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更新日:2012/12/26 20:34:25
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ID:35631
from へいたろう さん
2012/12/26 14:45:20
 
定規/コマ枠

+定規の提案について(パース定規関連)

  パース定規の仕様について、いろいろと提案や要望があると思いますが、
更に要望を増やすようなことを書きます。ごめんなさい。

パース定規を使って、複数のオブジェクトに対しての描画で
消失点を追加するやり方ができるようになっていますが、
これとは別でも構いませんので、「+」定規というものを作りませんか?

■ひとつめの提案「+定規」
1点透視パース定規の水平(アイレベル)垂直にスナップする部分だけを取り出した定規です。

上図の青い水平垂直のものが提案の定規です。
平行線定規に垂直方向のスナップが追加されたモノだと思ってください。

さらに②のパース定規を作成したときに、①の定規に「中心点」がスナップできるようにします。
スナップするだけで、分離もできる状態が望ましいです。

②の定規は回転もでき、回転の差異はスナップしている中心点も回転できるようにします。(ガイドラインも一緒に回転できると有り難いですが)

この方法で消失点がアイレベル上を移動するだけでなく、垂直方向へ移動する描画が可能になります。更に②の定規のみを他のレイヤーにコピーして消失点を移動すれば、消失点が闇雲に増えてスナップが難しくなることも無くなります。

■もうひとつの提案「図形ツールのパース定規ではアイレベルを自動作成しない」

また、上図の様なアニメの背景でも良く使われるパースの理論からすこし離れた技法にも対応できるようになります。

現状のパース定規では2つの消失点を作成すると必ず「2点透視」として扱われるので上記の様な配置はできません。[図形]ツールの[パース定規]を作成した際に自動で作成されるアイレベルなどの補助機能を作成しないようにして欲しいのです。

パース定規に消失点を増やすという方法論ではなく、「スナップできる放射線の中心点(複数作ることができる)」と「水平垂直にスナップ(かつ中心点がスナップ)する定規(1レイヤーにつき1つのみ)」を作る方法を用意していただきたいのです。

また、それぞれのパース定規(消失点1つごと)は別々に選択ができ、[delete]での削除対象にしてください。

同じ構図内で曲がり角や坂道、回転する図形を描く場合、「消失点が水平垂直にスナップ」さえできれば充分です。それ以上の回転が必要なものであれば新しく3点透視のパース定規を作成しなければ対応できません。

パース定規について様々な要望がありますが、この方法で解決の糸口とはできないでしょうか。できれば他の方のご意見をいただければ幸いです。

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■バージョン:
※[ヘルプ]メニュー → [バージョン情報]で確認できます。

■グレード
PRO(   ) EX( ○  )

■OS
Windows XP(   )  Windows Vista(   )
Windows 7 ( ○  )  Windows 8(   )
MacOS X 10.5(   ) MacOS X 10.6(   )
MacOS X 10.7(   ) MacOS X 10.8( ○  ) その他(   )
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from
スレ主
へいたろう
さん
2012/12/26 14:52:28
■②の定規は回転もでき、回転の差異はスナップしている中心点も回転できるようにします。(ガイドラインも一緒に回転できると有り難いですが)

この方法で消失点がアイレベル上を移動するだけでなく、垂直方向へ移動する描画が可能になります。更に②の定規のみを他のレイヤーにコピーして消失点を移動すれば、消失点が闇雲に増えてスナップが難しくなることも無くなります。
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ごめんなさい、↑の文章中の「②の定規」は「①の定規(つまり+定規)」の間違いです。ごめんなさい。
from
ねぐら☆なお
さん
2012/12/26 16:07:15
①の「+定規」、発想はとてもおもしろいですね。あると使用機会は多くあると思います。
汎用性が高そうなので、搭載されると「パース定規」的な使い方に限定せずに作画に役立ちそうです。

個人的にはパース定規そのものに付け加えて欲しい機能としては、「消失点上に、アイレベルに垂直なガイド線を表示する」機能です。
これは「傾斜屋根」や「階段」などを描く時に消失点を追加で設定する場合、その面のアイレベル上の消失点の垂直に設定する必要があるからなのですが、現状、自分はコミスタではガイド線を設定して作業しています。
これが任意に「ガイド線表示」させることが出来、かつそこに消失点がスナップしてくれれば、すごく作画が楽になるだろうなと思っています。

へいたろうさんの発案の「+定規」の消失点スナップ機能は、考え方としては同等なので、併せてクリスタの機能強化のためのアイディアとして考えて頂ければと思います。

もう一つのアイディアは、「アイレベルを自動で生成しない」というのがキモと考えればいいでしょうか?

