CLIP STUDIO PAINTの要望・不具合ボード
from GRIDLEY さん
2014/11/09 14:52:45
レイヤー
編集レイヤー単独表示機能"ほかのレイヤーの表示を一時的に切り替え"の改良案 |
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レイヤー単独表示機能の改良案です。 レイヤー単独表示機能というのは、レイヤーウィンドウに表示されたレイヤーの左隣にある目玉アイコンをAltを押しながらクリックするとAltクリックしたレイヤー以外をすべて一時的に非表示にする機能があると思いますがそれのことです。 これを私はアクションに登録して使っています。アクションに表示される機能名は"ほかのレイヤーの表示を一時的に切り替え"です。 これがとても便利なので頻繁に使っています。例えばレイヤーの枚数が何百枚とある場合やレイヤーグループが複数ある状態で、ある特定のレイヤーのみ、もしくはある特定のグループの中にあるレイヤーのみ表示してレイヤーを編集する時などによく使っています。 ただ"ほかのレイヤーの表示を一時的に切り替え"には欠点があります。これを使っている時にレイヤーの可視性が滅茶苦茶になってしまうことがあるのですがこれがその欠点です。そうなるときの原因をいくつか挙げてみます。 たとえばレイヤーA、レイヤーB、レイヤーCとレイヤーが三枚ある場合に レイヤーAとBの可視性はオン、レイヤーCの可視性はオフにしている場合に レイヤーAだけを単独表示にしたくて"レイヤーAを編集レイヤーにし"ほかのレイヤーの表示を一時的に切り替え"を実行したとします。 この状態でレイヤーAを編集レイヤーにして"ほかのレイヤーの表示を一時的に切り替え"を再度実行すれば"ほかのレイヤーの表示を一時的に切り替え"実行前の、レイヤーAとBの可視性のみオンになった状態に戻ります。しかしレイヤーAを単独表示しているときに レイヤーCの可視性をオンにしそのまま一度レイヤーCを編集レイヤーに変更し そのあとにレイヤーAを編集レイヤーにして"ほかのレイヤーの表示を一時的に切り替え"を実行すると元の状態に戻せません 。レイヤーAとレイヤーBを表示し、レイヤーCを非表示していた状態に戻せなくなります。 2 これがレイヤーグループの場合はすこし挙動が違ってきます。 例えばグループAとグループBとグループCと3つのレイヤーグループがあるとして全てのグループの可視性がオンになっているときにグループAを単独表示したとします。 この状態でグループCの可視性をオンにしてしまうと再びグループAを選択して"ほかのレイヤーの表示を一時的に切り替え"を実行したとしても元の可視性の状態、グループAとグループBとグループCすべてが表示されている状態には戻せません。 3 レイヤーグループAの中にレイヤーA、レイヤーBと二枚レイヤーがあるとします。 更にレイヤーグループBがありその中にレイヤーCがあるとします。 レイヤーグループAとその中にあるレイヤーAとレイヤーB、そしてレイヤーグループBとその中のレイヤーC全ての可視性がオンになっているとします。 その状態でレイヤーグループAを単独表示します。するとその中にあるレイヤーAとレイヤーBのみが表示されます。その状態でレイヤーAを編集レイヤーにし"ほかのレイヤーの表示を一時的に切り替え"を実行し、レイヤーAのみを単独表示にしたとします。その状態で、レイヤーBの可視性をオンにし、そのままレイヤーAを編集レイヤーにした状態で"ほかのレイヤーの表示を一時的に切り替え"を実行してしまうと、元の状態に戻せません。「レイヤーグループAとその中にあるレイヤーAとレイヤーB、そしてレイヤーグループBとその中のレイヤーC全ての可視性がオンになっている」状態にもどせなくなるということです。 他にも可視性が滅茶苦茶になってしまうことはあると思いますが、こちらにはどういう規則で"ほかのレイヤーの表示を一時的に切り替え"が動いているのかわからないのですべてあげることはできません。可視性の操作はヒストリーに記録されないので レイヤー数やレイヤーグループの数が多くなれば多くなるほど"ほかのレイヤーの表示を一時的に切り替え"を使った時にレイヤーの可視性の操作を誤ってしまうと単独表示実行前の可視性に戻すのに時間がかかってきます。それとどういった経緯で単独表示状態になっていることが明確にされていないので余計にそういった失敗をする可能性が高まっています。どのレイヤー、どのレイヤーグループ上で"ほかのレイヤーの表示を一時的に切り替え"を実行したのか、それを今まで何回実行して今のレイヤー表示状態になっているか、といったことが分からないので元の可視性に戻すのに失敗することがかなりあるということです。 以上のような欠点が"ほかのレイヤーの表示を一時的に切り替え"機能にはありますがこういった欠点を解消して欲しいのです。 それらの欠点を解消するような機能をもったTVpaintというアニメ作成ツールがあります。 TVPaintにはDisplay Current LayerとDisplay ALl Layers というレイヤー表示機能があります。 TVPaintではレイヤーがそれぞれもっている可視性の設定と、この2つのレイヤー表示モードをトグルしてレイヤーの表示を操作しています。 Display Current Layerモードは現在編集中のレイヤー以外のレイヤーはレイヤーの可視性を無視してすべて非表示にします。 Display All Layersはその逆でレイヤーの可視性を考慮した上で非編集レイヤーも表示します。 これがどうTVPaintで機能するか説明します。 例えばレイヤーAとレイヤーB二枚のレイヤーがあるとして、レイヤーAの可視性のみをオンにしておいてDisplay All LayersからDisplay Current Layerモードに切り替えたとします。 このモードでは編集中のレイヤーのみが表示されるので、レイヤーAを編集レイヤーにすればレイヤーAのみが表示され、レイヤーBを編集レイヤーにするとレイヤーBのみが表示されるようになります。レイヤーAとレイヤーBの持つ可視性の設定は無視されます。 この状態でレイヤーAの可視性をオフにし、レイヤーBの可視性をオンにして、Display All Layersモードに戻すと、Display Current Layerモードの時に変更したレイヤーの可視性が適用されてレイヤーAは非表示になりレイヤーBが表示されるようになります このTVpaintの機能と同じようなものをClip Studio Paintにも導入するといったことは無理でしょうか?たとえば「選択した編集レイヤーのみを表示する」と「選択したレイヤーグループのみを表示する」機能を2つ追加するといった具合です 。編集レイヤーのみを単独表示する場合はTVPaintのDisplay Current Layerのように、全てのレイヤーの可視性を無視して編集レイヤーのみを表示する「選択した編集レイヤーのみを表示する」を実行するようにし、レイヤーグループの中にあるレイヤーのみを表示するならば選択したレイヤーグループとその中にあるレイヤー以外のレイヤーの可視性を無視して、選択したレイヤーグループとその中身のみを表示する「選択したレイヤーグループのみを表示する」を実行するわけです。こうしてもらえればレイヤーとレイヤーグループが持っている可視性に変更を加えることがないので、"ほかのレイヤーの表示を一時的に切り替え"を使用していた時のように誤ってレイヤーの可視性を滅茶苦茶にしてしまうこともなくなりますし、「選択した編集レイヤーのみを表示する」状態にあること、もしくは「選択したレイヤーグループのみを表示する」状態にあることがツール使用者にわかりやすく伝わると思います。可能でしたらこれらの機能の実装をご検討ください。 |
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