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更新日:2012/11/29 20:49:25
返信数:2
閲覧数:3423
ID:35112
from しふる さん
2012/11/29 16:33:23
 
描画

グリッドの自動生成

  タイトルの通り、グリッドを自動で生成することはできますか?という質問です。


少々独特な使い方で恐縮ですが
アナログの背景を描く際に、
アタリをつけた原稿を取り込んで、イラスタでパース定規を作り、
フィルタ>効果>消失点 で補助線を設定し、「実線をレンダリング」で描き出して印刷。
アナログで背景を描くアタリとして使用しています。

一点透視において、消失点に集まる線(奥行き)はそれで問題ないのですが、縦横の線は出ません。
それで、縦横の平行線(グリッド)を自分で描いて作ることになります。
その際に、グリッドは等間隔であるほうがいろいろ都合がよいのです。


そこで、等間隔のグリッドを自動生成し、印刷にもそれが反映できる機能はないだろうかと思いました。
(ガイドとしてではなく、実際に線としてレイヤーに反映されるということです)
更に言わせていただくなら、その間隔を、自分で自由に設定することができれば理想的です。

調べてみると、グリッドレイヤーを使って、それをガイドにしてチェックを描くやりかたが見つかったのですが
一気にグリッドを描いてくれるような機能はないのでしょうか?


或いは、フィルタ>効果>消失点 で補助線を設定する際に、
縦横の平行線を等間隔で作れるような設定の仕方はないでしょうか?

パース定規で「無限遠にする」などでいろいろ試してみたのですが、どうもうまくいきません。
良い方法がありましたらご教示くださると嬉しいです。

よろしくお願いします。

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from
CLIP
サポート担当
さん
2012/11/29 18:19:48
IllustStudioをご利用いただきありがとうございます。

お客様がご希望されている動作とは異なるかもしれませんが、以下の操作により、
縦・横・正面のグリッドを作成し印刷できますので、よろしければお試しください。

1.[レイヤー]メニュー → [新規レイヤー] → [3Dワークスペース]を選択します。

2.画面上でドラッグし、3Dワークスペースの範囲を指定します。

3.キャンバスに3Dワークスペースが作成され、[レイヤー]パレットに[3Dワークスペースレイヤー]が
  作成されます。

4.正面グリッド・縦グリッド・横グリッドを表示します。

5.その他位置などを3Dワークスペースプロパティパレットで調整します。
  なお、グリッドの間隔を調整することはできません。

6.[ファイル]メニュー → [印刷]を選択し印刷します。

なお、3Dワークスペースの作成方法などについては、下記URLにも図解入りで詳細がございますので、
あわせてご参照ください。

 ■IllustStudioユーザーガイド
  「3Dワークスペース」
  「3Dワークスペースプロパティパレット」

以上の操作ではお客様のご希望とは異なる場合、恐れ入りますが、相違点とあわせて
ご希望される操作の詳細を改めてご連絡ください。

お手数おかけしますが、よろしくお願いします。
from
スレ主
しふる
さん
2012/11/29 20:49:25
お忙しいところ、ご回答ありがとうございます。

3Dはまったく使わない分野でしたので、こういう機能があることを知りませんでした。
とても勉強になりました。


3Dワークスペースによるグリット描画についてですが、
結論から言えば、作業の7~8割ほどはこれでなんとかなりそうです。
欲を言うと、もう少しここがこうなったら…という面がありましたので、
以下にそちらを記入してみます。

まず、私が実施したやりかたを、以下に示してみます。

3Dワークスペースプロパティ画面で
1)「水平グリッド」選択。

2)「回転」の項目で、「垂直」の値を「90」もしくは「-90」

3)「移動」の項目の「距離」をいじって、大きさを決定。
・「距離」の値をを下げる→グリッド大
・「距離」の値を上げる→グリッド小
(※「大きさ・パース」の項目で「パース」値をいじっても微調整可能)

4)「移動」の項目の「左右」「上下」で位置決定

印刷

これでだいた望む結果が得られました。

ただ、残念な点を申し上げると
「距離」をいじってグリッドの大きさを決定するやりかたでは
大き目の設定範囲で、細かいグリッドを描画するのは無理なようです。

例えば、投稿用B4サイズ全面を3Dワークスペースの範囲に設定して、
全面に細かめのグリッドを描く、ということはできないようです。
(小さいコマならなんとかなるのですが、大ゴマで作業する場合に、コマ全体をカバーできません)


ですので、ここから再質問になってしまい恐縮ですが
以下の2点についてまたご回答いただけましたら幸いです。
( 2)については、回答を拝見した上での新たな質問になります)

1)細かいグリッド設定で もっと適用範囲を広げて描画することは可能ですか?

2)この、グリッドを描画した3Dワークスペースレイヤーを保存しておいて、コミスタの「素材」のように呼び出して使えれば、手間が大いに省けそうです。そのような方法はないですか?
※3Dワークスペースレイヤーでグリッドを作ったあと、名前をつけて保存しておいて、
 必要なときに開いて、クリップボード経由で別ウインドウに読み込む
 というやり方は思い浮かぶのですが、 それ以外に何か便利なやりかたはありますか?

(トーンなどの最終仕上げでコミスタも使っていますが、背景のアタリをつける作業は、アタリの線を書き込んだりするのにカラーが使えると見やすく作業しやすいという理由で、イラスタで作業している次第です)


作業画面をキャプチャしてみたのですが、貼り付けられないようでしたので
もし上記の説明でわかりにくい場合はご指摘ください。

よろしくお願い致します。