32bitレイヤーにおける比較暗合成オプションが不透明度に対してのみしか働いていない

おそらく8bitレイヤー上でのアルゴリズムと共通のものを使用していることからくるものと思われますが、32bitレイヤーにおける鉛筆ツールの「比較暗合成」オプションが、不透明度（筆圧）に対してのみしか働いていません。

例）

ブラウン（RGBA:153,51,51,100%）に重ねる形で筆圧不透明度100%だと黄色（RGBA:255,255,153,100%）だと上描きされるのに対して、筆圧不透明度90%だと黄色（RGBA:255,255,153,90%）だと上描きされないなどの奇妙な挙動をしめします。
（添付画像　図1,2参照）

結果、32bitレイヤー上でも不透明度をもとに合成判定を行うと、白（濃い筆圧で描画）の上に黒（薄い筆圧で描画）を重ねることが出来ないなど、感覚的におかしな挙動になってしまっています。

上記の挙動は、描画色に透明色を選んだ際（比較明合成のように働いている）には違和感のない動作に寄与している思うのですが、現状ではカラー表現を失念したものともなってしまっていると思います。

妥当な挙動として考えられるのは、32bitレイヤー上では選択色の輝度（？）に対して、合成オプションが働くのものと考えますが、アルファ値との兼合いもあるかもしれないので少し難しいところなのかもしれません。カラー色は輝度をもとに比較暗合成。透明色はアルファ値をもとに比較明合成といったところでしょうか。

比較明暗合成は大変便利で、尚かつ他のグラフィックツールで実装例のないおもしろいツールだと思います。難しいところなのかもしれませんが、自然な落としどころで、32bitレイヤーにおいても利用できるようになることを願います。

後、ツールの特性上のものかもわかりませんが、比較暗合成では二色の境界が割れてしまいます。（添付画像　図3参照）

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