オブジェクトツールの仕様について | CLIP PAINT Labの要望・不具合ボード | CLIP STUDIO
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CLIP PAINT Labの要望・不具合ボード

更新日:2012/04/13 12:26:00
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from 澤之屋 さん
2012/02/14 23:27:00
 
ツール

オブジェクトツールの仕様について

  操作ツールのサブツール、オブジェクトツールですが
これをベクターレイヤーの操作にあてる仕様を変更できないでしょうか。

ベクターの線と素材オブジェクトには概念に大きく差があり、
この差を原因とする弊害と思われるものが散見されます。
現状のオブジェクトツールはベクター線の編集には使いづらく感じるため、
改善を要望します。

具体的には線修正ツール専用の選択操作系を新設されるのが良いと思います。

以下は現状のまま、ベクターレイヤーをオブジェクトツールで
編集する場合の細かい要望です。

・レイヤーを自動選択しないチェックボックス
  線を選択しようとすると薄く重ねてある半透明エフェクトが描いてある
  別レイヤーを選択してしまうなど、困ることが多々あります。
  しかしこれは素材オブジェクトがレイヤーの形態であるため、チェックボックスを
  付けたとしても素材を扱うときと線を扱うときで切り替えねばなりません。
  スマートではありませんが、ベクターレイヤーが描画対象の場合のみ、
  レイヤーを自動選択しない仕様が必要かもしれません。

・カット&ペーストの仕様の統一
  オブジェクトツールで選択した場合のカットと選択していない場合のカットでは
  同じ線を対象としていても違う結果となります。
  選択せずカットした場合は新規作成されてペースト、選択してカットした場合は
  現在描画対象のレイヤーにペーストとなっている様です。
  またカットする際、レイヤーに何も残らない場合はレイヤーごとカットするかを
  聞いてきますが、これも異なる動作をしている様です。
  選択している場合は「はい」「いいえ」「キャンセル」の選択肢が出ますが、
  選択していない場合は「はい」「キャンセル」のみでレイヤーを残してカットできません。
  ペースト時は必ず新規レイヤーを作成、カットで何もなくなってもレイヤーは
  そのまま残す仕様とし、確認する必要もないと思います。
  ブランクのベクターレイヤーが残っても問題ありません。

・修飾キー関連の不具合の修正
  線修正ツールからctrlキーで呼び出す設定にすると、ctrlキーを含む操作、
  ctrl+altやctrl+shiftが効かなくなります。
  複数キーを押してもオブジェクトツールが優先され、割り当てた補助操作が使えません。
  また修飾キーを離すと選択が解除されるため、カットやコピーを目的とする選択には
  オブジェクトツールをctrlキーに割り振る以外選択肢がありません。
  ctrl+alt等に割り振るとカットしようとしてaltを離した途端選択が解除されてしまいます。

・カーソル位置がある場所でクリックした時に選択される線を予め明示する
  太い線が重なっていたりする場合、どこに線の中心があるか分からないため選択が困難です。
  線修正ツールから修飾キーで呼び出す場合は特に、見えていた線がオブジェクトツールを
  呼び出すと消える様に見えるため使いにくく感じます。
  マウスオーバーの段階で選択される線に色をつけたり、制御点表示をする等の仕様で
  選択しやすくなるでしょう。

失礼ながら、このオブジェクトツール周辺は調整中の様にも見受けられます。
大きな改善を予定されているでしょうか。

-----------------------------------------------------------
ご使用されているものに○(まる)を入力してください。

・OS:
Windows XP(   ) Windows Vista(   ) Windows 7( ○ )
Mac OS 10.5(   ) Mac OS 10.6(   ) Mac OS 10.7(   )
その他(   )

・CLIP PAINT Labのバージョン:
0.8.0(   ) 0.8.1(   ) 0.8.2( ○ )

例:Windows 7( ○ ), その他( Mac OS 10.4 )
-----------------------------------------------------------
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from
CLIP
サポート担当
さん
2012/02/15 19:40:00
ご連絡いただきありがとうございます。

以下の機能については、ご要望として承らせていただきました。

・ベクターレイヤーの線に対して現在オブジェクトツールで使用できる機能を含めた、
  線修正ツール専用の選択操作系機能

・現状のオブジェクトツールに関してお知らせいただいた各機能

なお、お客さまもご存知の通り、CLIP PAINT Labでは様々なご要望・不具合について
ユーザー様から承っており、現在の状態で機能の確定というわけではございません。
お知らせいただいたご要望・不具合を踏まえ、引き続き弊社にてそれぞれの機能について
機能の追加や改善の研究開発を進めて参ります。

追加でオブジェクトツールを含めCLIP PAINT Labに対してご要望・不具合が
ございましたら、是非ご連絡いただけますようお願いいたします。

また、ベクターレイヤーに関連する設定ではございませんが、ラスターレイヤーについては
以下の設定を行うことでオブジェクトツール使用時にレイヤーが選択されなくなります。

よろしければお試しください。

1.[ファイル]メニュー→[環境設定]を選択します。

2.[環境設定]ダイアログ→[ツール]項目→[オプション]欄の「[オブジェクト]ツールで
     ラスターレイヤーを移動させる」チェックボックスを無効にします。

お手数おかけしますが、よろしくお願いします。
....
from
スレ主
澤之屋
さん
2012/02/16 00:06:00
御回答有難う御座います。

御案内頂いたラスターレイヤーを移動しないチェックボックス試してみました。
残念ながらベタ塗りレイヤーとグラデーションレイヤーは移動してしまう様です。
メモリ的に軽いベタ塗りレイヤーはレイヤーマスクを複数重ねたい場合に便利です。
多用しますのでラスターレイヤーと合わせて操作対象としないチェックボックスが
あると助かります。

