すでに描かれた図に対するスナップ機能【要望】

ご連絡ありがとうございます。

線に関してはベクター吸着機能がございます。
ベクターレイヤーに描画可能な[ペン]や[マジック]ツールの
[ツールオプション]をご覧いただきますと、[ベクター吸着]
という項目があり、[弱][中][強]の設定ができます。

すでにあるベクター線と重なる際にその線に吸着する機能です。

ベクターレイヤーを作成し、お試しいただければと思います。


塗りに関してはベクター中心線まで塗る機能がございます。
[塗りつぶし]ツールの[ツールオプション]をご覧いただきますと、
[ベクター中心線まで塗る]という項目がございます。

すでに書かれているベクター線の中心線まで塗りつぶす機能となります。

上記機能をお試しいただき、ご希望にかなうものかお試しいただければと
思います。

よろしくお願いいたします。

ご返信有難うございます

[ベクター吸着]に気が付きませんでした。有難うございます。

ただ、ベクター吸着はベクターレイヤーの中でしか作業できず、ベクター線でとまるというよりは
ほかの書き足していくベクター線に引っ張られるような書き味になり線自体がいがんでしまい、
カケアミ表現などからは遠く、アナログの再現というわけには行きません。
ラインを繋ぐ際は有用かもしれませんが、ベクター線ですとラスターの味が出ません。

線を一つ一つ書いて表現するのははカケアミツールのぬるっと均質な表現からは再現できないものです。
マスク使用ですと作画作業が中断し、ニュアンスを取りながらカケアミをするのに向いていません

頭のなかで全て絵ができている必要があります。
またアナログより手間が3倍ぐらいに膨れデジタルのメリットが減じます。


ベクターレーヤー自体もコミックスタジオ自身でラスターからの変換ができず
スキャンデーターや下書きからの立ち上げがクリップスタジオを経由しなければいけません。

またクリップスタジオPAINT EXの参照レイヤー機能ですと
ベクターの中心線を割り込んだものは吸着されないため塗りにしか使えず線の表現ができない仕様になっています。
あと６００DPIだとやや重いです。

この直感的な部分の再現はペンを使って漫画ツールでかくという感覚をずいぶんと使用者に引き寄せてくれるもの
だと思いますので改善の際はよろしくお願い致します。

ご返信ありがとうございます。

ラスターレイヤーに描画した線に対してスナップできる機能は
今後の製品開発にて対応を検討して参ります。

なお、ComicStudioのProには、ラスターからベクターへの変換を行うことは
出来ませんが、最上位グレードのComicStudioEXでは可能でございます。

機能の比較については、こちらをご参照ください。