アナログ原稿の読み込み 2値化について | CLIP STUDIO PAINTのみんなに聞いてみよう | CLIP STUDIO

CLIP STUDIO PAINTのみんなに聞いてみよう

質問&回答しよう!

クリエイターさん同士で、教えて教わる相談コミュニティ

質問を見てみる
更新日:2015/02/24 22:38:02
返信数:6
閲覧数:8133
ID:77453
from hal3k さん
2015/02/24 16:29:50
 
レイヤー

アナログ原稿の読み込み 2値化について

 
アナログ原稿を読み込みグレー仕上げをしたのち 
ウェブ配信のものはそのまま
本になるものはトーン化していたのですが

本になったとき線画がきたない モアレになる などがありました
2値化をしていないから というところまでわかりましたが

まず原稿を読み込むとき キャンバスはグレー モノクロ どれを選べばいいのか
それとも線画のみ描画色をモノクロにした方がいいのか

色調補正→レレベ補正→2値化
した後 線画レイヤーの位置は一番下であっていますか?

書き出しの時 モノクロ2階調とグレーがありますが どちらがいいのでしょう?


ウェブ配信 本 どちらにも対応できる 基本の手順を教えてください

------------------------------------------------------------
■バージョン:
※右上の[?]アイコンをクリック後に[バージョン情報]で確認できます。

■OS
Windows XP(   ) Windows Vista(   ) Windows 7 (   )
Windows 8(   ) Windows 8.1( ○  )
MacOS X 10.5(   ) MacOS X 10.6(   ) MacOS X 10.7(   )
MacOS X 10.8(   ) MacOS X 10.9(   ) MacOS X 10.10(   )
その他(   )
------------------------------------------------------------
from
CLIP
サポート担当
さん
2015/02/24 16:59:41
印刷・Web両方で使える原稿を制作する場合、原稿自体は
印刷用の大きいキャンバスでモノクロで作成し、Web用に出力する際に、
トーン化をOFFにしつつグレースケールで縮小出力する方法が
良いかと存じます。

印刷想定のモノクロ原稿の場合は、キャンバスの解像度は600dpiが
推奨されていますので、新規作成時に必ず600dpiになっている事を
ご確認ください。



また、キャンバスの解像度が高くても、スキャンで取り込む設定の方で
解像度が低いと線画の画質が落ちるので、必ずスキャナドライバの
設定の方も600dpiになっている事を確認して、取り込みを行ってください。

※なお、モノクロ原稿にスキャンした線画を読み込んだ場合、
 レイヤープロパティで[トーン]がオンになりますが、
 こちらはオフにした上でレイヤーのラスタライズをして下さい。

色調補正をかけて2値化した後の線画レイヤーの位置は、基本的には
仕上がり時の品質とは関係はございませんので、どの位置でも大丈夫です。

トーンでモアレが出るケースについては様々な要因がありますので、あらかじめ
こちらのページなどをご覧の上、モアレ防止にお役立てください。

最後の書き出しは、印刷用の場合は、表現色をモノクロにし、
拡縮率は100%のままで出力します。
Web用の場合は、下記の設定にすると綺麗に出力されます。

・表現色:グレースケール
・色の詳細設定:[レイヤーに付与されたトーン効果を有効にする]のチェックを外す
・出力サイズ:[出力サイズ指定]にチェックを入れ、単位を[px]にしてWebに適したサイズに縮小する
・拡大縮小時の処理:イラスト向き

上記を原稿制作のご参考にしていただけますと幸いです。

なお、この掲示板はCLIP STUDIOの掲示板のため、CLIP STUDIO PAINTの
掲示板に移動させていただいてもよろしいでしょうか。

併せてご確認いただけますようお願いいたします。
from
スレ主
hal3k
さん
2015/02/24 18:38:25
丁寧な語説明ありがとうございます!
立て続けに質問失礼します


最後にレイヤーを統合して 2値化する時に
ブラシなどで塗ったような  ぼかし の部分がなくなってしまうのですが
階調あり にしてもきえてしまうのです

基本印刷にだすものはブラシやなじませなど カラーの際つかう機能は使わない方がいいのでしょうか?
あと透明度を残す という項目はどんな効果があるのでしょう?


from
CLIP
サポート担当
さん
2015/02/24 19:11:37
ご返信をいただき、ありがとうございます。

レイヤーの統合は、[レイヤー]メニューの[画像を統合]などから
行っていますでしょうか。

原稿の完成後にレイヤーを統合してしまうと、トーン情報が無くなり、
あとからトーン化の解除など出来ないため、今回のように印刷・Web
両方の原稿を制作する際には特におすすめ出来ません。

最終的に汎用形式で画像を書き出しますが、この際に自動的に
統合されたものが書き出されますので、元のデータはレイヤー構造を
残したままにしていただいて大丈夫です。

2値原稿においてぼかし等を使いたい場合は、こちらの方法を
ご参照の上、あらかじめ網点トーンでの描画を行えばモノクロで
出力時に消えることはございません。

可能であれば、一度簡単なテスト用の原稿を制作し、印刷・Web表示共に
問題無いことをご確認の上で制作されるのがよろしいかと存じます。

よろしくお願いいたします。
from
スレ主
hal3k
さん
2015/02/24 20:46:30

ご回答ありがとうございます!

質問が重複してしまうかもしれませんが
モノクロキャンバスにアナログ原稿をスキャン→ 2値化 と処理を行った原稿は

そのあとのトーン処理完成後
書き出す前に
画像統合→2値化 はする必要はないということで大丈夫でしょうか?



質問の場所を間違っていたようでご迷惑おけけしました!



from
CLIP
サポート担当
さん
2015/02/24 21:01:22
ご返信をいただき、ありがとうございます。

表現色をモノクロにしたキャンバスでトーン貼りなどを行うと、
トーンは自動的にモノクロの網点化されます。

スキャンした線画さえ一番初めに2値化しておけば、最後に書き出す前に
統合や2値化をする必要はございません。

逆に、統合してしまうと後からWeb用にも書き出しをする際に、
トーン部分が汚く縮小されてモアレてしまいますので、レイヤー構造は
維持していただく事をおすすめいたします。
from
スレ主
hal3k
さん
2015/02/24 22:38:02
わかりやすく回答して頂きありがとうございました!
よく理解できました