ベクターの線を交点まで消すと描き初め部分が消えない | CLIP STUDIO PAINTのみんなに聞いてみよう | CLIP STUDIO

CLIP STUDIO PAINTのみんなに聞いてみよう

質問&回答しよう!

クリエイターさん同士で、教えて教わる相談コミュニティ

質問を見てみる
更新日:2016/07/31 19:25:01
返信数:1
閲覧数:1480
ID:87892
from ささ子 さん
2016/07/31 15:53:50
 
ツール

ベクターの線を交点まで消すと描き初め部分が消えない

  ベクターレイヤーに描いた線を、ベクター用消しゴムで交点まで削除しようとすると、線の描き始めのインクだまりのようなところが消えずに残ってしまいます。
描き初めにも意図しない交点ができてしまっているのかと思いますが…。どうにか回避方法はないでしょうか?
------------------------------------------------------------
■バージョン:
※Windowsは、[ヘルプ]メニュー → [バージョン情報]で確認できます。
※MacOSXは、[CLIP STUDIO PAINT]メニュー → [バージョン情報]で確認できます。

■グレード
DEBUT(   ) comico(   ) PRO(   ) EX(○ )

■OS
Windows XP(   ) Windows Vista(   ) Windows 7 ( ○ )
Windows 8(   ) Windows 8.1(   ) Windows 10(   )
MacOS X 10.5(   ) MacOS X 10.6(   ) MacOS X 10.7(   )
MacOS X 10.8(   ) MacOS X 10.9(   ) MacOS X 10.10(   )
MacOS X 10.11(   ) その他(   )
------------------------------------------------------------
from
CLIP
サポート担当
さん
2016/07/31 19:25:01
ベクターレイヤーは、ラスターレイヤーのようにドットの集合体で構成されておらず、
線一本一本の単位で情報を持っております。

ラスターレイヤーの場合は、ドットの集合体で画像が形成されているので、
消去も1ドット単位で行います。
そのため、消しゴムや透明色のニュアンスをそのまま反映した消去が行えます。

一方ベクターレイヤーは線ごとに太さや入り抜き、曲がり加減などの
情報が保持されているので、消しゴムをかけた場合、その線を分断して
線を再形成します。
このとき、消しゴムのストロークがベクターの中心線にまで達していない場合は、
描画線を消すことができません。

ベクターレイヤーの特性を残しつつ、線の一部を消したい場合は、
消しゴムの[ベクター消去]のチェックを外して透明ベクター線で消去をするか、
レイヤーマスクを使用して消す方法になります。

それぞれの手順は以下になります。

■透明ベクター線で消去
1.[消しゴム]の[硬め]を選択します。
2.[ツールプロパティ]にある[ベクター消去]のチェックを外します。
3.消したい箇所に消しゴムをかけます。

※透明のベクター線ができますので、この状態で下のレイヤーと
 統合すると透明線の部分が消える場合がありますのでご注意ください。

■レイヤーマスク
1.消したい線画のレイヤーを選択します。
2.消したい箇所を選択範囲ツールの[選択ペン]等で選択します。
3.[レイヤー]メニューの[レイヤーマスク]を開き
 [選択範囲をマスク]を選択します。

また、ベクターの特性を残さなくても良いという場合でしたら
ラスタライズして消しゴムをかけると線の一部分のみ消去されます。

よろしくお願いいたします。