テクスチャブラシ(要望) | IllustStudioの要望・不具合ボード | CLIP STUDIO
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IllustStudioの要望・不具合ボード

更新日:2009/05/15 14:24:54
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ID:10724
from 利用者 さん
2009/05/14 20:39:00
 
レイヤー

テクスチャブラシ(要望)

  現在SAIをメインに使っている者ですが、イラスタの機能と将来性に惹かれて購入させていただきました。
で、使用開始してからあまり経っておらず、使い勝手等はまだわからないため、メインで使用するかどうか評価中です。

で、要望ですが、SAIにはテクスチャブラシという機能が搭載されています。
SAIで絵を描く場合によく使う機能なので、あれば便利だなと思い、書かせていただきます。

これはパターン筆のように特定の画像を並べて描画するものではなく、筆で線を書いた部分だけにテクスチャが適用されるという筆です。
これだけだと何のことかさっぱりだと思うので、詳しく説明します。

テクスチャブラシには設定項目が2種あり、一つは”ブラシ形状”、もう一つは”テクスチャ”です。
まず前提条件として、ツールを選んだ際に、不可視でモノクロのテクスチャ(以後背景テクスチャ)がキャンバス全体に貼られます。

”ブラシ形状”は、ブラシ外周の形状が背景テクスチャに依存するツールです。
まず、外周がぼけたエアブラシのようなブラシを用意します。
それでキャンバスに描画する際、一定の閾値を元に2値化した背景テクスチャの明度と、ブラシ外周のぼけた部分の明度に依存して、ブラシの形状が変化します。
外周への背景テクスチャの適用度は、テクスチャの”強さ”でコントロールします。
”強さ”が大きいと外周のぼけた部分への背景テクスチャの反映度が強く、またぼけた部分自体も大きくなります。小さいとただのエアブラシのような挙動をします。

もう一つの”テクスチャ”は、ブラシで描いた部分に背景テクスチャが合成されるというツールです。
”強さ”が強いと背景テクスチャがブラシの描画部分に現れ、低いとただのブラシと同じ挙動になります。
こちらは背景テクスチャは2値化されません。
そのため、”強さ”を100にした場合、R100(赤)で描いた場合でも、多少下のレイヤーが透けます。逆に”強さ”を0にすると、透明度は無くなります。
これは背景テクスチャと描画色の明度を単純に合成しているせいだと思います。

双方とも背景に動かないテクスチャを貼ってある所がポイントで、それを元にして描画するため、ムラが生じないという利点があります。
また、双方を同時に使用することも可能なため、少ないパターンで多彩なブラシを生成することが出来ます。
背景テクスチャはユーザーが作って登録することも可能なので、カスタマイズ性も高いです。

以上です。かなり長くなってしまいましたが、普通のパターンブラシと違い、結構おもしろい効果が見込めるので、お気に入りの機能になっています。
かなり複雑な挙動なので実装は大変だと思いますが、導入していただけると嬉しいです。'
賛成数:0   反対数:0   
from
スレ主
利用者
さん
2009/05/15 09:55:31
言い忘れていましたが、SAIではこの設定を描画ツールすべてにおいて設定可能です。
ペンツールだけではなく、水彩やエアブラシなどに適用すると、また違った書き味になって、おもしろい効果が生まれます。
from
CLIP
サポート担当
さん
2009/05/15 14:24:54
【IllustStudio テクニカルインフォメーション管理人より】

ご報告、誠に有難うございます。
こちらについては、新しい機能実装の検討項目として、アップデートの参考にさせていただきます。


今後とも、なにかお気づきの点がございましたらよろしくお願いいたします。

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