ベクターレイヤーの二値化

お問い合わせいただきありがとうございます。

グレースケールで描かれたベクター線を維持したままに2値化されたいとのことですが、ベクターレイヤーを
ラスタライズされない限り、表現色をモノクロに変更されましてもベクター情報は保持し続けますのでご安心
ください。

グレースケールの2値化については既にご存知の通りでございます。
[レイヤープロパティ]パレットの[表現色]から[モノクロ]を選択していただくことで、表示変更が容易に可能と
なっております。

表現色を[モノクロ]にした際に入り抜きの部分が太るとのことですが、ベクターの[線幅修正]機能を使用する
ことができますので下記の操作をお試しください。

１．表現色をモノクロに変更したグレースケールのベクターレイヤーを選択します。
２．[ツール]パレットから[線修正]ツールを選択します。
３．[サブツール]パレットから[線幅修正]を選択します。
４．[ツールプロパティ]パレットの[線幅修正]の詳細から[指定幅で細らせる]を選択し、
　　細らせたいピクセル単位の数値を指定します。
５．細らせたい線の部分を複数回なぞって線幅を調整します。

なお、ペンの入り抜き調整により線幅修正の手間を回避できる場合もございますので、併せてお試しください。

次に「色の閾値」と[アルファの閾値]について、確認のため操作された手順の詳細をお知らせください。

お手数ですがよろしくお願いいたします。

＞次に「色の閾値」と[アルファの閾値]について、確認のため操作された手順の詳細をお知らせください。
これはどういった意味でしょうか？記載した通り、ベクターレイヤーの表現色をモノクロ（にプレビュー）にするとレイヤープロパティの所に「色の閾値」と[アルファの閾値]が表示されないのです・・・・。

線幅修正で入り抜きを修正する手順を教えて頂きましたが、その方法ですと膨大な数の入り抜きを調整しなければならず時間がかかってしまいます。
またペンの設定を変更しても、ベクターの表現色をモノクロに変更すると入抜きが上手く表現されませんでした。

＞線が太くなる状態ですが、もしレイヤープロパティで
＞モノクロに変更していた場合、プレビューの段階だと
＞少々入り抜き部分が太く見える場合もあるため、＞まだお試しでない場合は[プレビュー中の表現色を適用]で
＞適用を行ってみてください。
適用しても同じでした。ラスターレイヤーと比べてみたのですが、ベクターレイヤーの表現色をモノクロに変更した場合は『アルファの閾値』の数値が強制的に１にされた状態でモノクロ化されてしまうので線が太るようです。
せめてベクターレイヤーでも『アルファの閾値』くらいは調整出来るようにして欲しいです。