ナナムギさまこんばんは。朧月夜に舞う胡蝶と申します。
横から失礼します。
「透明部分をロック」を使用したにもかかわらず
ロックされているはずの部分にまで描画できてしまうとのことですが、
これには次の2つの可能性が考えられます。
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1.「透明部分をロック」を使用したレイヤ (以下、対象レイヤと表記) に透明な部分が存在しない
当たり前の話ですが、対象レイヤに透明な部分が存在しない場合、
(そのレイヤがカラー(32bit)のラスタレイヤである限り) 「透明部分をロック」自体は使用可能なものの
ロックすべき透明部分が存在しないため、余白などの本来ならロックされるはずの箇所にまで描画できてしまいます。
この場合はレイヤの表現色を「グレー(8bit)」に変更したあとさらに「カラー(32bit)に戻す」、
あるいは「矩形選択(矩形選択)」でキャンバス全体を覆うように範囲指定してコピーしたあと
「白を透明にして貼り付け」を使用するなどの方法で
余白を透過することで正しくロックできるようになるかと思います。
(「透明部分をロック」は描画色が「カラー(32bit)」のラスタレイヤにのみ使用可能な機能ですので、
描画色を「グレー(8bit)」に変更すると「透明部分をロック」が使用できなくなります。
ただ、一度「グレー(8bit)」に変更して余白を透過したあとは描画色を「カラー(32bit)」に戻しても
透明な部分は透明なまま保持されますから、余白透過後に再度「カラー(32bit)」に戻してあげることで
「透明部分をロック」が使用可能になります)
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2.対象レイヤとは別のレイヤが選択されている
これまた当たり前と言えば当たり前の話ですが、
「透明部分をロック」を使用したレイヤとは別のレイヤが選択され
こちらに描画が行われた場合、「透明部分をロック」自体が使用されていないため
余白などにも描画できてしまいます。
この場合はレイヤパレットから対象レイヤを選択し、こちらに描画を行うことで
透明部分にはみ出すことなく描画が行えるかと思います。
(ちなみに「透明部分をロック」は「参照レイヤに設定」とは違い、
対象レイヤに直接描画を行うことで効果を得ることができるコマンドです。
ですので、「透明部分をロック」を使用したあと
描画用に新規レイヤを作成する必要はありません)
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それと、もしどうしてもうまく透明部分をロックすることができない場合は
代わりに対象レイヤが選択された状態で「レイヤ」→「クリッピングフォルダ化」、
あるいは対象レイヤのすぐ上に1枚ラスタレイヤを作成して「レイヤ」→「下のレイヤでクリッピング」による
クリッピングをお試しになってみてください。
(ただし、クリッピングを使用する際は対象レイヤの余白があらかじめ透過されていることが条件です。
(余白が透過されていないと本件と同様にロックされるはずの箇所にまで描画できてしまい意味がありません))
以上、取り留めのないことをだらだらと述べてきましたが、少しでも参考になりましたら幸いです。
それと乱文失礼いたしました。
透明部分にも塗られてしまうという事でよろしいでしょうか。
お手数ですが、下記の点についてご確認いただければと思います。
■[透明部分をロック]は、設定したレイヤー上でのみ反映されますので、
別のレイヤーで描画されていないかどうかご確認ください。
■[表示]メニュー→[用紙の表示]のチェックを外して透明部分を示す
ピンクの格子が表示されるかご確認ください。透明部分をロックは
このピンクの格子が表示されているエリアを保護します。
ピンク格子が表示されない場合は、空白部分が白で塗られている
状態ですので、透明部分をロックする部分が無い状態となり、
描画が可能になります。
白く塗られた部分を透明化する方法として、モノクロの描画内容で
あれば、以下のよくある質問のような、グレーレイヤーにレイヤー
カラーを変換することで、白を透明にすることができます。
よろしければご参照ください。
■ダウンロードした線画の画像ファイルの白い部分を透明にする方法はありませんか?
よろしくお願い致します。