トーンを網点のまま綺麗に画像出力したい

ご連絡ありがとうございます。

トーン自体はベタ塗りレイヤーで、塗り色を変えることでトーンの濃度を表現

[拡大率] => [9.88%] (600 * 850)

[トーン出力設定] => [レイヤー設定に従う]

[拡大縮小時の処理] => [コミック向き]

[ラスタライズ] => [品質優先]

として出力しましたが、以下のようになりました。

「現実」は、以上の設定でCLIP STUDIO PAINTから出力した画像、

「理想」は、私が見つけたWeb漫画のトーン部分だけ抜き出したものです。

せめて出力するときにトーンにアンチエイリアスをつけることができればと思うのですが

何か他に方法はありませんでしょうか。

よろしくお願い致します。

ご連絡いただき、ありがとうございます。

[イラスト向き]ですとアンチエイリアスが出ますね。

60Lですとグレースケールに近い状態になってましたので

設定可能な最小の線数から調べてみました。

その結果、モアレが発生しない一番細かい線数は17と18程度であることが分かりました。

40%、60%でも試してみましたが、大丈夫そうでした。

まだ実際の作品で使用していない状態ですので

実際に漫画で利用してみて、何か気付いたことがあればまた連絡させていただきます。

ただ、これはWeb漫画には使えそうなのですが

編集するときや印刷するとき、この線数では違和感ができそうです。

画像出力の時に特定の線数をあらかじめ設定した線数へ置き換えるといった

設定があれば便利かもしれません。（ほとんど需要がなさそうですが）

上の画像では一見、網点が綺麗に見えていますが、

拡大縮小すると、やはり理想のような規則性がありません。

網の粒一つを構成する各ピクセルの色、構成や配置が

場所によって微妙に変化しています。

こちらについても今後試行錯誤しますが、念のため報告致します。

Takaki様
初めまして、宮幻と申します。横から失礼します。
私は普段はWEB用はグレーで出力しているのですが、興味深い内容でしたので検証してみました。

画像データは基本的に、画像のピクセルを整数分の１したとき割り切れるよう縮小するのが良いとされています。
無難なのが2分の１、4分の1でしょうか。
虫眼鏡ツールでズームアウトする場合も、５０％、２５％が特に綺麗に表示されているはずです。


さすがにドット感はないのですが、規則的に並んでいます(42.5線は限りなくグレーですが…)
サイズとしても、WEB漫画として問題ない程度の大きさになっていると思います。
Takaki様が上で検証された線数と合わせれば、より自然なトーンになるのではないでしょうか。

それからおまけで…理想として挙げられているトーンについて。
キャンバスを25％で表示したときのトーンの感じに似ている気がします。

縮小表示したときの網点トーンの表示は見た目の良さを重視しているようで、線数の差は無くなっています。
スクリーンショットを取ってクリップボードから新規作成→保存するという手間はかかりますが、
WEB漫画としてはこちらの方が見やすいかもしれません。
サイズ的には、少し大きめですが8分の1の12.5％表示が良さそうです(60線・42.5線は微妙ですが、50線は綺麗でした)