手ブレ補正を強くすると、ストロークが遅延する。 | CLIP PAINT Labの要望・不具合ボード | CLIP STUDIO
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CLIP PAINT Labの要望・不具合ボード

更新日:2012/04/30 17:56:34
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ID:31329
from 鷹屋こうこ さん
2012/04/29 17:14:18
 
ツール

手ブレ補正を強くすると、ストロークが遅延する。

  手ブレ補正について検索してみたところ、似たような症状がある書き込みを
見つけたものの、まったく同様ではなかったため、個別に立てさせていただきました。

似たような症状を持たれていた方の書き込み(”補正”で検索してます)
ID:30801
ID:31311
ID:30673
ID:30653

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【状況】
B5、350dpiの用紙に、ペン、鉛筆、筆、エアブラシで手ブレ補正を30~100あたりで使用すると、
上下ストロークの際に極端に描画が遅くなる。
塗りつぶしの際も、反応が遅いです。

※試しにひらがなをいくつか入力してみました。上から下、下から上の
動きに関して特に、突然ストロークが遅延します。
手ブレ補正10を超えるとちょっと動きが遅くなる、30を超えると
明らかにつっかえる感じになります。

※ラスター、ベクターとも同じです。

※手ブレ補正を「無効」または「10以下」にすると、普通に描けます。

※サイズを変更しても症状は変わらず。手ブレ補正が上記の状態だと
どのブラシサイズでも同じ現象がありました。

※他ソフトで「B5、350dpi、ラスター&ベクター、ペンの種類、太さ」
を同様にして試してみましたが、同じ症状は出ていません。
(試したソフト…Photoshop5.0、CS5、SAI、openCanvas、COMIC STUDIO、
ILLUST STUDIO)

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【当方のPCスペック】
Windows7
Core2Duo 2.3GHz
メモリ 4GB(使用可能3.49G)
グラボ:GeForce 550Ti
基本、いらないサービス関係はすべて無効、セキュリティソフトのみ常時起動
ペンタブ:Intuos3
ペンタブのドライバ:Windows V6.3.1w3Jwi

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Intuos4にしたら症状が改善した、という方の書き込みも拝見したので、
もしかしたらペンタブのドライバか、その辺りの問題なんでしょうか。
一応、そういう現象が出ていたので、書き込ませていただきました。



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■CLIP PAINT Labのバージョン
0.8.0(   ) 0.8.1(   ) 0.8.2(   ) 0.8.3(   ) 0.8.4( ○ )

■OS
Windows XP(   ) Windows Vista(   ) Windows 7( ○ )
Mac OS 10.5(   ) Mac OS 10.6(   ) Mac OS 10.7(   )
その他(   )
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from
CLIP
サポート担当
さん
2012/04/29 20:00:06
ご報告ありがとうございます。

手ブレ補正はペンでタップして、線の描きはじめからブレの補正を行います。
補正値を高くすると線補正する処理をアプリケーション側が大きくとりますので
実際の手の動きとペンの描画に差(遅延)が発生します。このとき、手ブレ補正の
オプションで[速度による調整]を有効にした場合、ある程度のペンの速度に追従する
ように調整が行われますが、紙などに自筆されるときのような速度で描画されますと、
お客様の仰せのように、補正値が30以上の設定では描画の遅延により意図としない
線描画になる場合があります。

特にひらがなのような、縦横にまたがる曲線が多い、かつ連続している線の描画では
処理に負荷がかかりますので補正値を高めにする場合は、ペンの移動速度を意識的に
遅くしていただく必要がございます。加えて、ブラシの太さよりもペンの筆圧が補正
に影響するため、強い筆圧では補正が多くなり描画の遅れが目立つようになります。

塗りつぶしでの遅延に関しまして、ペンツールで塗りつぶすということでよろしいで
しょうか。ペンで塗りつぶす場合は一回のストロークで連続した曲線を用いて塗り
つぶされるかと存じます。例えば、短いストロークの線で塗りつぶすと補正が少なく
なるため遅延は少なくなります。

タブレットのドライバーは最新版をご利用ですので、遅延が強い場合はタブレット設定の
削除操作をお試しください。

1.タブレットを使用するソフトウェアを終了します。

2.[スタート]ボタン→[すべてのプログラム]→[ワコム タブレット]→
  [ワコム タブレット設定ファイルユーティリティ]を起動します。

3.「すべてのユーザーの設定ファイル」の[削除]ボタンをクリックします。

よろしくお願い致します。

from
スレ主
鷹屋こうこ
さん
2012/04/30 13:12:28
返信ありがとうございます。タブレット設定の削除操作をしてみましたが、状況は変わりません。
描画の遅延がある、ということで意識的に遅くして描いてみましたが、
そうすると今度は、ずるずると線が伸びるような動きになってしまいます。(まともに丸が描けない感じです)
そこまで補正を上げて描くということは少ないかもしれませんが、設定として存在するのに、
そこまで遅延が大きいとなると、実用を考えた時に難しいです。
ちなみにマウスでの描画だと遅延はまったくありません。そのことから、やはりペンタブに原因がありそうな気がします。
from
CLIP
サポート担当
さん
2012/04/30 17:56:34
ご連絡ありがとうございます。

手ブレ補正はタブレットの入力に対して補正をかけますので、マウスの入力では補正が
有効になりません。
intuos3、intuos4、intuos5を用いて手ブレ補正の効果を確認いたしましたが、タブレット
機種間の差は特にございません。補正値を高くすると手の動きに対してペンの描画が遅れ
ペンが重くなるような操作を感じるようになります。

手ブレ補正は[後補正]のように、描いた描画を後から調整して線を滑らかにする機能とは
異なり、特にブレやすい状況、例えばゆっくり円を描画するときや、緻密な線画をトレース
するときなどでは、補正値を高めに設定すると曲線の描画やトレースがしやすくなるため、
補正の効果を得ることができます。

文字を描くような速度でご利用頂く場合は、補正値を低めにしたほうが描画操作を行い
やすいかと存じます。お客様の用途にあわせて使いやすい値に調整していただき
描画しやすい設定にてご利用ください。

お客様の仰せのように、補正値の設定上限が適切なものかどうか、という点に関しまして
ご意見として承りたく存じます。

2019年11月28日に本サービスの投稿受付は終了いたしました。「CLIP STUDIO SUPPORT」をご利用ください。

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