読み込んだペン先端素材に描画色が反映されない。

CLIP STUDIO PAINT PROをご利用いただき、ありがとうございます。

[デコレーション]ツールにて以下の設定をすることで、[水彩]ツールと同様に描画色が反映
されるかお試しください。

１．[ウィンドウ]メニュー→[ツール]、[サブツール]、[サブツール詳細]を選択しチェックを入れます。

２．[ツール]パレット→[デコレーション]ツールを選択します。

３．[サブツール]パレット→任意のサブツールを選択します。

４．[サブツール詳細]パレット→[インク]項目を選択し、[下地混色]チェックボックスを有効にして、
　　[絵の具量]・[絵の具濃度]などその他の設定を調整します。

　　なお、インク項目の設定の詳細については下記URLをご参照ください。

　　■CLIP STUDIO PAINT PROツール設定ガイド HTML版「インク」
　　　
また、上記の設定をされなくとも、素材をご登録される際に画像をグレーにしていただくことで、
[デコレーション]ツールで描画色が反映されるようになります。

現状のCLIP STUDIO PAINT PROでは、以下の操作によりカラーの画像をグレーに変換することが
できますので、お試しください。

１．[レイヤー]パレットでグレーにしたいカラーのラスターレイヤーを選択します。
２．[編集]メニュー→[輝度を透明度に変換]を選択します。

なお、下記URLに本機能の詳細がございますので、よろしければあわせてご参照ください。

■CLIP STUDIO PAINT PROユーザーガイド HTML版「編集メニュー > 輝度を透明度に変換」

また、現状CLIP STUDIO PAINT PROではIllustStudioのような[レイヤーの変換]機能がございませんので、
こちらの機能はご要望として承らせていただき、今後の製品に活かすべく、対応を検討して参ります。

お手数おかけしますが、よろしくお願いします。

A5様

前回のご案内につきまして一部修正させていただきます。

■描画色を用いるペン先素材の作成について
描画色を用いるペン先を作成していただく場合、素材となる画像を描画（作成）する
レイヤーを作成する際に「単色」または「グレー」のラスターレイヤーを作成して
いただく必要がございます。

「単色」または「グレー」のラスターレイヤーに描画した画像を[素材]パレットに登録
することで、登録した素材（ペン先）は描画色を用いて描画できるようになります。

なお、「単色」のラスターレイヤーの場合はメイン描画色のみ、「グレー」のラスター
レイヤーの場合は「メイン描画色」と「サブ描画色」を使用することができます。

■カラー画像のグレー画像への変換について
[編集]メニュー→[輝度を透明度に変換]を選択することで、レイヤーの表現色に変更
されると前回のご案内にて記載いたしましたが、こちらにつきましてはレイヤー上の
画像のみを変換する機能で、レイヤー自体の表現色を変換する機能ではございませんでした。

この度はお客様に誤解を招くようなご案内をしてしまい誠に申し訳ありません。


うみのいえ様、はるまき様

それぞれ個別にご回答いたしますので、今しばらくお待ちいただくようお願いいたします。

よろしくお願いいたします。

>サポート担当さん2012/06/04 19:11:14
>カラー画像のグレー画像への変換について

この手順でいけないでしょうか？
8bitグレーブラシの場合です

1
カラーのラスターレイヤーにブラシ先端の画像を作った場合です。
同じ色で透明度（アルファ値）を変えてある画像、ラスタレイヤー表現色グレーのレイヤーに作ってある場合は3の項目はいらないです。

2
「新規レイヤー」作成からラスターレイヤ→「表現色グレー」を選択してグレーレイヤーを作る
※「新規ラスターレイヤー作成」ではないので注意。メニュバーまたはレイヤーパレット左上のメニュー表示から選ぶ※

3
ブラシ先端を書いたカラーラスタレイヤーを「輝度を透明度に変換」

4
「輝度を透明度に変換」したブラシ先端画像があるレイヤーで「レイヤーから選択範囲」で選択範囲を作る

5
グレーレイヤーに移動して黒で塗りつぶす。


6
5で作った画像を選択範囲で囲って「画像を素材として登録」

１bitブラシを作る場合は2で製作するレイヤーの表現色を単色にする

うみのいえ様

お手数ですが、前回のご案内の「■描画色を用いるペン先素材の作成について」を
ご確認いただき、再度描画色が反映されるかご確認いただけるようお願いいたします。


はるまき様

■[素材のプロパティ]画面の表現色の記載について
こちらについてはお客様からのご要望としてお受けし、今後の開発に活かすべく、対応を
検討して参ります。

■ブラシ先登録時の設定について
ブラシ素材は[素材]パレットに登録されると、ブラシ以外にも画像素材としてもご利用
いただけます。
そのため[ブラシ先端形状]に素材を設定する場合はこの設定は無視されます。
なお、詳細については以下の通りです。

１）タイリングについて
タイリングをオンにすると、素材をキャンバスに貼り込んだ時にタイル状に並べられます。
プルダウンメニューで、並べるときの繰り返し方法と方向を指定します。