作画の実例は、一点透視の画角の広さにより生じる不自然さを解消するために、現場で取り入れられる作画技法の一つですが、拝見すると、「+定規」に任意の消失点を複数作成することが出来るという考え方で解決できそうな気がします。
実際にはこの様に2つ消失点を作成した時には、右半分の作画では右の消失点のみ有効となり、左半分の作画では左の消失点のみ有効となるという機能が欲しくなります。それがないと、予期せぬ方向に線を引いてしまうことになるので、だれでも簡単にというわけには行かないので、少し難しく感じます。

作画スタイルによって、欲しい機能がかなり多様でかつ限定的になる可能性があると思いますが、へいたろうさん発案のアイディアの「+定規」は、汎用性の高い定規なのでぜひ考慮して頂きたいと思います。
from
スレ主
へいたろう
さん
2012/12/26 19:42:00
>ねぐら☆なおさん
ありがとうございます。

「アイレベル上の消失点に垂直線のガイドを作る」という機能も、例えば「+定規」が複数作れるものであれば対応できないでしょうか。

「+定規」をレイヤー上に複数作ることができ(定規が回転されることも想定し、「+定規」そのもののコピーができるのが一番望ましいと思います)、移動可能であれば消失点をスナップさせるための「+定規」を消失点上に移動できると思います。


あくまで、作成できる定規に手を加えることが少ない状態を理想と考えています。利用者の工夫で様々なケースに対応できる柔軟さを持たせる。単純につかうことも複雑に使うことも、それはユーザーが自由に工夫できるという考えです。

根本的な願いとしては、「ツールの単純化」です。

パースペクティブについてはすべての方がその内容を熟知して使っているワケではないでしょうし、パース定規に複雑な機能が付加されればされるほど扱い方が難しくなっていくジレンマがあると思います。

単純に「集中点に向かう定規」と「アイレベル/垂直線にスナップする定規」の組み合わせでパース定規の内容が実現できるのであれば、熟知した方はこれらの定規を組み合わせたレイヤーを素材として登録するなどで、簡単に使うこともできるようになると思うのです。

現状の(ComicStudio含む)パース定規の弱点は「アイレベル」ラインにのみに消失点がスナップできる点です。パースでの考え方としてはこれで必要充分なのですが、「被写体によって消失点が移動する」というケースではアイレベルにしかスナップできない消失点がそのまま弱点になってしまっているのだと思います。

そういった利用方法の想定も踏まえた上で、消失点もスナップできる「+定規」を提案します。
from
ねぐら☆なお
さん
2012/12/26 20:34:25
ああ!なるほど。そのアイディアは凄くいいですね。

自分が考えていた「消失点の垂直ガイドライン」と「スナップ」も、その「+定規」を「パース定規」のレイヤーに加えることが出来るならば、実現可能ですね。

「ツールの単純化」という考え方、とても合理的でかつ実用的で理解できました。

要は「一つの定規レイヤー上に複数の定規を加える事で、ユーザー個々の要求する細かな機能に合わせた多機能な定規を作成することが出来る。」という考え方ですね。

「パース定規」そのものに多機能化を求めると、操作が煩雑になりすぎてしまうという危険性もあるのは確かです。実際にComicStudioのパース定規において、パースペクティブの概念をよく把握しきれていない状態で、不必要に消失点を増やしたりガイド線を増やすことで、かえって混乱を招いている実例を見たこともありますので、CLIP STUDIO PAINTのパース定規を同様に多機能化すると、そのような弊害の可能性も十分考えられます。

一つ一つの機能を単純化させる事により、ユーザーが自分のスタイルにあった使い方ができるというのは、こういうアプリケーションにとっては重要なことだと言えるでしょう。

複合的な使い方が可能な「+定規」の提案に賛成します。

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