カラーセット

ゆぅ～さまこんにちは。朧月夜に舞う胡蝶と申します。
横から失礼します。

＞カラーセットの既存の色のところにバケツで色を上書きしてしまったのです

＞元に戻す方法はありませんか？

とのことですが、カラーセットなどの設定はアンドゥで戻すといったことが出来ませんので
本来の色が含まれたセットと置き換えるしか方法がありません。
上書きしてしまったセットによっては元に戻せるかもしれませんので
よろしければご参考までに。

－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－
【1】上書きしてしまった色が含まれるセットが「標準カラーセット」の場合

「標準カラーセット」の場合は「カラーセットの編集」から「デフォルト設定を追加」で
本来の「標準カラーセット」を追加することが出来ますので
こうして追加したセットのみを残し、以前から存在する方を削除することで元に戻すことが可能です。

1.カラーセットパレット右上のスパナのアイコンをクリックして
　「カラーセットの編集」ダイアログを表示します。




2.次に「カラーセットの編集」ダイアログの右側中ほどにある
　「デフォルト設定を追加」をクリックします。




3.セット名の入力を求められますので適当な名前を入力します。

4.あとはダイアログ左側のセット一覧から「標準カラーセット」（はじめから存在する方）をクリックして
　ダイアログ右側の「削除」で削除したあと、（2）～（3）で追加したものを
　「上へ」ボタンで最上位まで移動させれば完了です。

・‥…━…‥・‥…━…‥・‥…━…‥・‥…━…‥・‥…━…‥・‥…━…‥・‥…━…‥・‥…━…‥・
【2】上書きしてしまった色が含まれるセットが「追加カラーセット」や「BrightTone」などの場合
（クリスタに元から含まれるカラーセットの場合）

この場合はクリスタの初期化起動で「カラーセット」にのみチェックを入れて
初期化することで元の状態に戻すことが可能です。
ただ、当たり前の話ですが、カラーセット全体を初期化しますので
あとから追加したものや自作のパレットなどはすべて消えてしまいます。
ですのでこれらが存在する場合は初期化前にバックアップするのを忘れないようにしてください。

1.まずカラーセットパレットのセット名の部分をクリックして
　あとから追加したものや自作のパレットなどバックアップしたいものを選択します。




2.次にパレット左上のメニュー表示アイコンをクリックしてメニューを表示し、
　一覧から「カラーセットの書き出し」を選択します。
　（ファイル名はそのままでかまいませんから、デスクトップなど分かりやすい場所に保存してください）




3.必要なカラーセットの数だけ（1）～（2）を繰り返し、
　バックアップしたいカラーセットをすべて書き出しできたら一旦クリスタを閉じます。

4.画面左下のスタートアイコンをクリックするかキーボードのウィンドウズキーを押して
　スタートメニューを表示、「コンピュータ」→「ローカルディスク（C:)」→「Program Files」→
　「CELSYS」→「CLIP STUDIO」→「CLIP STUDIO PAINT」と順にフォルダを開いていき、
　この中に収められている「CLIPStudioPaint.exe」をクリックして選択状態にしたあと
　（ここでダブルクリックしないように注意）、Shiftキーを押しながらEnterキーを押してクリスタを立ち上げます。
　（一応念のためクリスタが立ち上がるまでShiftキーは押しっぱなしにしておいた方がよろしいかと思います）




5.（4）の結果、クリスタが立ち上がり「初期化起動」ダイアログが表示されますので
　一覧から「カラーセット」にだけチェックを入れて「OK」します。
　（初期化起動を取りやめたい場合は「キャンセル」をクリックすることで
　ダイアログが消え通常起動されますのでご安心を）




6.あとはカラーセットパレット左上のアイコンからメニューを表示して
　「カラーセットの読み込み」で（2）で書き出しておいたセットを読み込めば完了です。

・‥…━…‥・‥…━…‥・‥…━…‥・‥…━…‥・‥…━…‥・‥…━…‥・‥…━…‥・‥…━…‥・
【3】上書きしてしまった色が含まれるセットが自作のものやあとから追加したものの場合

残念ながらこれらの場合は初期化起動などの方法で元に戻すことが出来ませんので
新たに色を追加しなおすしか方法はないかと思います。
（あとから追加したものの場合は現在クリスタにあるものを削除したあとで
同じものを再度読み込みなおすことで元に戻せるかもしれませんが…）

－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－

以上、取り留めの無いことをだらだらと述べてきましたが、
少しでも参考になりましたら幸いです。
それと乱文失礼いたしました。