2点透視図法の場合は、水平線上に2点の消失点がある関係上、
その消失点に向けて線が引かれるようになっており、1点透視図法の
ようにきっちり水平にスナップされるものではございません。
そのため、2点透視を保ちつつ水平の線も引きたい場合は、
消失点を一つ追加して無限遠にし、水平方向にスナップできるようにする
方法があります。
1.2点透視のパース定規を作成します。
2.[図形]ツールの[定規作成]カテゴリから、[パース定規]を
選択します。
3.ツールプロパティで処理内容を[消失点の追加]にし、
[透視図法を変更]のチェックは外した状態にします。
4.[1]で作ったパース定規上に消失点を追加します。
5.[操作]ツール内の[オブジェクト]サブツールを選択します。
6.[4]で作った消失点を選択して右クリックし、[無限遠にする]を
選択します。
※消失点がアイレベルから離れた場所にある場合は、
オブジェクトツールで動かしてアイレベルにスナップさせてから
無限遠にしてください。
上記方法で、2点透視図法の場合でも水平方向の線が引けるようになります。
お手数ですが、お試しいただけますようお願いいたします。