用して画像の一分を薄くする方法がありますので、
誤案内いたします。

1.[消しゴム]ツールを選択します。

2.[ツールオプション]パレットを表示します。

3.[ツールオプション]パレットの以下の項目などの調整を行います。

    ・消しゴムのブラシセット
    ・ブラシサイズ
    ・画像の不透明度
    ・ぼかし幅
    ・硬さ

    この時のポイントはブラシサイズ画像の不透明度ぼかし幅になります。
    十分に調整を行なってください。

4.画像の不透明度かけたい部分に[消しゴム]ツールを使って描画し、不透明度を下げて
    いきます。

5.輪郭または白い部分が「うっすら」となるように、[消しゴム]ツールで消していきます。

お手数をお掛け致しますが、よろしくお願い致します。
.........