「画像解像度を変更」の補完方法に関する意見

メールにて該当データを送付致しました。ご確認の程をお願い致します。

データをお送りいただき、ありがとうございます。

確認いたしましたところ、「実験用02」のデータは、
キャンバス範囲外に描画が存在している状態でしたので、
解像度変更の際に若干の誤差が発生した状態でした。

お手数ですが、下記の手順をお試しいただき、
画像解像度変更後にずれが発生しないかどうか
ご確認ください。

１．「実験用02」のlipを開きます。

２．イラストが描かれているレイヤーの下に、新規ラスターレイヤーを
　　作成します。

３．イラストのレイヤーを選択し、[レイヤー]メニュー→[下のレイヤーに
　　転写]をし、画像を転写します。
　　※これで、キャンバス外の描画がクリアされます。

４．転写元の古いレイヤーは削除します。

５．[画像解像度を変更]でリサイズし、「実験用01」でリサイズした
　　レイヤーと重ね合わせて、ズレが無いかどうかご確認ください。

上記方法でキャンバス外の描画が無いレイヤーにした上で、
画像解像度の変更を行って下さい。
※キャンバス全選択後の、コピー&ペーストでも可能です。

お手数ですが、よろしくお願いいたします。

確認した所、確かにキャンバス領域外に描写があり、それを取り除いた所、縮小時のズレについては直りました。

…しかし元のデータを色々確認していて、どうも腑に落ちない点があります。
何故同じデータを使ってるのに領域外の描写が残るか消えるかという違いが発生するのか不思議に思い色々調べてみたのですが、
どうやら原因は「画像統合前の何処かに、ラスタライズしていない素材レイヤーが入っているか否か」で、
キャンバス外の描写が消えるか残るかの変化が起こる模様です。

素材レイヤーがある(表示)状態で統合→キャンバス外の描写は消える
素材レイヤーが無い(非表示)状態で統合→キャンバス外の描写は残る

よもやこういう仕様になってるとは思いもしませんでした…


ひとまず問題は解決しましたが、今回の問題の原因部分に関する要望を追加します。

他所のソフトの話になりますが、Photoshopの画像統合は、領域外の描写を削除して、レイヤーを一つにする仕様になってます。
なので画像解像度を変更しても、今回のような部分的な絵のズレは発生しません。

一方、SAIの画像統合には領域外の描写を削除する機能は存在しません。
ですが、解像度変更の補完方法が領域外の描写に依存しない為、
領域外描写の有無により、絵のズレが発生する事はありません。

単刀直入に言うと、これらの他所のソフトのように、
・画像統合によりキャンバス領域外の描写を削除する
・解像度変更の補完の方法が領域外の描写に依存しないようになる
どちらかの機能の搭載を検討して頂けないでしょうか。

今回のようなミスを回避し、作業効率を少しでも上げていく為にも、お願い致します。