モノクロの原稿を書きたい場合は、基本表現色は[モノクロ]にして
制作するのが望ましいです。
その上で、ぼかすようにトーンを描きたい場合は、こちらの手法を
ご利用いただければ、網点状態のトーンに出来ます。
今回はすでに基本表現色グレーで制作いただいていますので、
線画やフキダシの線、コマなどにアンチエイリアス(ボケ足)が
かかっている可能性があります。
アンチがある状態で[モノクロ2階調(トーン化)]で出力してしまうと、ボケ足の
グレー階調の部分もトーン化されるため、線のフチ部分がボコボコに
なってしまう場合があります。
■アンチエイリアス有り(書き出し前に処理が必要) ■アンチエイリアス無し(処理無しでOK)
もしキャンバスを拡大表示した際に、上図左のように線画にボケ足がかかっている場合、
線画のレイヤーを選択し、ツールプロパティで表現色を[モノクロ]にしてください。
※[プレビュー中の表現色を適用]でモノクロ化が確定します。
フキダシやコマ枠レイヤーがある場合は、[操作]ツールの[オブジェクト]を
選択した状態で、フキダシ/コマをクリックすれば、サブツール詳細画面で
アンチエイリアスをOFFに出来ます。
※[ウィンドウ]メニュー→[サブツール詳細]で表示できます。
線画に対して上記の処理を行ってから、書き出し時に[モノクロ2階調(トーン化)]を
選択すれば、トーン部分のみ網点化されたモノクロ原稿に出来ます。
お手数ですが、ご確認をお願いいたします。