描いた線が汚い、あるいは荒れて見えます | CLIP STUDIO PAINTのよくある質問 | CLIP STUDIO

CLIP STUDIO PAINTのよくある質問

更新日:2020/06/17 17:19:42
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トラブル/その他

描いた線が汚い、あるいは荒れて見えます

 
ペンなどで描画してみて線が汚いと感じた場合、まずは下記についてご確認ください。

■表示倍率が大きい場合
表示倍率が100%より大きいと、下図のようにドットが目立ちます。
画像はドットの集合体で形成されるため、拡大表示するとこのように見えます。



この場合、表示倍率を100%にしてご確認ください。
倍率100%時に線が綺麗に見えれば、画質には問題ありません。




■表示倍率が小さい場合
表示倍率が100%よりも小さい場合、下図のように線のジャギーが目立つ場合があります。


 
縮小時の画像のプレビューの関係上、倍率によっては荒れたように見えますが、
こちらも表示倍率を100%にした際に線が綺麗に見えれば、画質には問題ありません。

なお、倍率が低い際のプレビューについては、下記の設定で品質を上げることも可能です。
1.[ファイル]メニュー→[環境設定]を選択します。
  ※Macの場合は[CLIP STUDIO PAINT]メニューです。
2.左側のカテゴリから[キャンバス]を選択します。
3.表示品質を [高品質]に設定します。

 
4.より高品質でプレビューされるようになります。
 



■アンチエイリアスの無い線の場合
ボケ足(アンチエイリアス)が付いていないモノクロ2値の線は、表示倍率を100%にしても
ジャギーが見え、荒れているように感じる場合もあるかもしれません。



ただ、モノクロ2値の線は、基本的に印刷用途の原稿の場合に使用します。
そのためモニタ上でジャギーが見えていても、解像度が600dpi以上の原稿なら、
印刷時の品質には問題ありません。



300dpiや350dpiなど、600dpiに満たない解像度でアンチエイリアスの無い線を
描いた場合は、印刷するとジャギーが目立つためご留意ください。
低解像度で作成した原稿を、解像度の変更で600dpiに変更した場合も、
画質は低いままですので、一から600dpiで作業したものに比べて印刷時に
画質が落ちます。


■入り抜き(筆圧)が効かない、線がガタガタになるなどの場合
Gペンなどの筆圧が使用出来るツールで入り抜きが効かなかったり、
線がガタガタになるなど描画が不安定な場合、ペンタブレットドライバに
問題が起きている可能性があります。
その場合はこちらのページの内容を上から順にお試しください。


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