from Backburner01 さん

2013/05/01 20:55:38

ツール

大きなブラシが重い・遅い

ちょっと辛口の書込をします。

ブラシサイズ300px以上になるとストレスを感じます。ボケ足の大きいブラシが特にひどいです。

なんとかならないでしょうか。

ここはペイントソフトとしては一番大事にしなければならない部分と思うのですが。

基本部分の描画処理と思いますのでこれを修正するのは大変なのでしょうか。

イラスタから本格的に移行しようと考えていますがいつもこの部分で断念しています。

結果的にイラスタや他のペイントソフトを併用していますが

できればCLIP STUDIO PAINT（以下記事内ではクリペと略称）で完結したいと思います。

過去ログの同様の書込をチェックしましたが

描画エンジンが違うのでしかたがない、で完結していて

直します、という期待は薄いように感じています。

versionが上がるたびにチェックはしているのですが

この部分は手が入ってない。

実際のレスポンスの印象ですと

イラスタの動作感覚の3倍～5倍は遅いです。

これだと快適なペイント作業にならず

そのレイヤーだけ一度解像度を落として作業して戻すか

他のペイントソフトで処理しています。

環境によるものかと思い過去ログの動作環境を

クリアにする部分はだいたいチェックはしてみましたが動作は変わりません。

ペンツールや他のブラシサイズの

小さいツールでは遅延ストレスを感じません。

当方プログラマではないので詳しいことはわかりませんが

あえて「こうではないか？」という書き方をさせていただきます。

ツールにもよりますがどーもしつこく触っていると

カーソルの部分の描画処理とキャンバスの書換え部分の同期に無駄な処理が多いように感じます。

これはブラシサイズが関係なく、例えば線幅修正ツールの重さにも似たようなストレスがあります。

とはいえ全てのツールを検証しているわけではなく

よく使うツールのみの確認です。

■動作検証

エアブラシ柔らかをベースに修正。ブラシサイズ500

基本の円形、ボケ足多めの硬さ１　テクスチャなし、補正なし、

ブラシ濃度100・間隔によるブラシ濃度OFF

マウス描きでタブレット影響は全てOFF

ストローク感覚・普通

→イラスタでも似たようなツール設定にする

メモリ割り当てはそれぞれ50％

モノクロで1000x1000のキャンバスに

グルグル描いて動作ストレスをチェック。

もっさりの状態を検証するのが目的なので

キャンバスサイズ、ブラシサイズは環境によって調整、

大事なのはイラスタとクリペの環境を同じにして負荷計測する。

※CPU負荷％　新旧２台でざっくり検証

シングルマシンではライセンス規約のためそれぞれ体験版を使用

ピーク時を目測　イラスタvsクリペ

・シングルマシン　100 vs 100　（※あくまでもピークでもっさり状態の時間はクリペが長い）

・クアッドマシン　　18　vs　50

→この結果からイラスタは処理負荷抑え目、クリスタは２コア分100％使い切ると思われる。

マルチコア・マルチスレッド対応してても動作感覚がイラスタより３倍くらい重いのはいかがなものか。

最新の速いマシンで開発しているからではないのか。

数世代前の遅いマシンで開発すれば無駄な動作に気がつくのではないか。

後継のソフトが遅いのは開発がうまく継承されてない印象を受けます。

※描画処理としては

ブラシカーソル部分の書換えと画面の書換えの同期処理が問題ではないか？

※画面縮小率によって書換え動作に差異がでます。

これは66.7％表示でイラスタとクリペを比較すると納得するのですが

クリペでは全ズーム比率でアンチ処理を入れてますよね。

なので画面書換えが遅いのかと納得しました。

等倍や50％画面表示ではアンチ処理が入らないためレスポンスが上がります。

時代に逆行して申し訳ないですがアンチOFF設定は出来ないでしょうか。

今回詳しく検証してみて発見したことがあります。

それはカーソルブラシサイズの表示をOFFるとストレスがかなり軽減される、ということです。

環境設定＞カーソル＞ブラシ系カーソル

ブラシサイズ以外のものに設定するとカーソル部分がリアルタイムでマウスに付いてきます。

画面部分の書換えのレスポンスも上がり、カーソル部分のストレスはなくなります。

重い、と体感する原因の一つにカーソルの◯がズルズルっと遅延することが挙げられますが

それを目で追ってしまうのでストレスになります。

別の例でいうとペンツールの制御点修正では

カーソル＞ライン＞キャンバスの順で書換え処理タイミングが違っていて良い感じです。

ストレス軽減する方法としてカーソル部分の書換えは早めにする。

繰り返しになってしまいますがカーソルとキャンバス書換えを同期しているように見受けられます。

別の画面バッファ処理にならないでしょうか。素人考えでスンマセンが・・。

他社製品で申し訳ないですがフォトショは明らかに別処理になっててカーソル部分はめっちゃ速で

後からキャンバス書換えがついて来る感じですのでストレスは最小に抑えられていると思います。

→結果まとめ

検証しながらだんだんコツがわかってきて

クリペはカーソルはブラシサイズ表示OFF、ズーム表示は割り切れる表示で作業すると

でかいブラシでもだいぶマシに作業できるところまでわかりました。

あとは実データでどこまで使えるかでしょうか。

個人によって使い方は様々なため　自分にあった使い方が通じればいいのですが。

以上何かレポートの様になってしまいましたが

他の部分の機能が優秀なだけにもったいないです。

今後の期待を込めて開発を応援します。頑張ってください。

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■バージョン：1.2.3
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■グレード
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■OS
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