回転動作後の劣化について | CLIP STUDIO PAINTの要望・不具合ボード | CLIP STUDIO
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CLIP STUDIO PAINTの要望・不具合ボード

更新日:2013/12/24 19:40:27
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ID:37084
from 藍@ さん
2013/03/19 17:15:57
 
選択/編集

回転動作後の劣化について

 
線の劣化について質問です。
上記のように、画像を選択→回転で動かすと、明らかに線が劣化します。
アンチエイリアスのかかった状態を保った上で、劣化しないような設定は可能ですか?
他のソフトでは同じ動作をした場合ここまで劣化することはないので、
大変気になります。
どうぞよろしくお願いします。

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■バージョン:
※[ヘルプ]メニュー → [バージョン情報]で確認できます。

■グレード
PRO(   ) EX( ○ )

■OS
Windows XP(   )  Windows Vista(   )
Windows 7 ( ○ )  Windows 8(   )
MacOS X 10.5(   ) MacOS X 10.6(   )
MacOS X 10.7(   ) MacOS X 10.8(   ) その他(   )
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from
CLIP
サポート担当
さん
2013/03/19 19:19:24
[変形]機能で回転されたレイヤーの種類がラスターレイヤーですと、
画像は点の集まりで構成されていますので[変形]機能により、
点の集まりが変形され画質の劣化が生じます。

そのため、複数回繰り返しますと、変形が何度も行われますので、
ぼやけるなどの画質の劣化が大きくなってまいります。

ラスターレイヤーですと、こちらの劣化は避けられませんので、[変形]機能を
頻繁に使用される画像の場合、ベクターレイヤーをご使用下さい。

ベクターレイヤーの画像は、点の座標情報で構成されていますので、
[変形]機能で回転した際に画質が劣化いたしません。

もしくは、[編集]メニュー→[画像を素材として登録]より素材登録して
ご使用頂きますと、変形操作を行っても劣化いたしません。

お手数おかけしますが、よろしくお願いいたします。
from
逃亡者
さん
2013/03/24 06:38:34
他社のソフトと比較すると画質の劣化が目立ち過ぎます。
はっきり言って使えないレベルです。

直して欲しいです。
from
うごく似顔絵
さん
2013/03/25 15:50:46
画像素材で登録すればOKとのこと、ありがとうございます。
ただ、やはり素材ですと位置決めが難しいですし、上記のように変形を繰り返したい場合その分手間もかかります。
CLIPはどんどん使いやすくなっていて有難いのですが、可能であればラスターの連続変形でも劣化が目立たない仕様にしていただけるとうれしいです。
from
CLIP
サポート担当
さん
2013/03/25 18:16:16
引き続きご意見をくださり、誠にありがとうございます。

ラスター画像の変形は、デジタルの特性上、少なからず劣化が発生してしまいます。

他社製品について断定的なことは言えませんが、写真加工の用途が主な
ソフトウェアでは、一般的に"バイキュービック法"というアルゴリズムで変形
処理を実現しているようです。

これに対してCLIP STUDIO PAINTでは、"バイリニア法"というアルゴリズムを
採用しております。

バイキュービック法の場合、エッジが強調されるような変形になりますので、
アンチエイリアス周辺の劣化は少なくなりますが、輪郭線を含む画像を
変形した際、線の周りが白っぽくなる劣化が発生します。

CLIP STUDIO PAINTは、輪郭線(主線)がある描画に使用される機会が多く、
この劣化の影響を強く受けてしまうため、バイリニア法を採用しています。

しかし、描画内容によってはバイキュービック法が優れている場合もあるため、
このアルゴリズムを用いた変形も開発し、状況に応じて選択できるような
仕組みにすべく調査・検討中です。

恐れ入りますが、お時間をいただけますようお願いいたします。
from
リューフィ
さん
2013/06/15 11:23:49
内部的にシャープ補正をかければ劣化が顕著にならないと思います。
from
ryotas
さん
2013/08/21 10:41:25
変形は下書きの時にとにかく繰り返すので、バイキュービック法とやらの開発を期待しています
from
朧月夜に舞う胡蝶
さん
2013/08/22 16:02:01
藍@さま、皆さまこんにちは。朧月夜に舞う胡蝶と申します。
横から失礼します。

回転や変形の際に画像が劣化するとのことですが、
担当さまも仰られている通りラスタは多数のドット (ピクセル) の集合で
図形 (絵や文字など) を表現しますから、回転などを加えるとどうしても劣化してしまいます。
これはラスタの宿命でどのような画像補間方式であっても完全に補えるものではありませんから、
(つまりバイリニア法やバイキュービック法、あるいはランチョス法などの
画像補間方式の違いに関わらず劣化するのは避けられないということです)
最初から拡大・縮小や回転などを加えることが分かっている場合は
ラスタレイヤではなくベクタレイヤに描画されたほうがよろしいかと。
(ベクタはストローク (ノード間の情報) を座標の形で扱いますので
こうした拡大縮小回転などによる劣化とは無縁です。
それにVer.1.2.7でベクタライズ (ラスタ→ベクタ変換) もできるようになりましたし。
(でもベクタライズするよりは最初からベクタレイヤに描画したほうがきれいで確実なんですよね^^;))


以上、取り留めのないことをだらだらと述べてきましたが、
少しでも参考になりましたら幸いです。
それと乱文失礼いたしました。


from
CLIP
サポート担当
さん
2013/12/24 19:40:27
先日公開いたしました最新バージョンでは、[編集]メニュー→[変形]を実行中や
[画像素材レイヤー]を[オブジェクト]サブツールで選択したときの、
[サブツール詳細]パレットの[補間方法]の項目に[輪郭強調]の選択肢が追加
されております。
回転や自由変形を行うときに従来よりも輪郭線がはっきりした結果になります。

■CLIP STUDIO PAINT アップデータ最新版

お手すきの際に、最新版へのアップデートをお試し頂ければと思います。

よろしくお願いいたします。

2019年11月28日に本サービスの投稿受付は終了いたしました。「CLIP STUDIO SUPPORT」をご利用ください。

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