「線の色を描画色に変更」をベクター線に対して使うと線色を描画色に変更できますが、これをラスターレイヤーに対して使い、レイヤーの色変更として使用しています。
しかし大きな面積に対して使うと保存すると容量が増えています。これは最適化保存しても
減りません。
1200dpi、16000×23000のキャンパスで
複数のラスターレイヤーに対してそれぞれ「線の色を描画色に変更」で色を変えていくと
800MBのものが1.2GBまで増えました。(ファイルを開かない状態での数値)
そして「線の色を描画色に変更」で色を変えたレイヤーは、レイヤーのサムネイルをコマンドを
押しながらクリックで描画されている部分の選択範囲を取得すると、非常に時間がかかります。
レイヤーそのもののデータ量が増えているのではないかと思います。
ベクター線に対して「線の色を描画色に変更」で上記のようにしても若干データ量が上がっていると
感じます。(ラスターのように描画している面積が多くないので体感的には少ないです。)
単色のラスターレイヤーの色を描画色に変える方法はいくつかあると思います。
1.「レイヤープロパティ」の「レイヤーカラー」から色を変える方法。
問題点----ベースがブラックであれば「レイヤーカラー」がそのまま色として出ますが、他の色だと
ベースの色に左右され薄くなってしまいます。
2.レイヤーのサムネイルをコマンドを押しながらクリックして描画されている部分の選択範囲を取得→
塗りつぶし
問題点----アンチエイリアスのぼかし分の1pixelほど色が拾えず、大きく色が違う塗りつぶしを行うと
「ふちどり」ができる
3.透明ピクセルをロックした上で塗り潰し
問題点---今回の問題と同様に容量アップ&塗り潰し後にレイヤーのサムネイルから選択範囲を取得すると
時間が大幅にかかる
4.色相、彩度、明るさから変更
問題点---1,2,3の問題は起こらないがパラメーターを手動でいじるため描画色そのままにすぐ変更できない
ショートカットに「線の色を描画色に変更」を登録するとボタンひとつで単色で塗った部分の色を変更
するのが圧倒的に効率が良く、なおかつキレイなのですが、800MBのものが1.2GBまで増えるというのが
非常に困ります。
この症状はフィルタのスムージングをかけたあとにそのレイヤーのサムネイルをコマンド+クリック
によって選択取得すると大幅に重くなる症状と似ています。
一度重くなったものはpsd保存して、lipに戻すと軽くなりますが、ベクターレイヤーがラスターになってしまうので
現実的ではありません。
「線の色を描画色に変更」の仕様改善、または別の手法による回避方法など、アドバイスをお願い致します。
よろしくお願いします。
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