ご覧になった講座では、ご指摘いただいた通り枠線のアンチエイリアスを切るために
2値化のレイヤーを入れております。
講座にも記載しております通り、アンチエイリアスが入っていると意図しない印刷結果に
なる場合があるため、厳密に2値化の処理をするための工程です。
しかし、ペンのアンチエイリアスを切って作業した上で、
「枠線なら多少印刷結果に差異があっても構わない」といった場合などは、
この工程は不要ですので、お客様の制作環境に合わせて作業内容を
変えていただいても問題ございません。
下描きと台詞の白フチにつきましては、レイヤー構成のキャプチャが載っている時点の
作業段階では、セリフのレイヤーの方が下に来ている状態です。
画像が小さいため一見白フチが付いているように見えるかもしれませんが、
[3] ペン入れ の項目内のキャプチャには白フチは付いておりませんので、
下描きの方が上に来ている状態です。
ページ最後の画像では、ペン入れが完了したので、テキストのレイヤーを
上に持ってきている状態です。
レイヤー構造については、作者様によって作業工程に応じた並べ替えを
適宜行っていると思われますので、逐一変更の記載が無いことにつきましては
ご了承いただけますと幸いです。
また、テキストを打ち込んだ場合、コマ枠フォルダー内からテキストレイヤーを
出すこともできますので、テキストのみ別フォルダで管理されたい場合は、この講座の様に、
一つのフォルダにまとめてコマ枠フォルダー外に出しておくという方法がございます。
もちろん、コマ枠フォルダ内に入れた方が管理しやすい場合は、そのままにしても
問題ございませんので、こちらについても、よりご自分に合った制作方法を
採用していただければと思います。
お手数ですが、上記ご確認いただけますようお願いいたします。