追加となりますが、線の優先順位(後から描いた線が強い)に因って太い線の下に
ある線が選択できないという問題も見えてきました。

これらについては、幸いレイヤー枚数上限に相当な余裕がある様ですので、
取り敢えず重なる部分が多い線はレイヤー単位にバラす等してみています。

Clippaintのベクターレイヤーは他のツールと比較しても制約が少なく、
これまでできなかった表現が可能になりそうです。
否定的な要望となってしまいましたが、大きな期待故と御容赦を。

次バージョン、或いは製品版での改善に期待しています。
from
CLIP
サポート担当
さん
2012/04/08 22:58:00
オブジェクトツールにつきましては、CLIP PAINT Lab 0.8.3にて、
選択可能なオブジェクトとして、ベクターレイヤー等のレイヤーや
オブジェクトを設定する事ができるようになりました。

お手数ですが、お手すきの際にご確認をお願いします。
...
from
スレ主
澤之屋
さん
2012/04/12 18:03:00
操作対象のレイヤーを変更しないチェックボックスと操作対象を
指定できる機能は確認できました。
御対応有難う御座います。

ただ0.8.3現仕様について一つ懸念もあります。
元発言で以下の部分です。

>しかしこれは素材オブジェクトがレイヤーの形態であるため、チェック
>ボックスを付けたとしても素材を扱うときと線を扱うときで切り替えねば
>なりません。
> スマートではありませんが、ベクターレイヤーが描画対象の場合のみ、
>レイヤーを自動選択しない仕様が必要かもしれません。

私は今回の改善でレイヤー選択を切ることで問題なく使用できると思いますが、
3Dアイテムやコマ割とベクターを併用するユーザーはオブジェクトツールを
ベクター用とその他用に分け、複数カスタマイズする必要がないでしょうか。

オブジェクトツールは3Dアイテム等の素材オブジェクトを扱う場合レイヤー切り替えは
自動であった方が使いやすく、逆にベクターでは自動切換えは邪魔になるという矛盾を
抱えています。
それぞれの状況に特化したオブジェクトツールを複数カスタマイズすればよい話ですが、
その場合ショートカットも複数必要になり、反射的に操作する様になってくると
どの状況でどのオブジェクトツールを使うべきかをユーザーが考えるのは直感的では
ありません。

そもそもオブジェクトツールは選択されているレイヤーの状況から、
ユーザーが何を編集しようとしているか予め判定できています。
レイヤー選択を自動で行うべき状況か、そうでないかの判定も
ソフトウェア側で自動化できるのではないでしょうか。

例えば<レイヤー選択>チェックボックスの設置場所を一階層下げ、
【ベクター編集中】【3Dアイテム編集中】等の状態毎にレイヤー選択を
自動で行うかどうかの情報を個別に保持し、選択可能なオブジェクトの
設定についても同じ場所に配置します。
その仕様で一つのオブジェクトツールが用途に応じて自動で切り替わる様に
設定できると思います。

以下は設定の一例を考えてみたものです。

ベクター編集中
    自動レイヤー選択          OFF
    選択可能なオブジェクト    全て(レイヤー選択がOFFなので機能しない)

3Dアイテム編集中
    自動レイヤー選択          ON
    選択可能なオブジェクト    3Dアイテムのみ

画像素材編集中
    自動レイヤー選択          ON
    選択可能なオブジェクト    画像素材のみ

フキダシ編集中
    自動レイヤー選択          ON
    選択可能なオブジェクト    フキダシ、テキスト

テキスト編集中
    自動レイヤー選択          ON
    選択可能なオブジェクト    フキダシ、テキスト

一部ですが、ベクターを編集している際にはレイヤー移動は禁止、3Dアイテムや
画像素材は同種オブジェクトが対象の場合のみレイヤー選択可、フキダシとテキストは
相互にレイヤー選択可、という設定です。
これで3Dアイテム編集中にベクターやフキダシのレイヤーを選択してしまうことは
ありませんし、切り替わって欲しいならその様にも設定できます。
設定を誤らなければレイヤー選択がOFFの時は勝手にONに切り替わることはなく、
レイヤー選択がONの時突然自動選択が効かなくなる事もありません。

ユーザーが意図的に<レイヤー選択>の状態を切り替えるスイッチは
<レイヤーパレット>という事になりますが、多くの場合意識しなくても
直感的に動作するのではないでしょうか。

これらの設定をユーザーに指定させる事自体を難しいと考える場合は、
推奨するプリセットを用意して選択する仕様とすれば簡素化します。

以上、御検討をお願いします。

また本トピックに関してですが、他に挙がっているカット&ペーストの
仕様や修飾キーの不具合と思われるもの等は0.8.3においても残っているようです。
元々の主旨がベクターの仕様に関するものですし、現時点では解決とせず
このまま残させてください。

次回の改善に期待しています。
from
CLIP
サポート担当
さん
2012/04/13 12:26:00
ご確認いただき誠にありがとうございます。

この度新たにご意見いただきましたオブジェクトツール機能につきましても、あわせて
ご要望として承らせていただき、今後の開発に活かすべく、対応を検討して参ります。
....

2019年11月28日に本サービスの投稿受付は終了いたしました。「CLIP STUDIO SUPPORT」をご利用ください。

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