カラー画像をモノクロ処理する場合、[グレー(8bit)]で読み込む事を
おすすめいたします。
グレーで読み込んでおけば、どのように減色(モノクロ化)するのかを
後から変更することが可能です。
グレーで読み込んだ後にレイヤーのプロパティを開くと、[減色手法]が
選択出来るようになっているので、いわゆる網点トーンのようにしたい
場合は[トーン化]を選択します。
比較的濃度の差がはっきりした柄物の場合は、減色手法を[閾値]にして
数値を調整し、ベタ部分と白部分が分かれたハイコントラストのモノクロ画像に
することも出来ます。
画像によってどの減色手法が向いているか異なるため、[トーン化]と
[閾値]の両方を試して、イメージに近い方をご採用ください。
上記の減色手法で見た目がモノクロ化されていれば、トーンの表現色が
グレーのままでも、モノクロ原稿として出力して問題ありません。
なお、減色手法についてはこちらの講座でも図解入りで解説しているため
よろしければご覧ください。