Photoshopでは、グレースケールに対応したプロファイルを
埋め込めるようになっています。
Photoshopのカラー設定である[一般用][雑誌広告用]は、
あくまでもそれらの用途に応じたカラープロファイルを自動的に
指定するものですので、「印刷結果のプレビュー」とは異なります。
[Web・インターネット用]を選択状態なら、出力時にもその
プロファイルが反映されるので、色が薄くなるということは
ございません。
逆に言えば、[雑誌広告用]の状態で色が薄く表示されている場合でも、
Photoshopから保存する際にICCプロファイルのチェックを外して、
プロファイルを埋め込まないようにすれば、CLIP STUDIO PAINTの
見え方と同じ状態で書き出されます。
※カラーモードを変えるなどした際は、薄い色味が確定されてしまう
場合もあり、その限りではございませんのでご注意ください。
但し、上記に関してはすべてPhotoshopの機能となりますため、
念のためそちらのマニュアルなどでご確認いただくのが
よろしいかと存じます。
CLIP STUDIO PAINTから書き出したグレースケールのデータには、
プロファイルが埋め込まれず、基本的にはそのまま印刷されるものと
お考えください。
なお、モニタ上の見え方と完全に同じ印刷結果になるかどうかは、
アプリケーション間の見え方の問題とはまた別になってきますので、
作成原稿については実際にプリントアウトなどで確認されるのが
一番良いかと存じます。