出力時のアンチエイリアスあり/なしの設定がほしいです。 | ComicStudioの要望・不具合ボード | CLIP STUDIO
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更新日:2008/01/06 22:16:00
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ID:13586
from 利用者 さん
2008/01/06 20:51:18
 
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出力時のアンチエイリアスあり/なしの設定がほしいです。

  ■希望内容
ファイル出力時にラスター、ベクター、テキストほか各項目の
アンチエイリアスのある/なしの設定がほしいです。

具体的には画像例のような設定項目となります

※ グレー入稿時のモワレの問題とカラーやグレー画像をWEB上にアップする時の
アンチエイリアスの必要性という項目があるため、最低限でも通常トーン
(円・四角・ノイズなど)のアンチエイリアスのあり/なしの設定は必須と考えております。

■項目
・画像のエクスポートの設定項目
・カラー、グレースケール、自動判別の各出力時
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■必要な理由

・下記例1~5のように状況に応じてアンチエイリアスが必要な場合と
そうでない場合、それぞれが多岐にわたるためです。
・コミスタの仕様が画一化されていないため(トーン種類によっても
アンチエイリアスのあるないがまちまち)、想定した表現が
できないという現状問題も大きな理由です。

[注意点]
ここで問題になるのは、描き手の表現や入稿形式、目的によって同じ線やトーンでも
アンチエイリアスが必要な場合とそうでない場合があるという点です。
(※ ある・なしどちらかに仕様を固定することができない、ということです。)

そのためユーザーがアンチエイリアスのある/なしを決めることができる設定は必須だと考えております。
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【例1:普段は2値トーンで表現しているが、グレー入稿が必要になった場合】

普段は2値 円70Lトーンで影表現をしているが、ゲスト原稿や印刷所さまの仕様で
グレー入稿が必要になった場合などが該当します。

普段は2値で出力し、問題がなくても入稿仕様によりグレーが必要な場合です。
この際、円70Lトーンをグレーで出力するとアンチエイリアスがかかります。
しかし、印刷所さまのグレーの印刷線数は133や100である場合が多く、70線のトーンが
混ざる場合、モワレが発生し非常に困ります。
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【例2:影表現はグレー塗りだが、2値トーンも混ぜたい場合】

2値とグレー表現を混在させたい場合です。影などは自然な諧調がほしいため
印刷線数依存のグレー塗りにしている場合などが該当します。
この際、例1同様に出力線数の問題から2値トーン部分にモワレが起こり困ります。
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【例3:普段は線は2値、トーンはグレー塗りだがサイズ変更することになった場合】

グレーでふんわりとした影を表現しているが、ペンの線は丸ペンで細めの表現を
しているためシャープな表現がほしく、アンチエイリアスなしが望ましい。
しかし、サイズ・解像度変更の連絡がきてしまいサイズを縮小して出力することに
なったなどが該当します。

この場合、グレースケールで出力することになります。しかし細い線にアンチエイリアスが
かかるため印刷時に線の部分がトーン化してしまい、線の部分の表現が途切れ途切れに
なってしまいます。
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【例4:RGB出力したいが文字などにはアンチエイリアスをかけたくない場合】

RGB・300dpi で出力するため線や塗りにはアンチエイリアスがかかっていてほしいが、
ベクターで作った枠線や文字はくっきりさせたいためアンチエイリアスなしにしたい。

この場合、全体的にはアンチエイリアスがかかっていても問題ないのですが、文字など
視認性の高い必要があるものもぼやけてしまい、困る場合があります。
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【例5:原稿は2値表現のみ。しかしグレー入稿必須でコミスタしかもっていない場合】

シャープな表現がほしいため2値で出力しているが、印刷所さまやクライアントさまの
都合でグレー入稿が必須の場合が該当します。
こういった場合、2値からグレーに変更するためにはフォトショップなどの別途ソフトが
必要になりますが、もっていないユーザーは対応できなくなります。
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■関連項目・備考

上記の着想の基点となった事象です。

トーンのアンチエイリアスある・なしの条件が確実でないため入稿時にこまりました。
場合によってアンチエイリアスがつくときつかないときがあるため、
挙動や仕様に問題がある可能性もあります。
(調べておりますが発生原因などが不確定で条件不明です。)

【具体例】
下記をグレースケールで出力すると同一絵上で起こります。
トーン内でもこのように仕様がばらばらのため、かなり困惑します。
[トーン種 通常 円]アンチエイリアスあり(つかないときあり。条件不明。)
[トーン種 グラデーション 円]アンチエイリアスなし(サイズ縮小時はアンチエイリアスあり)
[トーン種 グラデーション ノイズ]アンチエイリアスなし(サイズ縮小時はアンチエイリアスあり)

※ この場合もアンチエイリアスあり/なしのどちらかが必要というよりも
状況に応じて必要な場合とそうでない場合があるため設定項目が必要という
ことになります。
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お手数をおかけいたしますが、ご一考おねがいいたします。

賛成数:0   反対数:0   
from
スレ主
利用者
さん
2008/01/06 22:16:00
上記を投稿した者です。

ラスター・ベクターの線画など、もともと2値が基本のため
アンチエイリアスあり・なしの扱いが難しい可能性があります。
その場合の代替案です。

2値・グレー・カラー混合の際、問題が起こりやすいのはとくに下記2項目です。

[トーン]
・印刷解像度時(1200-600dpi)の2値・グレートーン混合時のモワレ。
・WEB公開時縮小画像のアンチエイリアスの必要性。
[テキスト]
・印刷解像度時(1200-600dpi)テキストの視認性からのアンチエイリアスなし。
・WEB公開時縮小画像のアンチエイリアスの必要性。

という、相反する要素のためにおこるものであり、この2点が解消されれば
ある程度の問題は回避できると思われます。

そのため、線画系のアンチエイリアスあり・なしの設定が技術的に難しい場合、
トーン・テキストあるいはトーンのみ設定できるだけでもかなりたすかります。


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