２）重ね合わせ順指定について
素材をキャンバスに貼り込んだ時の[レイヤー]パレットでの挿入位置を指定します。
オフにすると、編集中のレイヤーの上に新規レイヤーが作成され、素材が貼り込まれます。
オンにすると、スライダーで、素材のレイヤーの挿入位置を指定できます。

３）拡大縮小について
素材をキャンバスに貼り込む時の大きさについて設定となります。

■白黒ブラシについて
メイン描画色とサブ描画色が使用できるブラシのことでよろしいでしょうか。
その場合は前回のご案内にあります、グレーのラスターレイヤー上に素材を作成して
いただくことで作成できますので、お試しください。

■ブラシ素材の作り方について
こちらにつきましては、素材全体の登録方法となってしまいますが、「CLIP STUDIO PAINT PRO
ユーザーガイド」のP416以降に「素材を登録する」として記載がございます。

すでにご覧になられているかもしれませんが、こちらをご参照いただくようお願いいたします。

よろしくお願いいたします。

clouddrift様

アドバイスをいただき有りがとうございます。

ご報告いただきました方法にてカラーのラスターレイヤー上の画像を
グレーのラスタレイヤーに複写するような形で表示されるのを確認
いたしました。
また、この状態で[素材]パレットに登録できることも確認いたしました。

なお、このままですと透明部分が残ってしまいますので、白黒ブラシと
ご登録されるには、白で塗りつぶしを行なっていただくようお願い
いたします。

よろしくお願いいたします。

サポート担当様　
サポート通り設定したところ描画色で描けました。丁寧な対応有難うございます。


他の方も質問されてるようなので、折を見て解決済みにしようと思います。

横からすみません。
まず「デコレーションブラシ」に自作画像を設定するにはどうしたらよいのでしょうか？
「画像を素材として登録」にも「デコレーションペン」というホルダーがなく
「画像素材」＞「ブラシ」には登録されるのですが
「ツール」の「デコレーション」のカテゴリに表示されません。
（「デコレーション」＞「サブツール」内のチューリップの形をした「サブツール」内に
登録したいのです）
マニュアルをみても書いてなくてやりかたがわからず困っております　｡・ﾟ・（ﾉД`）・ﾟ・｡

>>ちぜさん
ブラシの登録方法はみんなに聞いてみようのボードの方で聞いてみてください。　　

>うみのいえさん
ペン素材のブラシ先端素材の種類についてCLIP STUDIO PAINTのマニュアルでは説明ページがないので
IllustStudioのパターンブラシの種類を見てもらえばわかりやすいと思います。
http://www.clip-studio.com/clip_site/howto/library/page/view/clipgeneral_patternbrush_01_002
質問されていることはclouddriftさんの書き込みを手順通り最後まですれば解決できると思うのですがどうでしょうか？


各素材の登録方法　まとめ
■カラーの素材登録
　ラスターレイヤーにカラーで描いた素材をそのままペン先端素材とし登録するとカラーペン先端素材として使用できます。

■グレーの素材登録　［CLIP STUDIO PAINTで素材を作る場合］
　CLIP STUDIO PAINTを使ってグレー(8bit)の素材を作りたい場合は
　［レイヤー］→［新規レイヤー］→［ラスターレイヤー］→表現色グレーを選択
　作成されたグレーレイヤーに素材を作成→ブラシ先端素材として登録する。

■グレーの素材登録　［外部から素材を取り込む場合］
　外部から読み込んだ素材をグレーのペン先端素材として登録し使用するには
1.［レイヤー］→［新規レイヤー］→［ラスターレイヤー］→出てきたウィンドウの表現色グレーにチェックをいれて
    グレーのラスターレイヤーを作成する。

2. ペン先端素材として登録したい画象をCLIP STUDIO PAINTで開く

3.読み込んだ素材を［編集］→「輝度を透明度に変換」する。

4.「輝度を透明度に変換」したブラシ先端画像があるレイヤーを選択し右クリック
「レイヤーから選択範囲」→［選択範囲を作成］で選択範囲を作る

5.手順1で作成したグレーレイヤーに移動して黒で塗りつぶす。
　
6.塗りつぶされたペン先端素材として登録する。

■黒白の素材登録
　グレーレイヤーを使って白と黒で塗りつぶした二種類の素材を用意し個々に素材登録
　またはひとつのグレーレイヤーに黒と白で描画された素材を登録

アドバイスくださったclouddriftさんありがとうございました。
ペン先端素材の表現色の種類説明や登録方法は分かり難く早急にマニュアルに追記していただく必要があると感じました。
現時点でペン先端素材の描画色関係の登録方法が解決できていると思うのでここでこのスレッドを閉じようと思います。
ありがとうございました。

本掲示板にてご指摘頂いておりましたレイヤー変換について
バージョン1.0.3にて機能追加を行いました。

お手すきの際にでもご確認頂けますようお願いいたします。