Ｇペンと水彩で作画したとりあえずの感想と不具合報告

PAINT Lab使用させていただきました。いつもはIllust Studioを使用しています。強弱が極端に出るクセのある設定にカスタマイズした「Ｇペン」と「水彩」系の筆を使って描画していますが、その状態で PAINT Labを使用してみた感想および不具合をフィードバックとして報告させて頂きます。

■作業環境：Win xp sp3,CPU 3.16GHz, 3.00GB RAM

【描画ツール関係】
・鉛筆ツール（濃い鉛筆）使用中に消しゴムを使ったら、その後、鉛筆ツールの筆圧感知が非常に堅くなり、描画に耐えなくなった。（強い筆圧が必要すぎて描けない）
・ペンツール（Ｇペン）のカスタマイズをしたが、「角をとがらせる」設定の効果が低すぎる。この機能をわざわざペンに設定する人はかなりのケレン味のある線を求めてるワケで、イラスタの『やり過ぎだ！』感のある位の効果の強さが欲しい。
・水彩境界が無いのが地味に辛い。特に水彩筆を好んで使う人間には。

【画面・表示関係】
・Illust Studio なら、拡大表示150%までは線のジャギがほとんど見えないため、描き込みはいつもその倍率でしている。が、PAINT Lab だと150%でもジャギが見えてしまうため、作業し辛い。
・レイヤーのマージモード「焼き込み（リニア）」の追加はありがたい。彩度を上げ過ぎずに焼き込みができるのはとてもいい。

【システム関係】
・１回のUndoで取り消される過程が多いので、Undoの使い勝手がイラスタに比べ良くない。　※重要※
・最低限、コントラスト・明度と、色相・彩度・明度フィルタが無ければ、このソフトで絵を仕上げることは（自分としては）不可能なので、その程度の調整フィルタは早めに搭載して欲しい。
・フォルダの中にレイヤーとそれにクリッピングしたフォルダを入れたが、ファイルとlib形式で保存し、彩度開くとクリッピングが解除されていた。（システム上はクリッピング中になっている。）再度設定し直したら直った。

■
全体的な評価としては、現段階では、レイヤーモードの追加は評価。他の点については動作不安定なのはともかく、機能を無理に新しくしようと思って現在のIllust Studioの良い所を損なってしまわない様にして欲しい。…というところ。
現状ではIllust Studioでも十分にもたつきを感じることはなく動くので（600dpi,1200*1000pxとかで作業しても）、速度の向上は余り体感しなかったです。

＞参考までに：上記の感想を感じた時に描いた絵です。⇒　http://twitpic.com/50zltv
144dpi,600*800px（作業中）,使用レイヤー14枚。このサイズでは新エンジンの効果はあまり感じませんでした。

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